Windows 7 では RDP がバージョンアップしている。
それに起因すると思われるのだが、xrdp 0.4.1 では接続できない。
もうじき正式にリリースされる予定になっているらしい xrdp 0.5.0 では
サポートされているとメーリングリスト上で書いてあったので試してみた。
ただ、現実はまだ課題が残っている状況。
というのがキーボード入力がうまくいかない。
(タブキーとか一部の入力のみ受け付け、アルファベットを受け付けてくれない状態)
自分の環境の問題なのか、別の問題でソースを追いかける必要があるのか、
現時点では特定できてない。
とりあえず、メモ代わりに導入部分までのメモを載せておく。
下記、実装環境は CentOS 5.4 。
1) ソースコードの入手
現時点では tar.gz のようなパッケージングが行われていないため、
cvs 経由でダウンロードする必要がある。
設定は省略。パスワードは空で良い。
====================================
# cvs -d:pserver:anonymous@xrdp.cvs.sourceforge.net:/cvsroot/xrdp login
Password: <なし>
# cvs -z3 -d:pserver:anonymous@xrdp.cvs.sourceforge.net:/cvsroot/xrdp co .
cvs checkout: Updating .
cvs checkout: Updating CVSROOT
U CVSROOT/checkoutlist
U CVSROOT/commitinfo
U CVSROOT/config
U CVSROOT/cvswrappers
U CVSROOT/editinfo
U CVSROOT/loginfo
U CVSROOT/modules
U CVSROOT/notify
U CVSROOT/rcsinfo
U CVSROOT/taginfo
U CVSROOT/verifymsg
cvs checkout: Updating xrdp
U xrdp/COPYING
U xrdp/Makefile.am
U xrdp/bootstrap
... (省略) ...
====================================
2) ビルドはドキュメントどおり。
====================================
# cd xrdp
# ./bootstrap
/usr/bin/autoconf
/usr/bin/automake
/usr/bin/libtool
autoreconf: Entering directory `.'
autoreconf: configure.ac: not using Gettext
... (省略) ...
# ./configure
checking for a BSD-compatible install... /usr/bin/install -c
checking whether build environment is sane... yes
checking for gawk... gawk
checking whether make sets $(MAKE)... yes
checking for gcc... gcc
checking for C compiler default output file name... a.out
checking whether the C compiler works... yes
... (省略) ...
# make
make all-recursive
make[1]: ディレクトリ `/home/yasuhiro/work/cvs/xrdp' に入ります
Making all in common
make[2]: ディレクトリ `/home/yasuhiro/work/cvs/xrdp/common' に入ります
if /bin/sh ../libtool --tag=CC --mode=compile gcc -DHAVE_CONFIG_H -I. -I. -I.. -DXRDP_CFG_PATH="/etc/xrdp" -DXRDP_SBIN_PATH="/usr/local/sbin" -DXRDP_SHARE_PATH="/usr/local/share/xrdp" -DXRDP_PID_PATH="/var/run" -g -O2 -MT d3des.lo -MD -MP -MF ".deps/d3des.Tpo" -c -o d3des.lo d3des.c;
then mv -f ".deps/d3des.Tpo" ".deps/d3des.Plo"; else rm -f ".deps/d3des.Tpo"; exit 1; fi
mkdir .libs
... (省略) ...
# make install
====================================
3) キーマップの作成。
xrdp 0.4.1 でも同様だが、標準で日本語キーマップはサポートしていない。
そのため、キーマップの作成が必要。
http://xrdp.sourceforge.net/documents/keymap/index.html
で前々からアナウンスされていた通り、xrdp 0.5.0 ではキーマップ管理が完全に変更されている。
xrdp 0.4.1 まではソースコードに直書きされていたが、完全に別ファイルになっている。(改良するには 0.4.1 の方が簡単だったんだけど…^-^;)
これは GUI 環境でログインして、端末エミュレータで以下のコマンドを実行すればよい。
# /usr/local/bin/xrdp-genkeymap /etc/xrdp/km-0411.ini
0411 というのは日本語のキーマップ番号。
4) xrdp の起動
# /etc/xrdp/xrdp.sh start
で起動、stop で終了。
自動起動したい場合は
# ln -s /etc/xrdp/xrdp.sh /etc/rc.d/init.d/xrdp
# chkconfig --add xrdp
とでもすれば良い。(未確認。というかまだ動いてないので)
とりあえず、ここまで行えば導入はできるはず。
キーボードが自分の環境みたいにうまく動かないか、ちゃんと動くかは運次第ということにしておく。
#というのが自分の環境では動かないので。
それに起因すると思われるのだが、xrdp 0.4.1 では接続できない。
もうじき正式にリリースされる予定になっているらしい xrdp 0.5.0 では
サポートされているとメーリングリスト上で書いてあったので試してみた。
ただ、現実はまだ課題が残っている状況。
というのがキーボード入力がうまくいかない。
(タブキーとか一部の入力のみ受け付け、アルファベットを受け付けてくれない状態)
自分の環境の問題なのか、別の問題でソースを追いかける必要があるのか、
現時点では特定できてない。
とりあえず、メモ代わりに導入部分までのメモを載せておく。
下記、実装環境は CentOS 5.4 。
1) ソースコードの入手
現時点では tar.gz のようなパッケージングが行われていないため、
cvs 経由でダウンロードする必要がある。
設定は省略。パスワードは空で良い。
====================================
# cvs -d:pserver:anonymous@xrdp.cvs.sourceforge.net:/cvsroot/xrdp login
Password: <なし>
# cvs -z3 -d:pserver:anonymous@xrdp.cvs.sourceforge.net:/cvsroot/xrdp co .
cvs checkout: Updating .
cvs checkout: Updating CVSROOT
U CVSROOT/checkoutlist
U CVSROOT/commitinfo
U CVSROOT/config
U CVSROOT/cvswrappers
U CVSROOT/editinfo
U CVSROOT/loginfo
U CVSROOT/modules
U CVSROOT/notify
U CVSROOT/rcsinfo
U CVSROOT/taginfo
U CVSROOT/verifymsg
cvs checkout: Updating xrdp
U xrdp/COPYING
U xrdp/Makefile.am
U xrdp/bootstrap
... (省略) ...
====================================
2) ビルドはドキュメントどおり。
====================================
# cd xrdp
# ./bootstrap
/usr/bin/autoconf
/usr/bin/automake
/usr/bin/libtool
autoreconf: Entering directory `.'
autoreconf: configure.ac: not using Gettext
... (省略) ...
# ./configure
checking for a BSD-compatible install... /usr/bin/install -c
checking whether build environment is sane... yes
checking for gawk... gawk
checking whether make sets $(MAKE)... yes
checking for gcc... gcc
checking for C compiler default output file name... a.out
checking whether the C compiler works... yes
... (省略) ...
# make
make all-recursive
make[1]: ディレクトリ `/home/yasuhiro/work/cvs/xrdp' に入ります
Making all in common
make[2]: ディレクトリ `/home/yasuhiro/work/cvs/xrdp/common' に入ります
if /bin/sh ../libtool --tag=CC --mode=compile gcc -DHAVE_CONFIG_H -I. -I. -I.. -DXRDP_CFG_PATH="/etc/xrdp" -DXRDP_SBIN_PATH="/usr/local/sbin" -DXRDP_SHARE_PATH="/usr/local/share/xrdp" -DXRDP_PID_PATH="/var/run" -g -O2 -MT d3des.lo -MD -MP -MF ".deps/d3des.Tpo" -c -o d3des.lo d3des.c;
then mv -f ".deps/d3des.Tpo" ".deps/d3des.Plo"; else rm -f ".deps/d3des.Tpo"; exit 1; fi
mkdir .libs
... (省略) ...
# make install
====================================
3) キーマップの作成。
xrdp 0.4.1 でも同様だが、標準で日本語キーマップはサポートしていない。
そのため、キーマップの作成が必要。
http://xrdp.sourceforge.net/documents/keymap/index.html
で前々からアナウンスされていた通り、xrdp 0.5.0 ではキーマップ管理が完全に変更されている。
xrdp 0.4.1 まではソースコードに直書きされていたが、完全に別ファイルになっている。(改良するには 0.4.1 の方が簡単だったんだけど…^-^;)
これは GUI 環境でログインして、端末エミュレータで以下のコマンドを実行すればよい。
# /usr/local/bin/xrdp-genkeymap /etc/xrdp/km-0411.ini
0411 というのは日本語のキーマップ番号。
4) xrdp の起動
# /etc/xrdp/xrdp.sh start
で起動、stop で終了。
自動起動したい場合は
# ln -s /etc/xrdp/xrdp.sh /etc/rc.d/init.d/xrdp
# chkconfig --add xrdp
とでもすれば良い。(未確認。というかまだ動いてないので)
とりあえず、ここまで行えば導入はできるはず。
キーボードが自分の環境みたいにうまく動かないか、ちゃんと動くかは運次第ということにしておく。
#というのが自分の環境では動かないので。
32bitの場合、src.rpm で files 部分の lib64 を lib に変更すればビルドできます。
http://www.mediafire.com/?fg0istcjrqwjv
ご親切にありがとうございます。ご連絡が遅くなってしまいましたが、32bitで無事にインストールし使用することができました。大変助かりました。有益な情報ありがとうございました。