タイ首相候補の民主派野党「前進党」のピター党首に対する調査を行っていた選挙管理委員会は12日、同氏の議員資格を剥奪するよう憲法裁判所に勧告した。
翌日の首相指名選挙を前にピター氏には大きな打撃となった。
ピター氏がメディア会社の株を所有していたのは選挙規則に違反しており、5月14日の選挙に立候補する資格がなかったとの主張は正当性があるとする声明を発表した。
選管筋は裁判所の判決が出るまでピター氏の議員資格を停止するよう求めるとロイターに述べた。 選管の勧告によって同氏が13日の首相指名選挙投票に出られなくなる可能性は今のところ低い。
さあ、明日13日はタイの新首相が選出される日です。
現首相のプラユットさんは、本日政界からの引退を表明されました。
新首相の筆頭候補である前進党のピタ氏ですが、記事の通り選挙管理委員会より、選挙法違反により議員資格のはく奪を裁判所に申請されてしまいました。
これで同氏の首相選出はほぼ絶望的だと思います。
ピタ氏が出なければ大麻の麻薬再認定はなくなるので、タイか関連の業者やお客はお喜びでしょう。
また、徴兵制度廃止や不敬罪改正を訴えている同氏ですが、これもできなくなり軍も一安心ですが、
代わりの首相候補を同党から立てた場合、どうなるかは不明です。
また、連立を組む貢献党のタクシン娘も、ピタ氏が首相になれないのであれば自分がという熱望は強くあるでしょうし、前進党が代わりの首相候補を立てた場合、連立破棄もないとは言えません。
いずれにしても明日はっきりします。
いつものことですが、タイの選挙はごたごたするのが通例です。
私は軍事政権継続を希望しますが、最悪でもピタ氏だけには首相にはなってもらいたくありません。
楽することしか考えないタイ人(最近の日本の若者も同じですが)から、心の支えである不敬罪や懲役制度をとれば腑抜けになるのは火を見るより明らかです。
世の中は乱れ、今以上に麻薬や銃による犯罪が多発するでしょう。
自由や民主主義が必ず正しいということはありません。
それにしても日本の政治もかなりひどい状態ですね。独裁国家と呼んでもいい状態ですね。
マイナンバーを強制し、次から次へへと馬鹿高い増税を繰り返し、最終的には国民の財産にまで手を出すつもりです。
片や北朝鮮にミサイルをぶち込まれても何にもしない、何もできない、騒ぐだけ。
岸田や河野のようなトンチンカンなのが、なぜいつまでもその座を維持できるか不思議でなりません。
日本人がおとなしいからでしょう。
さて少しタイ語に触れます。
今週はタイ語だとアッティ・ニー↑ですが、これが言いにくい!
タイ語に慣れても流暢に出てこないのです。
タイ人も同じで、多くのタイ人はアッティ・ニー↑ではなく、サブダ―・ニー↑を使っています。(意味は同じ)
アッティ・ナー↑(来週)は問題なく言えるのですがね。