PCオーディオシステム入れ替えです。
なんとなくフルレンジの音が聞きたくなり
以前作製したフルレンジスピーカーでセッティングしました。
システム構成は、
・MacBook Pro「Play」
iTunesにくらべ解像度がアップしている優秀な無料ソフトです。(紹介済み)
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DAコンバーター
・「Icon-μDAC」
PCからUSBケーブルでうけてDAコンバーターとして使用。(紹介済み)
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プリメインアンプ
・「int200」
musica社製のプリメインアンプ。(紹介済み)
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スピーカー
・「自作8.5センチフルレンジスピーカー」
フォステクス社製ユニット「FE88ES-R」使用。
今回はじめて紹介する
自作のフルレンジスピーカーは、
ユニットに『FE88ES-R』を採用しています。
『FE88ES-R』は、2004年3月FOSTEX社から
限定1400個の8.5cmフルレンジユニットとして発売されました。
ラジアル抄紙ESコーン採用。
フルレンジでありながら最高音域40kHzまで再生。
この口径で最大級のフェライトマグネット搭載などなど
とにかくスペックを盛り込んだユニットです。
横からみるとデベソのようなセンターキャップが特徴です。
いつもながら限定という単語に過敏になり
当時、とりあえず手に入れておかなくてはと2ペア購入。
ネットで検索していると素晴らしいサイトを見つけました。
「スパイラルホーン」
http://www3.ocn.ne.jp/~hanbei/intro.html
(現在、「スパイラルホーン」のページは、閲覧する
ことができないようです)
このサイトを作られている方(Masaaki Takenakaさん)の独自の理論により
導きだされたバスレフポート部分をスパイラル状にする特殊スピーカー。
ここに『FE88ES-R』が使われていて
そこに水平式スパイラルスピーカーが載っていました。
これを参考に作製しました。
見えづらいですがバスレフポートに見える部分は、
塩ビ管にケーブルを巻きつけてスパイラル状にしてあります。
仕上げにブラックのスプレーを吹きつけてケーブルを目立たなくさせました。
エンクロージャーの材料はフィンランドバーチ(白樺)を採用しました。
叩くとコツコツとなり、密度が濃いなあと思わせる素材。
そして、美しい表面と小口から見える積層部分はまるでバームクーヘン。
このフィンランドバーチは色々ある木材のなかでも響きが良いことでも有名です。
せっかく作るのにこれを使わない手はありません。
このスパイラルスピーカー
サイズが小さいので大量の低音は出ませんがボヤボヤしない芯のある低音を
再生してくれます。
フルレンジの得意のボーカルも透明感と伸びがあります。
2wayなどの複数のスピーカーに比べてフルレンジの新鮮で
シンプルな音が心地良いです。
よくスピーカーはフルレンジに始まりフルレンジで終わると聞きますが少し納得です。
またフルレンジスピーカーにハマってしまいました。