朝3時すぎ、どこか遠くで空気を震わす音が聞こえる。
ハッと気づいて枕の下の携帯を取り出すと、「おじちゃんが急変と病院から連絡がはいった」と
母の細い声。 夫をゆり起して病院へと急いだ。
着いた時にはすでに、伯父の魂は病気の身体から解き放たれていた。
伯父は5歳の時、日本脳炎で下半身がきかない身体になり、それでも不自由に負けず
少年の好奇心を忘れず、外の世界を見つめてきた。
さぞかし自分の足で地面を踏みしめ、大好きな星や鳥を追いかけたかったと思う。
そんな彼を不幸と言う人もいるけれど、私はそうは思いたくない。
彼の心はいつも強く前向きで、精一杯の人生をよく生きた。 周りの支えもりっぱだった。
享年91歳 自由になった魂は、今ごろ大空を駆け巡っているに違いない。
おじさまは、自由にその足で駆け廻っていらっしゃいますよ!
おじさまの人生をずーと見て来られたんですね・・・
soraさんが伯父様を見ていた様に、伯父様も周りの方達を見ていたと思います。
幸や不幸かなんて、たいした問題ではないはずです。
きっと伯父様は今頃、沢山の鳥さんと一緒に楽しく過ごしているかもしれませんね。
私の姉も、輝かしい青春時代のほとんどを病院で過ごし、他人から見たら不自由ばかりの人生だったかもしれない。
でも、いつも楽しんでいたし、いつも前向きだった。そして、私たちにたくさんのことを教えるとう大役を見事に果たした。
伯父様も、まさにそんな人生を全うされた方だと思います。
伯父様、立派な人生を本当にお疲れ様でした、と私もご冥福をお祈りいたします。
きいちごさん
91歳にして5年しか歩いたことのない足で、
今頃あちこち歩いていると思うんです。
時に反発したこともあったけれど、伯父からはずいぶん
いろんなもの もらったと思っています(*^^)v
ぴーたんさん
ずーっと窓辺から庭にくる鳥をながめていた伯父、
空に昇って、鳥と一緒に飛んでいるかもしれないって思います。
伯父が撮っていた写真を たくさん棺にいれました。
ことりさん
不自由とみえる人は、常人にもっていないものを
確かに持っているように思います。
伯父から学んだこと、これから私の人生に
活かしていきたいなって 思います(^o^)丿