シルクロードでフリーハグ

上海から、ユーラシア大陸の西の端、ロカ岬を目指す日記

最高峰を行く列車 西寧→ラサ

2008年08月03日 23時08分08秒 | ユーラシア大陸横断―中国
1週間近くお世話になった宿をチェックアウト。
市街地にある代理店で入域許可証と鉄道のチケットを受け取り、ラサへ。


代理店に行くと、ワンさんが、
「食事に行きましょう。」
と誘ってくれた。
西寧では、安くすませるために麺類ばっかり食べていた(1食100円以下)から、ちゃんとしたものを食べるのは久しぶりだった。

「どんどん食べて!」って、出るわ出るわ・・・
えーと、豚足にチンジャオロースにキノコの炒め物にもち米に豆腐で包む春巻きに、ビールに焼酎まで!

こんなぜいたくはいつ以来??

しかもやたら乾杯して次々お酒が注がれる(笑)
「よい旅を!」
「Have a nice trip!」
「かんぱーい!」

ぜーんぶご馳走してくれた・・・すごい。



「よい旅を!」なんて言ってもらえると、やっぱりうれしい。
社員さんに見送られて代理店をあとにし、バスに乗る。
駅前で降りると、客引きのおっちゃんが声をかけてくる
「シンハイフー?(青海湖か?)」

「NO!」
ちがうぜーおっちゃん!

これから行くのは、

「LASA!」


そう答えたら、いよいよラサに行くって実感が。

わくわくしながら駅へ、そしてラサ行きの列車へ。


改札を抜けると深い緑色の車体。青蔵鉄道!


2等寝台は3段ベッドの6人コンパートメント。

その1蕃上に横になると、安宿のベッドよりなんか寝やすくて、熟睡・・・。



朝起きてみると、列車はどこまで続いているのかわからないような荒涼とした大地を走ってた。





高度は3000メートルを越えていて、さらに上がっていく。

雲が低くて石でも投げたら届きそうで、そんな中に雪山が現れ、ヤクとかヤギとかヒツジとかが現れ、ぽつんとテントが現れ・・・
こんな世界があったのか、というような景色。





雲が低くて、空が青くて





そんな景色を通り抜けて、ラサに到着。





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