障子を透かして映る日に今日の天気を考えていたら、夫と目があった。
すると夫が「救急車呼んで」と情けない声で言った。 じぇじぇじぇ
咳が出始めてから3日、昨晩少し熱があって早めにふとんにもぐりこんだ夫。
たしかに今朝の顔は尋常ならざる事態と思える。 しかし、救急車?
歩けないならしょうがないけど・・・・ まず熱はどうだろう。
「ねえ熱は?」と尋ねたら、「38度3分」という答え。 平熱が低いから人の39度越えってとこ。
えーっと これ救急車呼べるレベルじゃないよなあ? 数秒頭を巡らせて
日曜の早朝だから、車で行って急患で飛びこめばすぐ診てもらえるだろうという結論に至った。
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めったに病気にならない夫なんだけれど、いざインフルエンザやら 突発性難聴やら 結石やら
ちょっとやっかいな病にかかる時は、計ったようにいつも休日。 なんだろね (-_-;)
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時間外の当直医は、えてして心もとない先生だったりするのだけれど、
今日の先生はとても丁寧にあちこち診てくれて、おくすり手帳もチェックした上で、
「念のためインフルエンザの検査を」と検査薬を夫の鼻に突っ込んでくれた。
あっちが痛いこっちが痛いと唸り続ける夫をなだめながら、待つこと20分近く。
さて結果は・・・ 「この時期、珍しいんですけどね。B型インフルでした。
タミフルを出します。 一週間は仕事を休んでください。」ですって! じぇじぇーーーーっ(+o+)
インフルエンザという結果より、一週間休みにという言葉に猛烈反応してしまった私だった。
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とりあえず今日は苦しそうだから、ポカリを飲ませて、お粥を食べさせれば
大人しくお利口にしているだろう。 しかし、回復するにつれ、
あれが食べたい、ここをさすれ、テレビの見えるところに布団を移せ・・・ と言いだすのが
これまでのパターンだ。 やれやれ
私も予防接種から半年経つしうつるかも。発熱したら、誰が看病してくれるのだろう。
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さて、夫がタミフルを飲んで10時間になろうとしている。
薬が効いたのか唸り声も消え、ようやく穏やかな呼吸になりつつある。
ねえねえねえ 一週間休みっていうのは、いくらなんでも建前よねえ?
解熱後2、3日で大丈夫? あ~あ しばらくこれで悩むことになりそうだ。 (/_;)
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だけど 一つだけ良かったことがある。 やっぱり・・・救急車呼ばなくて正解だったよね。