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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第29話 あらすじ

2019年10月08日 20時18分07秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
軒轅旻(けんえんびん)…イーサン・ルアン  偽者の世子
斉震(せいしん)…リウ・イージュン  太淵国公
江楓(こうふう)…ガオ・ハンユー
宗越(そうえつ)…ライ・イー



「謀反の決起」


王が偽物と言うなら、その証拠があるのか、と言う帰徳将軍。斉震が「証拠がないことは言わぬ」と返し、雲痕が本物の軒轅旻を連れてくる。扶揺はその男の顔を見て「泉都宗子の軒轅旻だ。私を助けてほしい」と言われた時のことを思いだす。
斉震は大げさに「国王陛下」と言って、本物の軒轅旻に頭を下げる。そして集まっていた百官たちに「ここにおわす方こそ、真の…軒轅家のお血筋。軒轅旻様だ」と告げる斉震。

斉震は本物の軒轅旻だと証明するため、器に入れた水を持って来させる。本物の軒轅旻は御水術で水の球を作る。斉震が「御水術は軒轅だけの技。これこそ真の軒轅家の証明ではないか」と言う。百官たちが混乱する中、動じない軒轅旻が「今日はめでたき日ゆえ、余も気が変わった。たっぷり見せてやろう」と言う。そして扶揺の手を取り、扶揺が水の球を作ったように皆に見せる軒轅旻。その水を操っていたのは雲痕だったが、扶揺に目を向けている百官たちは誰も気づかない。

「我が王妃も御水ができる。王妃が軒轅の一族か。宇文紫は長寧府の出身で、国公の義理の娘だ。王家の血筋ではない。ではなぜ御水術を使える?なぜなら、この御水術は偽だからだ」と本物の軒轅旻を指差す軒轅旻。どんな仕掛けかは知らぬ、しょせん大道芸の類だろう、信じられぬならここで試してみよ、誰であれここに立てば水の球が操れると。

斉震は本物の軒轅旻を跪かせ「大胆な奸賊め。王族を詐称するとはだまされたわ」と言って叩く。そして本物の軒轅旻は斉震の命令によって、つまみ出されてしまう。
軒轅旻に「陛下の大婚を邪魔した罪、万死に値します」と言う斉震。軒轅旻は「めでたき日だ。不問に付す」と笑う。
吉時となり、斉震は「大婚の儀をお続けください」と言う。

統帥印を受け取った扶揺が、それを軒轅旻に渡そうとする。しかし渡す前に「天煞兵の襲撃です。すでに城門に」という報告が。「何?」と驚くふりをする軒轅旻。さらに「衛兵が謀反を」という報告がされ「衛兵が謀反を?斉震、王位を奪う気か」と帰徳将軍が言う。その時、飛んできた矢が刺さり帰徳将軍が倒れる。
斉震が「かかれ」と大声で言う。現れた反乱軍たちが百官や宮女たちを次々と殺していく。

反乱軍と章鶴年率いる兵たちが戦う。
「逃げないの?」と軒轅旻に言う扶揺。軒轅旻は「動きを封じられた。ここを出られぬ。覚えているな。君をののしったらすぐ走れ」と言う。

江楓は斉震に向かって行くが、倒されてしまう。「斉震、謀反を起こすか」と言う軒轅旻。斉震は「違う。世を正すのだ。統帥印を渡せ」と言い返す。軒轅旻は扶揺を見ると「だましたな」と言って振り払う。統帥印が扶揺の手から飛び、それを受け止める斉震。軒轅旻が「斉震とぐるだったか」と扶揺に言う。扶揺は短剣を取り出し、軒轅旻の首元に当てる。斉震は笑い「それでこそ我が娘。これで終わりだな」と言う。そして扶揺に「王を殺せ」と命じる。

軒轅旻は自分と扶揺の打ち掛けを斉震に投げる。それをよけた斉震の隙を突き、斉震に向かって行く扶揺と軒轅旻。「紫よ、お前…」と斉震が言うと、扶揺は「よく、お聞き。私は宇文紫じゃない。玄元山・玄幽部の扶揺だ」と言い放つ。斉震は玄元山にいた扶揺のことを思い出す。空笑いした斉震は、御林軍に統帥印を見せ「虎符は我にあり。偽の王と王妃を抹殺せよ」と言う。迷っていた御林軍たちは「こやつらを討てば厚く賞す」と斉震から言われ、扶揺たちに剣を向ける。しかし斉震の持っていた虎符は偽物で、本物は扶揺が持っていた。
軒轅旻の命令で御林軍が反乱軍と戦い始め、扶揺と軒轅旻は斉震と戦う。


正殿を抜け出した雲痕は、城門を閉じ、迫って来ていた斉震の援軍に応戦する。


目覚めた斉韻の近くには宗越がいた。「私はなぜここに?」と尋ねる斉韻に「私が連れてきた」と言う宗越。お前に話をしたかったが、外は騒がしく邪魔になるのでな、と。
宗越は、先日、斉韻が話していた隣家の少年について「お前は引っ越したと言ったが、私の知る真実は違う。あの一家は一夜の内に皆殺しにされた。だが少年は生き残り、心に誓った。いつか必ず家族の復讐を遂げると。少年は尋ね歩き、ついに敵の居所を突き止めた。その敵には娘がいる。3月3日に生まれ、悦風楼のえび炒めが好物で、冬の山茶花を愛する娘」と話す。涙を流しながら「間違ってなかった。越兄様、越兄様なのね」と言う斉韻。宗越は「私が誰かなど重要ではない。重要なのは、お前の父親が我が敵ということだ」と言う。


斉震と扶揺たちの戦いは正殿から外へ。強い斉震に扶揺と軒轅旻は苦戦する。


宗越は「聞こえるか。お前の父が40万の兵を率い、謀反を起こし、人を殺している。この虐殺は太淵王になるためだ」と斉韻に言う。「嘘よ。嘘だわ」と涙を流す斉韻。宗越は「義兄弟をも殺す男だぞ」と強く言う。そして信じたくない斉韻に「今こそ斉震が自分の行いの代償を支払う時なのだ」と告げる。斉韻は「やめて、お願いよ」と頼む。


斉震が扶揺を人質にし「今日、こやつの血を太淵に捧ぐ」という。目配せには気づいていた、騙されたと思ったか、と。「扶揺を放せば、お前に従う」と言う軒轅旻。扶揺は「私に構わず、斉震を殺して」と言う。「武術を封印し、退位せよ」と言う斉震。
扶揺が止めるのも聞かず、軒轅旻は自分を刺す。首に短剣を突きつけられていた扶揺は、思い切って体を斉震に向け頭突きする。再び激しく戦い始める3人。扶揺と軒轅旻は斉震を飛ばし、2人は倒れこむ。


長孫平戎に「西平郡王が太淵王に降り、斉震と戦っています」と報告が。斉震に勝算がないと思った長孫平戎は、撤退することを決める。


命からがら逃げた斉震は、雲痕と落ち合う。斉震に状況を聞かれ「天煞兵は錦麟門で阻止され、長孫平戎は姿を見せません。城内の手勢は章侯に敗れました」と話す雲痕。西平軍も寝返ったと。
天が我を見捨てても生き抜くと思った斉震は、次の手を用意してある甘州へ行こうとする。しかし、そこに兵が来て囲まれてしまう。驚いた顔で「お前が手引きを?」と雲痕に言う斉震。そして「慌ててどちらへ?」と言いながら宗越も来る。

宗越は「まだ出番は終わってませんぞ」と言う。斉震は笑い「最初から貴様の策にはまっていたか。誰の手の者だ。章鶴年だろう。それとも偽の軒轅旻か」と聞く。「どちらも違う。私は文懿世子の子」と答える宗越。斉震の顔色が変わる。宗越は「以外だろう。文懿世子の一族が死に絶えず、彼らが舞い戻り復讐に来るとは」と続ける。「似ておる。生き写しだ」と言う斉震。宗越は笑みを浮かべ「そちらはどうだ」と手を雲痕に向ける。

斉震は雲痕を見ると「まさか、お前も…」と言う。斉震の顔が見られず、涙を流す雲痕。宗越は「知るまいな。私が何度、貴様を手にかけそうになったかを。許せぬ罪と知りつつ、貴様に手を貸したその心持ちを。お前が考えたのは世子を謀反人と誣告すること。軒轅靭に取り入ることだけ。世子が死ねば竜鱗甲が手に入る。知るまいな、私が生きるため何を犠牲にしたか。知るまいな、弟を捜すためどれほど苦しんだか。だが、それは言うまい。今、貴様が知るべきなのはただ一つ、貴様はここで死ぬのだ」と言い放つ。斉震は「よかろう。ならば今日、ここでけりをつけよう」と言う。
「お前がやれ」と雲痕に言う宗越。雲痕は鞘から剣を抜き、斉震の首元へ持っていく。


扶揺と軒轅旻の周りではたくさんの人が亡くなっていた。座りながら扶揺が「朝、起きた時は、この者たち…生き生きとしていたのに。わずかな間に、このありさま」と話す。そんな扶揺の元に元宝が駆けてくる。「あなたは功臣よ」と言う扶揺。元宝が何かを話し「なんですって」と扶揺が聞く。やっと立った軒轅旻が「元宝は今まで見た中で君が一番勇敢だと」と言いながら扶揺に手を差し出す。扶揺もその手に助けられながら立ち上がる。

2人が口づけしようとした時「漣や」と言いながら軒轅暁が走って来る。
軒轅暁は扶揺を連れて行こうとするが、行けないと言う扶揺。軒轅旻は「なぜなら漣ではないからだ。あなたの娘は死んだのだ」と軒轅暁に話す。混乱する軒轅暁に「あの時、天権で何を聞き何を見たか教えてくれ」と言う軒轅旻。軒轅暁が「思い出せぬ」と言っても、軒轅旻は「私は聞いた。しかと聞いた。あの日、今日と同じことが…」と問い詰める。声を上げ軒轅旻を突き放す軒轅暁。


ーつづくー


赤い衣を着て戦う扶揺と軒轅旻がかっこよかった!!
それにしても斉震、強すぎ(*´Д`*)
扶揺と軒轅旻も相当強いのに、その2人を相手に戦ってあれだけ強いなんてヾ(・ω・`;)ノ

江楓も心配。
ま、まさか殺されてないよね(;д;)
気絶しただけだよね!?

今日も癒しの元宝が出てきた♪
駆けてきた時、ちょっと滑っているような感じだったけど(⁎˃ᴗ˂⁎)
可愛いー、可愛いー(﹡´◡`﹡ )

斉震、絶体絶命(✽ ゚д゚ ✽)
兵に囲まれ、宗越や雲痕が兄弟だと知った斉震。
これからどうなる!?
雲痕にとっては育てた恩もあるから殺せるかな?

斉韻はかわいそうだったかも…。
斉震に復讐をする以上、話さないといけなかったかもしれないけど。
宗越が少し怖かった(;д;)
でも、宗越にとっては憎い敵の子だものね…。
あの話の後、斉韻はどうなったんだろう?
どこかに閉じ込められているのかな?



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2 コメント

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偽虎符がまさかの元宝⁈ (ねこ)
2019-10-10 17:59:25
斉震があんなに強いとはビックリでしたね。
でも一番のツボは・・・
斉震の持っていた偽物の虎符の顔が元宝⁈
「えっ!!偽物がまさかの元宝⁈」と思わず大爆笑でした。
こんなときの斉震も真面目なんだけど面白いよね。
シリアスな場面にこんな形で元宝を登場させた笑える趣向、最高でした。
もう元宝は扶瑶のマスコットキャラクターだね。
ねこさんへ (うさ)
2019-10-13 16:35:44
偽物の虎符の顔!!!
私も元宝?と思ったのー。やっぱりそうなのかな?
顔が元宝そっくりだったよね(≧▽≦)
そうそう、その時の斉震の顔も真面目でおかしくて。

元宝の登場が楽しみ(*´艸`*)
次はいつかなぁ。

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