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伊賀上野城

2010-03-22 | お城・天守
三重県にある「伊賀上野城」に登城しました。

見学に行った日は、黄砂がひどく、曇った状況でした。
天守閣修復中ということで足場がかかっていたことも少し残念でした。
強い風と黄砂で気持ちが萎えてしまったので一度その場を離れ
天気が少し回復してから登城しました。

天守閣は1935年(昭和10年)に復興された三重三階の木造模擬天守閣。
二重二階の小天守も連結されたバランスの良い平山城です。






コンクリートで再建された天守閣と違い
木造、瓦葺、白漆喰塗のこだわって再建された
伊賀上野城は、別名「白鳳城」と呼ばれるように白漆喰が黄砂のなかでも美しく見えるお城です。







天守閣内部に入ると一階は、兜、甲冑、武器などの展示スペースとなっていました。
特に目立つ展示が、藤堂高虎が豊臣秀吉から拝領したと言われる
うさぎの耳がついているような兜「唐冠形兜」。
かなり重そうですが空も飛べそうな兜、とてもおしゃれです。
あまりにサラリと置いてあったので、もう少しドラマチックに
展示してもらえるとよかったかも。









急な階段を天井を見上げなからのぼると
二階は藩主藤堂家の調度品や天守閣復興に携わった川崎克氏の遺品などが
展示してあります。









三階は、展望室となっていて
天井には、天守閣復興を祝う有名人の色紙でいっぱいになっていました。
黄砂の影響で残念ながら城下町の景観は一望できませんでした。






そして伊賀上野城といえば
築城の名手 藤堂高虎が監修した石垣がこのお城のメインではないでしょうか。
日本有数の高さを誇る本丸西の高石垣は、高さ約30メートル。
一直線に伸びる力強さは、圧巻です。

高さがわかりづらいかもしれませんが、写真右上の人(ピンクの服)と比較
すると、石垣の高さがわかるかもしれません。

これでは、そう簡単にこのお城を攻め落とせませんよね。
さすが藤堂高虎!




すごい風と黄砂と石垣に圧倒された 伊賀上野城でした。






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