KJです。
音響編集用マウスキー設定のままドキュメントの文章をコピペしようとして、ブログの下書きをまるまる消し飛ばしました。滅びろ。
私はLogicoolのG300という割と安めのゲーミングマウスを愛用しているのですが、このマウス、ボタンが左右クリックの他に7個あります。
そのうち1個はモード切替用なので、スクロールホイールのクリックも含めるとキー割り当てが出来るボタンは6個です。
更にモードの切り替えで3パターンのキーコンフィグが設定できるようになっています。
つまり、全部で6×3の18キー分の設定が出来るわけですね。
私はこれに〈事務作業用〉〈ゲーム用〉〈音声編集作業用〉のパターンをそれぞれ組み込んで使っています。
事務作業ならよく使う進む/戻るボタン、コピー・カット・貼り付けを。ゲームならアイテムや武器のリロード、近接コマンドといった具合です。
そして音声編集ですが、録音時と編集時で時折割当を入れ替える事は有るものの、基本的な割当は固定したものになっています。
まず左側の2ボタンはロケーターの戻る/進む(早送りと巻き戻し)であるテンキーの+と-を、そして右側の2ボタンはメインキー側の数字で、選択(矢印)ツールとはさみ(分割)ツールを選ぶ1と3。
そして真ん中のボタンには録音開始の*ボタンまたは再生/停止のスペースキー、最後に最も間違えて押しにくいスクロールクリックにはDelete、という設定になっています。
ここまで書いてお気づきになった方も居るかも知れませんが、ここに挙げたショートカットキーの殆どは左手では押しにくい位置にあります。普段編集時に使用するショートカットは20くらいあるのですが、中でも使用率が高く、かつ左手で届きにくいショートカットボタンを全部マウスを握ったまま右手で行える様に設定する事で、キーを探したりマウスから手を離すタイムロスを防ぐ事が出来ます。
使う前は地味なもんだと思っていましたがその効果は驚異的で、ノイズ処理の様な頻繁に切り貼りを繰り返す編集の場合、作業時間が半分近くにまで短縮されます。この間上げたシュビラジなんかは会話の間を調整する為に大量の編集点が存在するので、恩恵は計り知れません。
ちなみにいつかこんなツイートしましたが、
一瞬だけ出演してます。
— KJ(シュビ・古城響) (@horkKJ) 2019年5月7日
音声切り貼りの編集点、この動画中に何箇所くらいあるかお分かりでしょうかhttps://t.co/VQwOsue65E
正解は330箇所です。
デメリットとしては、冒頭でも述べたようにモード切り替えするのを忘れたままドキュメントファイルのコピペとかをしようとすると選択した文章がショートカットの入力である「*」とか「+」とかに上書きされ、状況によっては書いた文章が戻ってこなくなってしまう事。あとトラックや曲のタイトルを日本語でつけた後、全角入力のままショートカットを押そうとして変な文字列をプロジェクトに打ち込んでしまうとかですね。プロジェクトに多少の誤入力してしまう程度ならそこまでの被害ではありませんが、前者の場合はシャレになりません。ええ、シャレになんないんです。一回書いた文章ここまで思い出してもう一回書くのマジしんどかった。
ちょっと他にも気になっている入力ツール等有るので、また試したらブログに書くかも知れません。絵描きさんだとSwitchのジョイコンが良いとか聞きますよね。何か良い入力デバイスをご存知の方は教えていただけると喜びます。
それでは。