失われた2時間

いや～タイの交通ルールはますますひどくなっていますね。
道路法改正以前よりはるかに現在のほうが悪く、自己も以前より多く発生しています。
先ほど買い物にスーパーへ車で行く途中、前方からバイクタクシーが左車線を堂々と逆走してきました。
私たちは左折してスーパーへ向かおうとすると、逆走してきたバイクが無理やり左折する私たちの車の前に突っ込んできました。
ぶつかる寸前でした。
クラクションを鳴らし、窓を開け大声で怒鳴りつけてやると、どうかしたのと言わんばかりのとぼけた顔をしていました。
こういう程度の低い連中に道路法改正とかは馬の耳に念仏だとよくわかりました。
まあ、あんな運転をしていれば必ず近いうちにどこかでひかれるでしょう、間違いなく。
1度生死をさまようほどの大怪我をしないとわからないと思います。
タイの運転では通常の視認のほか、逆走車両の確認を必ずしないと事故を起こす確率が高くなります。

さて、今日の本題はタイの話ではありませんが、若いころ、日本で2時間の時間を喪失したことがあります。
ミステリーゾーンに迷い込んだような不思議な感覚でした。
そのころ私は埼玉というところに住んでおり、東京の池袋から東武東上線という電車で志木という駅を目指しました。
とても疲れていたせいか電車に乗ると直ぐ眠気に襲われ、そのまま爆睡してしまいました。
ずいぶん寝たような感じですが、目を覚ますとまだ出発地の池袋にいました。
ただ、乗ったのは午後５時ごろでしたのでまだ明るかったのですが、
目を覚ますともう辺りは夜になっていました。
時計を見れば午後7時、2時間も時間をタイムスリップしたかと驚き、頭が真っ白になりましたが、
冷静に考えてわかりました。
そう、爆睡したまま終点の寄居まで行き、それでも目を覚まさず、今度はその電車が池袋に向け発車したのです。
東上線を始点から終点、そして終点から始点まで1往復していたのです！
何ということでしょう！
あ～あ、またやってしまいました‥
こういう場合の電車代はどうなるのでしょうかね？もちろん、普通に池袋から志木の片道しか払いませんでしたがね。
そして池袋から電車が動き出すと、また眠気が・・
いかん！こんな電車で何時間も時間をつぶすわけにはいかないぞ！笑い話にもならんと、
強烈な眠気を我慢しながらなんとか志木で無事下車できました。
みなさんも、電車に乗るときにはちゃんと睡眠をとってからにしましょうね。