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長浜市・西浜千軒遺跡 天正大地震で琵琶湖湖底に沈んだ集落跡を発見

2011-09-13 12:07:36 | Weblog
 滋賀県立大・中井均准教授(中世考古学)が指導する同大の学生グループ「琵琶湖水中考古学研究会」が12日、15世紀後半頃の大地震で「西浜村」という集落が湖底に沈んだとの伝承が残る長浜市沖の琵琶湖底の「西浜千軒遺跡」で、供養塔や仏塔、石仏の一部など石群約430点が見つかったと発表した。
 長浜市祇園町沖約100mの湖底・水深約1・2~1・5mで、東西38m、南北26mにわたって素潜りで調査し、方形区画や石積みを見つけた。 一石五輪塔(砂岩製)の一部や、石仏の上部など、墓地に使われたとみられる石があり、材質と形状から、16世紀前半から17世紀初頭に作られたとみられる。 文献で天正13年11月29日(1586年1月18日)に岐阜県中北部を震源とするマグニチュード7・8規模の地震が起きたことが分かっており、これと時期が一致した。 伝承の時期よりは120年後となる。
 南東約2・5kmにある同市の下坂浜千軒遺跡も、同地震で水没したことが科学調査で確認されている。
[参考:産経新聞、読売新聞、京都新聞、中日新聞、朝日新聞]

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