海と山と

釣りと近場の山歩きを趣味とするリタイヤおじーのひとりごと

四国 平家平

2009-05-17 08:20:06 | 山歩き
平家落人が隠れ住んでいたとの伝説のある山
「平家平」(1693m)へ


5月16日、曇り~雨の予報の中、OB山の会で四国平家平へ出かけた。
雨の可能性もあったが、そんな状況での登山もたまには経験してみても
良いのではと言うことで出かけた。

瀬戸中央自動車道~高松自動車道~松山自動車道~伊予西條ICで降り、国道11号
~国道194号~県道17号を経由して高藪から山道へはいっていく。険しい山並が迫ってくる
平家の落人もよくこのような山まで逃げてきたものだ。
途中、小麦畝の方に向かう道があるが、左の方の高藪登山口へ向かう。
残り1Km位のところから舗装がなくなり一部石がごろごろした道をゆっくり走る。
轍が深く、うまく道筋を選んで運転しないと車の下を摺ってしまう。
結局残り500m位を諦めて、車を側道に止めて登山口まで歩くことに。

登山前に全員で出発式。空は曇っているが、雨は降らないだろう。 8時20分登山開始


約50分くらいは緩やかな登りで、落ち葉の積もる中、新緑を楽しみながら
気分よく登ることができる。
最初のピーク(1428m)手前で、急登となる。
登山道は欠けやすい石が多いためか、板で崩れ防止の養生をした階段道に
整備されている。ありがたいことだ。
しかしこの階段、一段が高く、普通の人の歩幅ではかなりきつい。


歩き始めて1時間半位で樹林帯を抜け笹の原に出る。本来ならここで一気に
展望が開け最高の景観が楽しめるはずだが、今日はまったく遠望できず。


この向こうが頂上。30m位離れた人の姿がぼんやりしか見えない


歩き始めて2時間で頂上到着。何も見えない。しかも寒い。
気温7℃、風も強く体感温度はもっと低いのだろう。
頂上を確認して即下山。風裏を捜す。


下山は来た道を降りる。
5分ほど降りたところの風裏でチョット早い昼食。遠望は無理だが、山で食べる食事は旨い


高度を下げるに従って、周囲が見えてくるが、頂上は相変わらず雲の中
しかし、萌える若葉の緑が美しい。


下山中に、わずかに薄日が差し込む。その時ブナの新芽が緑に輝いた。
今の時期、この景観がたまらない。


今は花が少ないのか。ヤマツツジも終わっていて、ほとんど見られない。たまたま
残っていたヤマツツジを写したが、花の勢いは終わっている


駐車場に到着したのが12時20分 合計4時間の山歩き。
帰りは国道179号線沿いの「木の香温泉」へ。
温泉に入っているときに、われわれが山から下りるのを待っていたかのように
雨が本降りになってきた。
コメント
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