のくたーんの駄文の綴り

超不定期更新中orz

49冊目

2005-04-23 20:42:46 | ライトノベルス紹介
は、
富士見ファンタジア文庫・冴木忍氏著「聖竜伝1 竜の眠る大地」絵師さんは森田柚花氏です。

富士見からはかなりの本を出している冴木氏です。私の好きな作家の一人であります。
最近、「天高く、雲は流れ」を15巻という長編を見事に完結させた方です。おもしろかったなあ、あれは。

で、今回はその冴木氏の最新作。発売も、先月か今月かのどっちかだったはずです。たぶん。
竜の加護のおかげで、人間は平和に暮らしていました。
しかし、竜の中でも一番力を持っていた神竜が倒れ、世界は大きく崩れてしまいます。
竜の加護をなくした人間は、今までとは打って変わって厳しい現実と向き合わなければなりませんでした。そして、いつしか共存していた竜の数も減っていきました。

主人公は少年。良くも悪くも少年です。友を一人連れて、過酷な旅を続けていました。
しかし、賞金がかけられた盗賊を狩り出したところで、罠にかけられたことを知ります。
時すでに遅く、さまざまな要因の後に奴隷市場の商品として売り出された二人。
そこで主人公は、まだ幼い少女を見つけました・・・

この1巻は「序章」です。これから巻数を重ねて物語が大きく飛躍するでしょう。
なので、1巻自体はそれ程面白いと思えませんでした。でも、作品をかなりの数出しているだけあって、文章の構成はすごいですね~。
どちらかというと、小中学生向きかな?まあ、歳は関係ないですけど。