広島で芝居を楽しむためのブログ

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公演名:地球の王様

2012年12月04日 | 観劇レビュー
日時:
 平成24年12月2日 17時30分
場所:
 さくらぴあ 大ホール
作・演出:
 若松節朗・金子茂樹
出演:
 西村雅彦・大塚千弘・岡田義徳・浅利陽介・
 片桐 仁・高橋ひとみ・永井大
感想:
 山荘でのワンシチュエーションコメディです。
大笑いはありませんが小さな笑いと
ほのぼのとした雰囲気、そして、軽い感動と涙!?の
すべてがてんこ盛りのコンパクトストーリーです。
舞台セットも地方公演を意識してか
かなり簡素化されているものでした。
でも決して安普請などではなく
コンパクトながら雰囲気のある
しっかりした作り込みを感じるものでした。
さらに小道具等も演出や脚本を見据えた
しっかり考えられた選択と配置がいいなぁ。(笑)
そのコンパクトさゆえに公演時間もちょっと短いですが
キャストやセットなどを考えると
4,500円はかなりお得ですね。
廿日市やさくらぴあの援助も
かなりのものなのでしょうね!?
ですからみなさん観客動員数はもちろん
アンケートなどもどんどん協力して
広島の舞台をどんどん盛り上げましょう!!

 そうそう本題ですね。
脚本がいいですね。
考えてみれば無茶な設定ですが
説得力がないのにサラッと入り込めます。(笑)
人類が七人になっちゃう!?とか
これからどうなる!?どうする!?などなど
真正面から取り組まない?取り組ませない?ところが
脚本と演出、演者の妙でしょうね。
話の展開もスムーズで全登場人物もそれぞれ見せ場があり
満遍なくスポットが当たりつつも
変に滞ることなく話は展開していくのがすごいです。
途中で話が破綻したり間延しないのは
緻密な計算の上に成り立っていますね。
また、それを助けているのは
以下の演者たちの力量でしょう。

 演者はみんさんうまいです。
主役の派手さではなく
脇役のいぶし銀的うまさです。
西村雅彦、安定します。
喜怒哀楽すべてを見せつけてくれます。
大塚千弘、元気おねぇちゃん熱演です。
これから演技の幅を広げていこう!!
岡田義徳、舞台中心から付かず離れず
良い距離感で脇を固めます。
ラーメンで言うと胡椒、
蕎麦で言えば七味かな。(笑)
浅利陽介、前半隠れてます!?
その分登場からは元気爆発です。
片桐 仁、怪演的脇役を熱演です。
ネタばれになるので書きませんが
配役自体が無茶なのですが
そんな役をサラッとこなす実力派です。
高橋ひとみ、良いです。
存在だけで良いです。
あの独特な雰囲気を見られるのが
舞台の醍醐味のひとつです。
永井大、まともそうでまともでない。
ある意味ぴったりですね。
腹黒さを見事に演じきっています。

 客入りは8割強でした。
客層は家族連れや往年カップルが多いです。
いつもの女性グループばかりではないのは
さくらぴあ友の会員が多いからでしょうか。
でも一番の要因は出演者でしょうね!?
ネームバリューもあり人気もあるので
ファンやサポーターはいるけど
グルーピーや追っかけまではいないのでしょうね。(笑)

 最後になりましたが
評価は“Cプラス”です。
なかなか楽しく良い芝居でした。
目的の西村雅彦と高橋ひとみが観られましたし、
岡田義徳と片桐仁の良さも再確認できました。
脚本、演出もよかった。
シンプルながらすべての歯車が
かみ合った舞台を観られたのが
一番うれしかったです。
やっぱりこの芝居一番の成功は
脚本、演出、演者のトータルバランスのよさが
一番の要因だったように感じます。
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