タイ南部ではここ数日、大雨により多くのエリアが深刻な洪水に見舞われているが、
タイ南部の経済の中心地であるソンクラ県ハートヤイ市では29日、2日間に及ぶ大雨により主要な運河2本が氾濫し、広範なエリアで冠水した。
今年の南部の洪水、大雨は北部で起きた洪水同様で異常なほどです。
収束するどころか洪水被害は日々深刻化しています。
地球温暖化の影響で年々洪水被害がひどくなっている気がします。
バンコクやパタヤなどはどんどん水没が始まっており、そう遠くないうちに都市としての機能が失われるとされています。
ちなみに現在のパタヤの海岸は人工海岸で、もともとの海岸はすでに浸食されています。
これはタイに限ったことではなくインドネシアなどでも同じ現象が進んでおり、首都ジャカルタの水没危機で早くも首都移転を進めているようです。
タイはF1レース誘致や、カジノ建設などで浮かれていないで、こういう現実的な問題こそ真っ先に取り掛からなければ手遅れになることがわかっていないようです。
見栄の塊のタイ人には無理な話かもしれませんね。
「砂上の楼閣」
見栄えはいいですが、基盤や中身はなくスカスカでいつ倒れてもおかしくない不安定な様のことですが、
タイという国はまさにこの言葉がよくあてはまる後進国だと思います。