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日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

ウィンザー城 で癒される

2014-12-09 02:11:38 | ロンドン 旅行
「ロンドン滞在記06」

明けて翌日。
ロンドン郊外にある
ウィンザー城へ行ってきました。



現在も週末は
女王が実際に使っているお城だそうで、
ここらへんは説明を曖昧にすっ飛ばして聞いていたので
詳しくは検索を。
嘘つくつもりはないですが、なにぶんね、、、w


昨日に引き続き
少し遅く起きた我々。

地下鉄を乗り継いでパディントンという駅へ。

そこでチケットを購入し
列車に乗って向かいます。


おもしろかったのが
初体験の英国鉄道。
列車の旅。

パディントンはヒースロー空港にも特急列車が繋がっており
とても大きな駅でした。



チケットを買わなけりゃと並んだ列に
「Advance Ticket」の文字。
不安に思って
この旅はじまって以来、初の辞書チェック。

Advance=前もって

何?
今日のチケット売り場でないのか、こりゃ失敬。
ならゲームボーイ・アドバンスってどういう意味?

なんて冗談は後の車内で
落ち着いたからこそ出てきたもの。

弟と二人して
冷や汗かきまくって
往復チケット(デイ・リターン)を購入。

どの列車でも乗れるよ。

ということで
ウィンザー行きの列車を探しました。

ウインザーへ行くには
パディントン駅からと、ウォータールー駅からの二通りあるそうですが、
パディントンからはスロウ駅で乗り換え
ウィンザー&イートン・セントラル駅へ向かいます。

電光掲示板は縦型の物が上下2段に渡って複数並んでおり
日本とは違って
一つ一つに現在駅に停車中の列車、
もしくは次にホームに入って出発予定の列車の情報が出ております。
止まる駅、出発時刻など。
(たぶんもっと詳しい説明のサイトがあるので、検索をどうぞ)
遅延情報表示なんかもありましたね。


なんとかかんとか
ウィンザーへ行くならこの列車よ。
というヤツを見つけて、ホームを確認。
出発時刻ギリギリにドアに滑り込みました。

幸運な事に車掌さんが乗り込む車両だったようで
「このチケットで大丈夫?」
「大丈夫だ、スロウ駅で乗り換えなさい」
なんて身振り手振りで通じた模様

列車は無事、駅を出発したわけであります。




車中、窓から見える風景は
日本の列車で行く旅さながら郷愁を呼び起こすとでも申しましょうか。

街の喧騒から住宅街を抜け、
何もない緑の芝生と落ち葉、
冬の装いへと変化していく渦中の自然へと
徐々に姿を変えていきます。


スロウ駅で無事乗り換えた我々は
ウインザーに到着。







小じんまりとした出口を出ると、
目の前に広がるのはウインザー城。


冬場でも枯れない緑の芝生と
古城特有の落ち着いた石壁の黄土色
そのコントラストがとても綺麗でした。





入場料を払って
ボディチェックを受けた後
オーディオガイド片手に城内へ。

まさにRPGゲームの世界。

城の壁から漂う
ベルセルクやドラクエ、ファイナルファンタジー臭を
存分に感じながら足を進めます。





高台から見下ろすウインザー全体の景色は
とてものどかで癒やされました。




下では小学校でしょうか。

何やら楽しそうにはしゃぐ
英国チルドレン達の賑やかな声。


古城外壁の威厳ある佇まいと
内装の荘厳さ
豪華絢爛な本物の甲冑や王室コレクションの数々を
ゆ~っくりと見て回り
穏やかな心持ちでウインザーを後にしました。




弟の旅の目的のひとつでもあったウインザー城。
物価の高さとご飯のまずさに辟易していた彼も
かなり救われたようで何より。

ちなみに彼がウインザーに行こうといった理由は
幼少の頃見たNHKの「アニメ・三銃士」だそうです。
ウインザー城が出てくるんだそうで
よければチェックしてみてください。
そういや、三銃士の作品には
バッキンガム公爵が登場人物でいるなあ、、、


お土産を選ぶという弟を待っている間に飲んだ
ホットチョコレートは
少しぬるく、でもとても甘くて美味しかったです。

身にしみる寒さに加え、小雨も降るというのに
地元民はTシャツ姿の方もおり
どう鍛えたらそんな風になれるのかと
膝を突き合わせて話をしてみたい気分になりました。
英国軍人さんが
足早にどこかへ向かっている姿を見たりもしました。

慣れるのに必死で
人の行き交う様なんか落ち着いて見てなかったなと
スマホを持たぬ旅特有の
待ちぼうけの過ごし方を心得たり。

そういや自分が子供の頃は
こんな風にして
ぼーっと待つ時間も多かったなと
ロンドンの地にて
時間の進み方の違いを懐かしく感じたり

とにかく
ウィンザーの町並みに癒やされた我々は
帰路についたわけでございます。



なんだか妙に大人ぶった書き方になってしもてますな。


つづく。


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