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スキャンスピーク 10F/8422-03 フルレンジスタイル

2012-09-14 | オーディオ

stereoの付録、スキャンスピーク 10F/8422-03をまた手に入れることができたので
もう1セットスピーカー(エンクロージャー)を組んでみます。



前回スキャンスピーク 10F/8422-03を利用した「ケルトン型」の
エンクロージャーもなかなか良かったのですが、
10F/8422-03のストレートな音作りの部分を確認したかったので
フルレンジにて挑戦です。



今回は、オークションに出品されていて完成されているエンクロージャーが
あったので購入して済ませました。
材質はMDFですが、造りがとても良く、そのまま製品といっても過言でない
素晴らしいクオリティーです。
(これでは自分でカットから組立することがバカバカしくなるくらい・・・)

今回は、組立の工程が無い分、塗装をしてみようと思います。
道具は、スプレーと紙ヤスリのみで。

はじめに、600番程度の紙ヤスリで全体を軽くヤスリがけしていきます。
その後、ダンボールの簡易ブースにてスプレー作業をします。
目止めプライマーのスプレーかけ、再度ヤスリがけ。



エンクロージャーの色決めですが
木目調、ピアノブラック、ホワイト、クリアーなど普段見かける色と異なるものに
しようとおもいます。

出来る限り「普段に選ばなそうなチョイス」で進めてみます。

候補は、青、黄、赤・・・信号みたいですが、
スプレーの缶を見ながらオレンジイエローが最も目立ったのでこれに決定。
スプレー後クリアーをかける手間をなくすため光沢タイプを選択しました。

カラースプレー工程は、以下の順番で行いました。
1.イエロースプレー塗布(2時間程度乾燥)
2.1000番のヤスリがけ
3.イエロースプレー塗布(2時間程度乾燥)
4.1500番のヤスリがけ
5.イエロースプレー塗布(2時間程度乾燥)
6.1500番のヤスリがけ
7.イエロースプレー塗布(1日乾燥)

合計4回スプレーを塗布しました。最後はヤスリがけしないでそのままで完成。
乾燥時間もいれて2日程度の工期でした。



ユニット部分は、M4のボルトで固定するのですが
ユニットがブラックなのでいままでブラックを選びたいのですが、
あえていつもは選ばない真鍮色のボルトで。

ちょっとケバケバしいけど、
今回は、「普段に選ばなそうなチョイス」がコンセプトなのでこれで決定。

クリアーをかけなくても光沢も少し出てくれてよかった。
エッジ部分とポート部分のヤスリがけを手抜きしたのでザラザラのままですが
まあ良しとします。(毛羽立っています)



実際に試聴した感想ですが、いままで「10F/8422-03」をフルレンジで
聞いていなかったのでユニットの性質をしっかりとつかめていませんでしたが、
このセットで聴いていると再生音域を無理させていないことがよくわかります。

高音は、無理せず伸ばさず、中音域のボリュームに特化しているような感じです。
低音部分も無理せず下まで求めず出せる帯域をしっかりと!と言う感じ。
物足りないと思う部分もありますが、この欲張らなさがこのユニットの特徴の
ように思えます。

クラッシックがあうユニットだと思っていたのですが
今回のセットでは、明らかにポップスやボーカルがよく感じるスピーカーになりました。
逆にクラッシックは得意ではないようです。意外でした。

ポップス専用スピーカーとして使おうと思います。