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2019 岡山理科大学・恐竜学博物館


岡山駅から20分なので、東京からはさすがに遠いですが、関西圏の人にとっては行きやすい所のようです。バスに乗って行くと大学は丘の上にそびえ立っており、バス停から正門までの標高差に驚きましたが、上り専用エスカレーターがあります。
 守衛所で恐竜博物館の見学に来たと告げると、ガイドマップを渡してくれます。連絡橋を通ってC1棟に入り、エレベーターで降りて外に出て、隣のC2棟へ。メイン展示のガラス張りの標本処理室・展示室に到着。

観光地ではないので、GWだからといって特別に混雑していることもなく、平たく言うと空いていました。見学者はメイン展示でも2、3組、サテライト展示は一人でゆっくり回れました。
 まずガラス越しに、プロトケラトプス、幼体の集団化石、タルボ幼体、アヴィミムス、ヴェロキラプトルの脚が並んでいる。中にはゴビヴェナトルの骨格、テリジノ爪、ハドロサウルス類の骨などが置いてある。





 展示室に入ると、4月に論文が出版されたゴビハドロスの骨格、竜脚類の足跡化石、タルボ頭骨と復元模型、アジャンキンゲニアの全身骨格などが並んでいる。標本処理室ではカメやよろい竜(ピナコサウルス)頭部のクリーニング作業中ということで、学芸員さんの好意で中にあるものも解説していただいた。ゴビヴェナトルは頭だけ3Dプリンターで作成したようです。その他、棚に積まれた箱にはさりげなくノミンギアやトカゲ化石などがある。一つ、謎の獣脚類の部分化石(腰のあたり)があって、タルボ幼体のように見えるが恥骨ブーツの形が異なるものがあった。





C2棟3階の図書室にサテライト展示があり、入口を入るとトリケラトプスとプロトケラトプスの頭骨がお出迎え。棚一面を占めるコリトサウルスの骨や、ボトリオレピス、イクチオステガ、セイモウリア、カプトリヌス、メソサウルス、マストドンサウルスなどのレプリカがいる。
 図書室の一角という限られたスペースに、様々な恐竜その他の脊椎動物が展示されている。全身骨格としてはアロサウルス亜成体、ヒプシロフォドン、ジュンガリプテルス、パタゴプテリクスがある。頭骨レプリカはアロサウルス、ストゥルティオミムス、デイノニクス、プラテオサウルス、ガストニア、エドモントサウルス、ステゴケラスなど。翼竜と鳥の翼の比較、始祖鳥、コンプソグナトゥスなどもある。



A1棟の1階でしっぽが見えるので何かと思ったら、こんなところにタルボさんが。卒業研究で製作されたタルボサウルス全身骨格は、エスカレーターと窓側の間に収容されていて、なんと全身が見られない。しっぽまで見たい。適切な場所がなかったのでしょうね。将来的には、もっと広い場所に移して、晴れ姿を披露できるようになることを願います。夏休みには岡山シティミュージアムの方で展示されるようですね。

タルボサウルスですっかり満足して忘れるところだった。4階の図書室の中に、サテライト展示がある。サウロロフスとタルボサウルスの後肢の比較展示がある。ハドロサウルス科では大腿骨の遠位端を通る腱のための溝が閉じてトンネル状になっていること、タルボサウルスの中足骨のアルクトメタターサルの説明などがある。
 奥の方にはモンゴルの発掘調査の実際を感じられる写真展示があり、実物大の竜脚類足跡、発掘に使用する工具、測定機器などの紹介、調査隊員の1日のスケジュールなどが解説されている。解説DVDも見ることができる。

すっかり満足して、岡山駅できびだんごを買って帰りました。
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