(PIAGET ALTIPLANO circa.2020)
前回の続きです。
超薄型手巻きキャリバー9Pや、超薄型自動巻きキャリバー12P搭載のPiaget製腕時計の評価は私の中で急上昇している。
いかんせん、
ケース径が32ミリ前後で非常に小さいのがまったく似合わない。
この1950-1960年代のドレッシーすぎるPiagetは、タキシードを着るようなAlain Delonのような紳士向けに限られる感じがする。
そういった制約の中で、この数年来、Piagetは伝統と革新の中でかなり変わった。
私は、それがPOLOを指しているのではない。
そう、ケース径が40mmと43mmの大きさで2017年に限定でリリースしていた、ALTIPLANOの60周年記念モデルが素晴らしいと
当時の正規店でのショーケースで現物を拝見して感じたのだ。
それに大きく貢献したのは、裏スケルトンから伺える超絶極薄自動巻きムーブメントだけではない。
〝PIAGET〟 のロゴがやや1950-1960年代のレターに復活したからだ。
さらに〝AUTOMATIC〟ロゴもなかなか素敵なレターになっている。
こういった些細なことでもALTIPLANOの60周年記念モデルを数年前に買っておいてよかった。
パテックのカラトラバやバセロンのドレッシーなモデルと比べても、サンレイの文字板のカラーダイヤルがそれらとは追随を許さない
宝飾メーカーとしてのプライドと、創業以来のハーフローターを組み込んだ自社ムーブメントは300万円以下としてもプレミアものだ。
ちなみに。AUDEMARS PIGUETも現在ロゴ(踊り文字)よりも、初代ロイヤルオークや1980年代以前のそれまでのレターに戻ってほしいと思って
いるのは私だけか。
はなしを戻す。
43mmは神戸大阪で試着してみたが間が抜けて、懐中時計のような大きさが嫌いでやめた。40mmのホワイトゴールドのグレー文字板も
色無垢ではないため、買わず、東京に戻って、40mmのPGブルーとYGグリーンを着け比べた。
たしか、どちらも、270万円程していた。
一見して、IWCのポートフィーノっぽいケースだが、Piaget=Alain Delon、 Andy Warholという連想が先行して購入を
邪魔していたが、YGグリーンALTIPLANOのサンレイ文字板とグリーンの革ベルトがパテックやバセロン、ブレゲには感じない、
とても心地よい感じがしたので、当時、ぱっと見30分後にはポールのロウ君経由で即購入していた。
本来、ドレッシーなドレスウオッチというものは、メンズサイズで、31mmか33mmというのがお決まりだ。
だから、40mmもある私のシンプルALTIPLANOはドレッシーとは言い難い。
だが、
ワイシャツの袖に収まり切れないインパクトが少し不安だ。
43mmになると嫌味になるだろう。
追伸、このブログを書いた3日後、Alain Delon氏が亡くなったことを倶知安町で知った。
合掌
前回の続きです。
超薄型手巻きキャリバー9Pや、超薄型自動巻きキャリバー12P搭載のPiaget製腕時計の評価は私の中で急上昇している。
いかんせん、
ケース径が32ミリ前後で非常に小さいのがまったく似合わない。
この1950-1960年代のドレッシーすぎるPiagetは、タキシードを着るようなAlain Delonのような紳士向けに限られる感じがする。
そういった制約の中で、この数年来、Piagetは伝統と革新の中でかなり変わった。
私は、それがPOLOを指しているのではない。
そう、ケース径が40mmと43mmの大きさで2017年に限定でリリースしていた、ALTIPLANOの60周年記念モデルが素晴らしいと
当時の正規店でのショーケースで現物を拝見して感じたのだ。
それに大きく貢献したのは、裏スケルトンから伺える超絶極薄自動巻きムーブメントだけではない。
〝PIAGET〟 のロゴがやや1950-1960年代のレターに復活したからだ。
さらに〝AUTOMATIC〟ロゴもなかなか素敵なレターになっている。
こういった些細なことでもALTIPLANOの60周年記念モデルを数年前に買っておいてよかった。
パテックのカラトラバやバセロンのドレッシーなモデルと比べても、サンレイの文字板のカラーダイヤルがそれらとは追随を許さない
宝飾メーカーとしてのプライドと、創業以来のハーフローターを組み込んだ自社ムーブメントは300万円以下としてもプレミアものだ。
ちなみに。AUDEMARS PIGUETも現在ロゴ(踊り文字)よりも、初代ロイヤルオークや1980年代以前のそれまでのレターに戻ってほしいと思って
いるのは私だけか。
はなしを戻す。
43mmは神戸大阪で試着してみたが間が抜けて、懐中時計のような大きさが嫌いでやめた。40mmのホワイトゴールドのグレー文字板も
色無垢ではないため、買わず、東京に戻って、40mmのPGブルーとYGグリーンを着け比べた。
たしか、どちらも、270万円程していた。
一見して、IWCのポートフィーノっぽいケースだが、Piaget=Alain Delon、 Andy Warholという連想が先行して購入を
邪魔していたが、YGグリーンALTIPLANOのサンレイ文字板とグリーンの革ベルトがパテックやバセロン、ブレゲには感じない、
とても心地よい感じがしたので、当時、ぱっと見30分後にはポールのロウ君経由で即購入していた。
本来、ドレッシーなドレスウオッチというものは、メンズサイズで、31mmか33mmというのがお決まりだ。
だから、40mmもある私のシンプルALTIPLANOはドレッシーとは言い難い。
だが、
ワイシャツの袖に収まり切れないインパクトが少し不安だ。
43mmになると嫌味になるだろう。
追伸、このブログを書いた3日後、Alain Delon氏が亡くなったことを倶知安町で知った。
合掌