今年初めての緊急地震警報が鳴った。
ちょうど携帯をいじっていた時に、突然アラームが鳴って「ぎょっ」とした。
しかし、全く揺れが起こらない。
普通の地震ほども起こらない
なんだ、揺れんやないかいっ!とツッコみつつ。
後から知ったところによると、日本列島を挟んで、太平洋側と日本海側の双方で同時刻に小規模の地震が発生し、それを計器が同時に観測したため「一つの大きな地震」と予測して緊急地震警報を発するに至ったと。
後ほど、どうして緊急地震警報がミスったのかという報道を立て続けに流していたが。
アテクシね、思うんですよ。
「大きな地震が来るよ」という警報を出して「何も起こらなかった」のなら、何ら問題ないだろうよ、と。
却ってありがたいじゃないか。
しかも、計器のミスとかそういうことではない。正しく作動していて、たまたま二つの地震が重なったから「一つの大きな地震」とミスリードしたというだけのこと。
これはね、「良い間違い」ですよ。
何も予測もなくて、突然巨大地震が発生して、多くの人が犠牲になるよりも、遥かにありがたい計測じゃないですか。
なんでそんなに気象庁を今回のことで責めるの?
理解できない。
警報を出して、何もなかったで済むなら。
それは「ありがたい」ことだよ。
警報が間違っていたわけでもない。
きちんと二つの地震を計測した結果でしょ?
悪くない。
ラッキーでありがたいよ。
幸運な一日であったでしょ、我々?
それとも大地震が起きて、死んだ方が良かった?
何もなくて。
良かったんだよ。