PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

コレクター泣かせのロレックスパーツ工場について検証する。

2009-07-12 | 悩み

ロレヲタなら,リリース期間の短い新型のモデルでもない限り,自己の個体については,かなりな異常とも思える情熱をもって他の個体との比較と研究,熟考とともに購入したものであろうと思います。

つまり,同じRef.5513なら縁アリの有無,地盤のミラー,マキシマムダイアル,さらには文字板上の〝ROLEX〟→〝ROLEX〟のレターのレタリックの違いや,そしてRef.10161019,1680にもみられる生産年代と後年のオリジナルの違いなど,そのダイアルの差別化はロレヲタの中で,文字板だけが一人歩きをし,通常の文字板の何倍もの価値となっている。赤サブや赤シードがそれである。

これらは過去のモデルの長い生産期間に起きたものであるし,私にはあまり関心のないことであるが,現行品となると流石に〝同じモデルに付く同じ文字板〟のはずなのに〝同じモデルに付く『一見』同じ文字板〟にはいつも泣かされる。

私は文字板上の〝ROLEX〟という字体が〝堂々と大きい〟レタリックの文字板のモデルが好きである。しかし,私の16613SG最終タイプのそれは私が知っていたこの文字板の〝ROLEX〟という字体が小さく違っている(上図は私の個体で,下図はロレックス社の近年の文字板カタログより参照。※逆に私の個体の文字板は生産期間が短いのでレアとも言えるが,嬉しくはない。)

これに類似の問題がRef.16613/8の青サブに見られる〝1000ft=300m〟→〝1OOOft=3OOm〟とそれに比例する濃淡の青サブダイアルである(ゼロがアルファベットのオーのような円形のものはブルーが深く,バイオレットカラーのグラデーションが強い)

この問題は〝非常にきまぐれでコレクター泣かせの生産方式〟といわざるをえない。なぜなら,先程も述べたが,〝同じモデルに付く同じ文字板〟のはずなのに〝同じモデルに付く『一見』同じ文字板〟が〝同時期に2種類〟(このことは一部の日ロレ社員も既知の事項である)店頭に並ぶというのである。

文字板は時計の〝顔〟である。その〝顔〟が二つまたはそれ以上あるのでは堪らない。特にキャンセルの効かないオーダー品において購入する場合,コレクターには非常に迷惑である。

→ロレックス社の文字板生産は複数ラインあっても,品質とデザインを一致させる生産管理をして欲しいものである。

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マイケル熱の天井知らずと株価急落進行。

2009-07-08 | ブログ

 連日のマイケル報道、私も出社前、在社中、帰宅後と…一日中マイケルの名曲を聴きながら生活しています。とくに私のやる気の出る曲は〝Smooth Criminal〟と〝Remember the Time〟でしょうか。

 本日も株価急落中、、

 もうそろそろ、本格的な買いの介入準備を整えております。

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ひんやり冷たいロレックス。

2009-07-07 | ロレックス

 世界各国の暑くらしい国や地域、または夏季に色無垢をしてはある意味エチケットに欠けるものがあります。

やはり、ロレヲタのデイデイターなら〝白いロレックス〟が相手も自身もクールダウンさせてくれることでしょう。

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当家の埋蔵金。

2009-07-04 | 日記・エッセイ・コラム

 非常に割安な高速料金に乗って帰郷した際、実家から頂いてきた江戸時代のお金(下図)。家にはなぜかこういった古銭がいく枚かある。

 普通に考えるとお金は使わないと意味が無く、なぜご先祖は明治維新を迎えて生活の一部にでも新貨幣に両替して経済活動を行なわなかったのか、こう考えると甚だ疑問ですが、恐らくロレヲタの私同様、これら貨幣をメモリアルとして保管、またはコレクション癖のある先祖がいたのだ、という結論に至りました。

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5513のドーム型風防。

2009-07-03 | ロレックス

 久しぶりに5513を着けて生活しています。ドーム型の風防はなかなか味があります。まだなんとなく日ロレメンテ可能な55125513、それに現行14060(M)のサブは一番便利でスッキリとしたロレックスです。ロレヲタの私はときどきこういったステンレスのモデルへの原点回帰(原理主義ではありません)をたまにしております。

ところで、4桁のロレックスって私の印象としては、何だか〝ガチャガチャ〟したチャッチイブリキ(もちろんブリキではない)のオモチャっぽいロレックス、、というところでしょうか。でもその販売価格は到底5桁のスポロレ中古や現行のそれとは格段に高額なものであることは周知のとおりです。

5513のダイアルは縁取りの無いものの方がもちろん圧倒的に人気があります。私は汚い文字板を良しとしませんので、文字板は丸の内で後年のオリジナルに変更して綺麗に使っています。もちろんベゼルディスクやルミナスも同様です。ただミドルケースはどのモデルでもそうらしいのですが、交換するとシリアル4ナンバーに変わるとのことです(某都内ショップ談)。以前はオリジナルの番号を維持したままケース交換できたのですが、ロレックスもいろいろと諸般の事情があるのでしょうね。

ところで、この個体の5513の交換文字板とこれより古い1960年代のサブマリーナのミラー文字板とを比較しましたが、正直〝??〟の世界で、このダイアルの価値やジェームスボンドタイプのサブにあれだけの高額を支払うのなら、私なら、古いスポロレの購入という観点から言えば、1980年代の日ロレメンテ可能なラストなスポロレを購入しますね。

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