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「次の世界」の整理 2/5

未来予測

 次は、グローバルのグローバル(GG)とローカルのローカル(LL)に向かいます。それはどんなイメージなのか? それが未来予測です。

 GGとLLが生まれたのは、数学からです。今のトポロジーの次にどうなるのか。そして、LLがGGと引っ付くことになります。そういう空間です。

 この空間そのものは私の中にあることに気づきました。それは存在と無です。究極のグローバルと究極のローカルが私の中で一緒になっている。かつ、宇宙もそうなっている。広大な宇宙の端と自分の中がつながっている。これは「あなたの心はどこにありますか」と聞かれたときに、直感で感じたことです。

 そう考えると、LL=GGは究極の姿であると同時に、原初の姿です。だから、循環します。

 未唯空間のジャンルに当てはめてみました。数学では、コンパクトに当たります。開であり、閉であり、集合であり、点であるコンパクトです。社会では、何のために存在するのかの説明しようとします。

 歴史では、民主主義とか国家とかの形態がどうなっていくかを示している。超国家と自分との関係からすると、LL=GGは自分が超国家であることになります。その間にある国というものの価値が極端に低くなる。歴史そのものから見ると、今までの歴史、137億年の歴史が到達する、究極の形である。

 仕事で言うと、ローカルのローカルのお客様とグローバルのグローバルである、メーカーの企画が、ローカルとグローバルを中継しながら、つながるという単純な形です。平和です。

LLとGGの世界

 未来予測については、コンパクト化とコミュニティ化を2050年までに作ることですが、それ以前の2030年までに社会インフラを変えていけるのかどうかです。準備期間を持ちます。

 LL=GGでの国の形態は分かります。国は軽い存在になって、つなぐだけの役割です。LL=GGの世界にとっては、地域が一番重要になります。エネルギーを含めて、色々なものを集約させます。

 つなげるのは、教育とか経済を含めたソーシャルという考え方です。地域の活力と個人の活力を使っていきます。

 何しろ、LL=GGなんですから、個人の思いが企画を動かします。そのためにはソーシャルとして、皆を解放させることです。

 ソーシャルの世界は複雑性が支配している。地方の変化が中核部分を変えていきます。一つのマーケティングから複数のマーケティングへ、原因から結果へ、結果から原因へ。

 個人にしても、まずは発言することです。それによって、何が起こるのか。複雑性の世界では、変化が変化を生み出します。個人の自信が次につながって、集団として、変革を起こします。個人が変われば、社会が変わる。その根本は複雑性です。

サファイア革命

 具体的な活動としては、サファイア革命を起こすことです。

 その核はサファイア事務局です。最終的には政治活動を行います。役割は仕事で言うと、ファシリテーターとインタープリターが中心になります。日本人の組織依存をどうするかも絡んできます。

 サファイア革命といっても暴力革命ではない。一つの概念のもとに、それぞれが自分の立場で、動けるようにしていけるようにする。何が正義なのか、生まれてきた理由は何なのか。当然、戒律はムハンマドのように求めます。
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「次の世界」の整理 1/5

未唯へ

 散歩しながら、ICレコーダに入力している。バス停の前を通ったら、1分後にバスが来る様なので、待って、バスに乗りました。いつものバス停です。

第10章「次の世界」のオーラルでの整理

 本当に俺は考えているのか。適当なことを言っているだけなのかもしれない。

 第10章「次の世界」で自分が考えているかを確認します。

分化させる

 まずは、分化から始まっています。

 これは空間ではない。まずは、ローカルとグローバルでの空間から始まります。それが組織のレベル、グループのレベル、そして個人のレベルにいきます。

 では、今の社会のそれぞれのレベルはどうなっているのか。

 日本の場合は個人と組織しかない。その間にグループを作らないといけない。そのためには、個人と組織が分化しないといけない。この順番がよく分からない。当然ながら、組織と個人だけでなく、グループがあるところもあります。偏在しています。それのアナロジーを活用する手です。元々、空間を一様で見ていない。多様で見ています。その中で次元を上げていこうという話です。

 分化の始まりは、サファイア循環におけるインタープリテーションです。つまり、ローカルから発言することです。そのループを多様なところでつなげていくことで、多様な大きなループになっていく。

 個人の分化の例として、グーグルでの20%ルールのように、色々な所に関与してくる。一人の分化することは、参加するNPOからすると、それはNPO全体の色を変えることです。一人が10人の人にもなり得ます。

 人間はそういう多面的なものを持っています。仕事という面だけではない。教会のメンバーなら、メンバー間のポータルを作ればいいです。オープンソースという手があります。

 その目的は何かというと、仕事のメジャーだけでは全体が生きていけないけど、多くの人が役割分担できれば、何らかの形で全体が生きてくる。それによって、一つの組織に依存しなくてもよくなります。

 次は組織の分化です。本来、組織は強固でないと思われているけど、今はそれでは成り立ちません。多くの目的を持ってやっていく事です。社会との融合です。儲けるだけのことでは、成り立ちません。

 組織の中で、変わらないといけないのは、会社というものと宗教というものと、あとは政治でしょうね。企業は目的は分かりやすい。宗教の目的は何か。人と救済することが表向きです。個人を団結させることは本来の目的ではなく、個人の救済です。

 キリスト教の目的は団結させることです。それが西洋のコミュニティにつながっている。そのメリットは大きい。イスラムの場合は、個人への戒律です。強い関係を仲間に求めます。

 政治の目的は生活なんでしょう。政治・経済となった途端に、目的が変わります。そこから分化させないといけない。

 次に来るのは、グループの分化です。その前に、グループを作らないといけない。アメリカのように、下から作り上げたところは、自然にグループができている。日本の場合は個人がバラバラにされて、組織に支配されている。

 コミュニティが存在することで、社会を変えるための原動力を作ることです。組織と個人に対する分化を促す。そのために、知識と意識をココに集めることです。

 では、分化したあとはどうなっていくのか。ローカルとグローバルの間にコミュニティに作って、そこに力を集約して、ローカルを力づける。
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Kindleで知のサークル

本当に、そこに居るのか

 生きる意味を感じるなというけど、本当に自分が違うのか同じなのかは分かっているのかな。どう見ても、人は理解しようがないし、理解したとしても、自分が違うことしか分からない。

 それを無理やり、考えないで、生きているかどうか。単に忙しさと生活にまぎれて、そういう世界に浸るのは、いままで、今までの137億年を無にすることです。

 最後に至って、それを考える自分が生まれてきたことに意味を持たないのは不自然です。

Kindleを使い始めた

 Kindleはなかなか、面白いです。配置が分からない。何でもかんでも入れてしまうことは難しい。テキストベースにしましょう。

 店舗のWi-Fiスポットは間違っている。もっと、自由にできないとまずい。QRコードが介在してはダメです。

 Kindleで本のDNAを飛ばせます。それで仲間を作って、知のデータベースが作れます。それで、本と電子図書の間を埋めることができます。

 DNAとしての本でサークルを作り、自分の主張だけでなく、より多くの主張を本から持ってこれます。新しい議論ができます。

 本を中心としたコミュニティとして、一つの力に変えていけます。

死を感じる

 未唯空間を始めてから、死を感じることがなくなっている。それ以前の存在がなくなることへの恐怖は強烈だった。風呂には入ることはできなかった。一人で騒ぎまくっていた。

 居てもたってもいられない。あの感じに戻るしかないのか。そうしないと迫力がない。死はかなり、現実に近いものですよね。これで始まると思えるようにしたい。

 心臓とか身体とはかなり離れてきているけど、やはり、痛いだろうな。ということは、無に対するあこがれと恐れがあるのでしょう。

仕事というもの

 他の人間もそういうことを感じているのでしょうね。よく分からないけど、本を見ているとそう感じるけど、私の周りの人間はそう感じているとア思えない。

 生きるということ、生活でまぎれています。仕事というのはそんなに大してことなのか。仕事での生産、農業での生産についても、生まれてきたことから逃げていては意味がない。

 この意味がないという言葉が通じない周りの世界。考えてみれば分かるはずです。考えることが生きること、生きるコtが考えること。やはり、この境地。といっても、受け売りですけど。池田晶子さんに会いたかった。

偶然の意味

 無印で2000円のイヤホンを買ってしまった。単にボリュームコントロールできるだけのものだったけど。

 この意味は、ICレコードからもっと頻繁に落とし込みせよということなんでしょう。

 まさか、音楽を聴けということではないでしょうね。それもそろそろ考えないといけない。バッハの無伴奏チェロ曲に浸りたいときはあります。

ソーシャルを導入する

 企業はもっとソーシャルになる必要がある。現在の形のソーシャルネットワークが今後も続くかという点は問題ではない。もっと重要なのは、オンライン上のソーシャルな結びつきが人々の暮らしに欠かせない存在になったということだ。企業もそれを自覚し、ソーシャルメディアは単なる新たなコミュニケーショソ手段ではなく一つの「環境」であり、その中で事業を進めなければならないのだと考えるようになってきた。
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トヨタが何故革新企業と言われなかったか

『性能限界』より

トヨタというと、TPSに代表される生産性の高さが有名だ。その中のキーワードである「カンバン」は世界中で知られている。

TPSは経営学の先生やコンサルタントに分析され、世界中の企業が学び、取り入れた。自動車業界はもちろんのこと、対象はあらゆる分野に及んでいる。日本では、日本郵政など、公共団体までがTPSに学んだ。自己資金がけた違いに厚い盤石の財政基盤もあり、トヨタと聞いて、まず頭に思い浮かべるのは、徹底した効率経営であり、TPSはその象徴的な存在だ。しかし、トヨタにはTPSとは全く異なるもう一つの顔がある。「半世紀にわたり自動車業界の革新を引っ張ってきた」、という顔である

1980年頃には、セリカ・ダブルエックスのコマーシャルの格好よさが話題になった。ハッチバックドアを持ったラグジュアリースポーツの走りだ。そして、ダブルエックスを継いだのは、日本初の本格的ラグジュアリースポーツ、ソアラだ。

MR2は日本唯一のミッドシップカーだ。コンパクトなボディーと卓越した運動性能でファンを作った。

バブル経済崩壊や金融危機になっても勢いは衰えない。1990年代の後半になると、日本初のハイブリッドカー・プリウスを商品化した。レクサスは今や日本はもとより、世界的なプレミアムブランドとして根付いている。

最近ではスバルと共同で開発した86が納車半年待ちという人気を博している。他社が軽自動車とワンボックスカーに走る中で、86を成功させ、革新企業としての実力を示した。

こうしたトヨタの歴史は他の自動車会社の実績とは次元が違う。他社も追いつこうとしたが、ハイブリッドにしてもプレミアムブランドにしても、トヨタと同じような実績を出すことはできていない。

プラグインハイブリッドや電気自動車への接続性、エネルギー、コミュニティヘの広がり、といった「組み合わせ」の可能性を持つトヨタ型ハイブリッドシステムを採用した慧眼は、こうした革新の歴史抜きに語ることはできない。

アップルが革新企業であり、それを率いたスティーブ・ジョブズ氏が革新的な人物であることは言うまでもない。BMWは新車を出す際には、必ず、最先端の技術やシステムを取り入れる。中には、批判を受けても敢えて採用するチャレンジングな技術もある。こうした企業だからこそ、伝統の2000ccストレートシックスを捨てでも、新しいラインアップを作ろうという決断ができたのである。「組み合わせ」に命を吹き込む夢は、革新を追い求める企業からしか生まれないのだ。

仮に、振り返る必要があるとすれば、トヨタは革新性とTPSのような生産性という強力な両輪を持つのに、「何故TPSばかりに目が行ってしまったのか」、「TPSを生み出したトヨタで何故革新の流れが綿々と続いてきたか」、である。

今でも、トヨタが日本の自動車産業の革新を牽引してきた、と言えば、「資金力があるから」、「余裕があるから」、と応える日本人は少なくないのではないか。しかし、上述したように、トヨタの革新は半世紀も続いてきたことなのだから、そうした指摘が間違っているのは明白だ。卜ヨタが革新を牽引してこられたのは、トヨタに革新のDNAが宿っているからだ。

こうした理解の上で、何故、TPSと革新の歴史を両立できたかを解明しようという気運が生まれれば、日本にはまだまだ光明がある。

同社を成功例として取り上げたのには二つの理由がある。

一つは、それが事実であり、その事実を真正面から捉えることが今の日本には必要だからだ。隣人の成功を誇れず、面識もない遠くの成功者ばかりを持ち上げる姿勢から国としての発展はない。

もう一つは、ベンチャー企業の成功例の宝物探しのようなアプローチでは今の日本は救えないと思うからだ。筆者もベンチャー一企業の立ち上げに何度か関わったから、その重要性は十分に認識している。しかし、それが日本経済を支えるには相当な時間がかかる。日本が置かれている状況はそれほど悠長なものではない。今、日本は、日本経済を支えた大産業の存続の危機という重大局面にある。ベンチャー企業という次世代のエースの登場を待っている問に、クリーンアップ、中でも日本経済の4番バッターである製造業の大企業の再起を図ることが必要なのだ。
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ポスト・ピークオイルと社会の形

『減電社会』より

ポスト・ピークオイル時代において、石油価格上昇の影響を最も受けるのは、燃料のほとんどをいまだに石油に依存している自動車だろう。ハイブリッド車はガソリン車の燃費向上技術ではあるが、ガソリンなしでは走れない。一時ブームになったバイオ燃料も、石油を置き換えることはあり得ないとようやく認識されてきた。

電気自動車(EV)が次世代の乗り物として注目を集めているが、メーカーはいまだにこれまでのガソリン自動車の性能をEVに与えようとしているように見える。しかし、走行距離や充電時間の問題はなかなか解決できない。エネルギー効率を考えれば、今後は現在とは異なる乗り物と異なる道路・交通システムを構想すべきだと思う。近距離の移動は自転車や電動バイク、そして小さく、軽く、遅く、走行距離もほどはどのEVとし、都市間交通はそれとは切り分けて鉄道を中心に据えるべきだろゝっ。

エネルギーシステムはコミュニティレペルで構築するのが最も効率がよく持続的であるという考えは、交通システムにも当てはまる。ふだんの生活範囲をストレスなく、効率よく移動できることが交通システムにとって最も重要なことで、年に数度の遠出は別の手段にまかせればいい。それを全て一つのクルマですまそうとするから、いくらでも高性能なクルマが必要で、エネルギーを浪費し、かつどこまでも高速道路が延びていくことになるのだ。

高速道路はこのままでは将来負の遺産となることは必至である。繰り返すが、そういったシステムはもはや持続可能ではなく、早晩破綻することになるだろう。交通政策を現状の延長で考えてはならない。遅くとも今世紀後半にはいまのようなクルマ社会は成り立たなくなっているはずだ。自動車が増え続け、走行総距離が伸び続けるという仮構を前提にした道路政策は改めなければならない。すでにそうした前提は壊れつつある。今後は財政的にも道路や橋梁、トンネルなどの補修が次第に困難になっていくだろう。

年をとったら、自然豊かな田舎で畑作業でもやりながら暮らす--そう考える人は多いかもしれないし、団塊世代が引退したら都会と田舎のダブル居住で、クルマを使って移動する人が増えるという見方もあったが、それも元気なうちだけだ。体が利かなくなってくれば、クルマはいずれ使えなくなる。

地方都市ではモータリゼーションが進んだ結果、公共交通機関が成り立たなくなり、廃止の憂き目にあっている。その結果、高齢者は買い物難民になり病院に通う足すらおぼつかない。

過疎化が進む中山間地では、集落を再配置し、中心部にコミュニティを形成しようという動きも見られる。行政機関や学校、商店や診療所、福祉施設などをまとめ、その近くに新たに住宅地を造成するのである。そうしたコミュニティでは、ほどはどの距離を、安全に、しかも低燃費で移動できる手段があればいい。

このような再配置をすることで、そこに介護、宅配サービス、コミュニティレストランなど、新たなニーズが出てくる。そこには若者や障がい者の雇用機会も生まれようし、比較的元気な高齢者の仕事の場にもなる。

こうした再配置は地方都市や大都市圏周辺でも必要になるはずだ。東京圏への一極集中の結果、地方の中核都市でも人口が減り始め、高齢化が進んでいる地区が出てきている。これはいずれほとんどの地方都市や大都市郊外に及ぶ。空き家が増え、小売店が閉店になり買い物も難しくなっていく。一人暮らしの高齢者比率は都市部ほど高く、同じような再配置が今後必要になるだろう。交通システムの効率化とエネルギーシステムの効率化を両立させる「コンパクトシティ」の実現が望まれる。
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組織を攻撃する

未唯へ

 スタバで、ベンティダークモカフラペティーノ、アーモンドシロップ、キャラメルソース、チョコレートソース、ノーファット、エクストラホット込みで620円をホリデイシェアチケットで支払いました。

 本はなぜ、イントラが長いのか。自分のことばかり書いているのか。本当に言いたいことだけを抽出すれば,1/5で済むのに。

 血液検査結果を7月28日と11月19日と比べる。血糖値は277→140、HbAic NGSPは8.3→6.5、HbAic JDSは7.9→6.1

 それから、1ヶ月経って、体重は70Kgを割り,ウエストは80cmを割っています。さらに変わっているはずです。糖尿病から離脱できるのか。

 69.7Kgです。

無駄な時間をなくす

 何しろ、無駄な時間をなくします。やるべきことをやります。それを組織が邪魔をするのであれば、止めます。別にできなくてもいい。何しろ、内なる世界ではできているから。

パートナーが居なくなる意味

 今までは、パートナーを生かすためにやってきた。そのパートナーが居ないのであれば、私の行動に対する制約がなくなります。

 パートナーは一生懸命にやってきたのに,Sにあんな態度を取られては意味がありません。意味がないことはしません。

ソーシャルの世界へ行きます

 ソーシャルの世界に行きます。その目的は組織を変えることとコミュニティを作ることです。これができれば、次につながります。次は市民生活そのものを変えることです。そして、国が変えられます。

 道具から入るのはしょうがない。何しろ、日本人の意識はそう簡単に変わるものではない。この辺のところは「社会を変えるには」で確認します。意識を変えるにはどうするかを行うために、組織の連中に頼っては何もできません。

組織への攻撃

 Oが組織の中で生きるとなれば、確実に分かれます。彼にはできるはずがない。電算部などの信頼を得ていない。

 どうみても、パートナーが最適です。半年、私がやって、そのあとにパートナーに渡します。組織の名目には関係ない話です。

 だから、組織の連中に対しては、徹底的に攻撃します。何しろ、答えを出させます。そこに居る理由を考えさせます。文句があるなら、はねてみろ。

 Gに対しては、やるべきことを指摘します。それに対して、答えがあろうとなかろうと、指摘します。

 存在理由というものはそういうものです。何となく居るではだめです。意味を持たないと組織は持ちません。内側からの攻撃を仕掛けます。

 組織の人間をいたぶることは、販売店ヒアリングでとことんやっています。相手は誰でかまいません。本当の意見を出してもらいます。

内なる世界からサファイア革命

 それと瞑想する時間を持ちます。内なる世界から革命を起こします。サファイア革命です。その辺の会話は全て、ICレコーダーに入れ込みます。考えた証拠です。それが自分のためになる。そうします。

 取りあえず、ヘーゲルの『精神現象学』を18分単位で読み下しましょう。18分タイマーをセットしました。思ったよりも短いです。

 内なる世界から、仮説を外に出す。単にそれだけです。組織を変えるために、組織と闘う。

これで始まる

 亡くなる時に、これで終わりと思えるのか、これで始まると思えるのか。

数学で社会を変える

 社会を変えるのは、数学であり、数学者です。インターネットもアカマイも数学者が作り出した。
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SFDC イノベーションコミュニティを通して顧客を統合する

『グランズウェル』より

セールスフォースそのものはソフトウェアではない。ネット上で提供されるオンデマンドサービスだ。そのため、ソフトウェアよりも迅速に機能を更新・強化できる。スティーブがスピードを重視しているのはそのためだ。

セールスフォースは急速に進化している。以前は年に三回程度しか新リリースを提供しておらず、各所から不満の声があがっていた。次のリリースに追加する機能をめぐって、開発者とマーケティング担当者の意見が対立することも多かった。顧客の声を聞けばいいと思うかもしれないが、そうしていなかったわけではない。問題は、要望が多すぎることなのだ。顧客の要望は一万件に達していた。素晴らしいアイディアもあったが、そうでないものもある。重要なのは、両者をどう見分けるかだった。

二〇〇六年、プロダクトマネジャーの一人が、この問題を解決してくれそうなアプリケーションを見つけた。「クリスピーニュース」だ。クリスピーニュースを導入すれば、ディグのように顧客自身が記事を評価できるようになる。しかもディグと違って、クリスピーニュースは企業にライセンスを供与していた。「最初は自社で開発しようと思っていたんです。でもクリスピーニュースには、我々の知りたい情報を見つけるテクノロジーがありました」とSFDCの市場戦略担当バイスプレジデントのジョン・タシェクはいう。その情報とは、「どの機能が最も顧客の嗜好とニーズに合っているか」である。

二〇〇六年秋、SFDCは「アイディアエクスチェンジ」を立ち上げ、顧客が開発アイディアに優先順位を付けられるようにした。それまでは顧客から寄せられるアイディアは降り積もる雪のように、ただ蓄積されるだけだった。しかし今は顧客のグランズウェルがアイディアを整理し、並べ替えている。初年度には五〇〇〇件を超すアイディアが投稿されたが、トップページに並んでいるのは選り抜きのものだけだ。SFDCのために、顧客自身が優先順位を付けてくれたのである。

こうしたアイディアの中には、SFDCにとっては受け入れにくいものもあった。たとえば初期に多くの票を得たアイディアの一つに、セールスフォースヘのログイン時に必ず表示されるテキスト広告に関するものがあった。最新のリリースやカンファレンスに関する情報を顧客に一斉告知できるソーバナーはマーケティング部門のお気に入りだったが、セールスフォースを仕事に使っている人々は不満を感じていた。「ファイアドッグという顧客がアイディアエクスチェンジに投稿した文章を紹介しよう。ソーバナーを抹殺せよ。永遠に。

こう思っているのは私だけではないと思うが、敢えて提起したい。セールスフォースにログインするたびに表示される、このいらつくバナーを何とかできないか。

(中略)この問題の解決を望む人は、ぜひ投票してくれ。もうソーバナーはたくさんだ!

このメッセージが投稿されると、たちまち六〇〇〇人が投票し、ソーバナーの廃止を支持する熱いコメントが何百件も書き込まれた。ソーバナーの廃止に関しては、SFDCの社内でも意見が分かれた。

スティーブや多くの開発者たちは、セールスフォースのユーザビリティをできる限り高めたいと考えていた。しかしマーケティング担当者にとっては、ソーバナーは顧客にメッセージを伝えるための重要な手段だった。

どちらが勝ったって? 顧客だ。

どちらの言い分にも理はあった。しかし重要なのは顧客の満足度だ。その意味では、スティーブたちの主張のほうが有利だった。ソーバナー問題は決着がつくまでに九ヵ月を要したが、その間にSFDCは他のアイディアにも優れたものが多いことに気づき、いくつかのアイディアを製品に取り入れた。そしてソーバナー問題に結論を出す時が来ると、顧客を信頼し、ファイアドッグの希望どおりにソーバナーを「抹殺」した。

アイディアエクスチェンジによって、SFDCの商品開発プロセスは一変した。スピードを重視するスティーブを喜ばせるような変化もあった。新リリースの提供回数が二〇〇六年の二回から二〇〇七年には四回に増えたのだ。現在のリリースには三〇〇もの新機能が含まれている。以前と比べると三倍も多い。なぜ状況は変わったのか? 答えは、信頼にあった。

今ではセールスフォースに追加される新機能の約半分が、アイディアエクスチェンジに投稿されたアイディアをもとにしている。大規模な機能検討会議を開いて、ああだこうだと推測する代わりに、顧客の要望を把握した上で開発を進められるようになった。その結果、無駄が省かれ、進化のスピードが速まった。
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日本の危機は多くの日本人が考えているよりも深刻である

『日本の危機』より 日本の危機の深さを直視する

いま、どれだけかの日本人が「日本は危機の状態にあるのではないか」という不安を感じていると思う。しかし、大多数の日本人は、日常の仕事、育児、求職活動、受験勉強、老親介護などに追われており、「これまでなんとかなったのだから、これからもなんとかなるだろう」というあいまいな状況認識を頼りに生きているのではないだろうか。

私は、日本の危機は多くの日本人が考えているよりもはるかに深刻であると考えている。簡単な検査によって特定のバクテリアまたはウィルスによる感染症と診断できるタイプの病気ではない。内発的で複合的な病気である。即効薬はない。原因を見極めて適切な治療を注意深く進める必要がある。最大の問題は、民主制の機能不全であり、政治の迷走である。その基礎には、日本の社会のあり方の問題、日本の文化のあり方の問題がある。

私たちの子どもたちと孫たち、さらにはその子どもたちと孫たちが、悲惨な状態に追い込まれないように、日本の政治・社会・文化の全体を根底からつくりかえる必要がある。

20世紀後半の日本の経済と政治と社会を観察してきた人間のひとりとして、満80歳を超えたいま、21世紀を生きる日本人に向けて、どうしても自分の思いを伝えたいと考えたのである。私は、自分の観察と考察を書き残して日本を危機に追い込んだ人々の責任の追及を後世の歴史家に頼みたいと思っている。

日本の国家財政の危機は深刻である。政府の一般会計の歳出総額のうち租税収入でまかなわれているのはほぼ半分にすぎない。ほぼ半分が国債発行(借金)に依存している。累積債務(既発行の国債の残高)はGDP(国内総生産、国内で生産される粗付加価値、資本減耗引当を含む所得)の2倍を超えている。先進国のなかではダントツに高く、第I位である。日本の国債の大部分は国内の金融機関や家計によって所有されているため、ギリシャなどで問題になっている国際的信用不安は起こっていないが、日本の国家財政は実質的に破産状態にある。

長期にわたって政権を担当した自由民主党は、国民の生命と生活の安全・安定・公正を保障する施策を系統的に追求しようとせず、必要な増税を国民に訴える努力を回避し、「その場しのぎ」の「バラマキ」をつづけた。1990年以後も、不況によって租税収入がさらに縮小したのに、金融機関の不良債権の整理や不況対策のため巨額の支出がおこなわれ、人口の高齢化の進行によって年金・医療・介護などの費用が膨張し、財政赤字の幅がさらに拡大した。

そのうえ、2011年3月に東日本の広い地域が大規模な地震と津波に襲われた。死者と行方不明者がおよそ2万人という第2次世界大戦後の日本で最大規模の災害になった。相当数の国民が、家族を失い、家を失い、仕事を失い、先の見えない状態に置かれている。さすがに、政府も、増税を国民に求めて災害復興のための予算を組まなければならなくなった。福島第1原子力発電所の損壊の影響は重大であり、エネルギー政策の根底的な見なおしが必要とされている。放射能で汚染された地域を人間が生活できる状態に戻すことは容易でない。

日本人という人種は「絶滅危惧種」の状態になっている

中期・長期の展望のなかで日本の経済と社会に深刻な影響を及ぼすのは少子化である。現在の日本は、死亡率が低いため、1人の女性が平均して2.1人の子どもを出産すれば総人口が一定に維持されることになっているのだが、近年はI人の女性が出産する子どもの数が1.3人前後になっている。日本人という人種はいわゆる「絶滅危惧種」の状態になっている。不況の長期化と若い人々の就業の不安定化は、結婚をさらに遅らせ、子どもの数をさらに減少させる。これまでの政府の子育て支援の政策は、中途半端であり、「その場しのぎ」でありすぎた。

子どもが育つ環境にも問題がある。社会をつくって生きていく能力を子どもが身に付けることが困難になっている。子どもが育つ環境(自然的・社会的・文化的環境)の全体を見なおし、家庭教育・学校教育・社会教育をつくりかえる必要がある。
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パートナーの情報系での仕事

未唯宇宙を埋める

 未唯宇宙を取りあえず、全てを埋めます。入れたものはブログに入れ込みます。文書化はそのあとです。

アフリカへの旅

 中央破砕帯は人類の起源です。やはり、ケニアにしましょう。奥さんにCメールを送りました。「春にアフリカに行きませんか」「考えてみます」という答えでした。ほとんど、Noです。

心の穴が埋まらない

 心の穴が大きくなっています。何もする気がしない。考える気もない。だから、今日は何もしない。考えない。

 パートナーが居ないのに、やる必要があるのか。ない。

偶然に頼る

 だけど、始めると、何かが来る。その偶然を願うだけです。その偶然を願うだけです。偶然を使うしかない。必ず、偶然が私に方向を示してくれます。新しい2015年を待ちましょう。

未唯へ

 足が完全に冷えています。

Oへの対応

 それにしても、Oは邪魔です。適当にいいとこ取りをさせて、排除します。Oには夢がない。だから、夢を語れない。

パートナーの情報系

 パートナーは今回、やったことと同じアプローチを情報系全体で行えばいい。

 情報系はメーカーとのつながりが強くなってくる。そして、活用が多様化してくる。こんなものを一々作っていては、ずっとごみ掃除です。そのために、ポータルでやったように、流通ルートを作るのか。そして、上流のところを店舗から変えていく。

 店舗では自分たちでできるようにしていく。大きなつながりとして、お客様とつながること。それを今回やったわけだから、それを情報系全体を企画すればいい。中核部分はいじくる必要はありません。

 今まで対象にしていたことに比べれば、情報系はあまりにも小さい世界です。簡単にできます。しっかりしたバックボーンを持っていることを自覚してほしい。

 情報系の最大の弱点はデータベースが画一化していることです。入れるほうはそれでもいいけど、使う方は違います。だから、One-to-Oneできないのです。

 そのヒントは大阪の販売店で得ました。自分達用のデータベースと混ぜることです。それを行える可能性が出てきた。それがポータルでの外付けデータです。

 本体から差分反映したものを販売店ごとのOne-To-Oneのデータベースに入れ込めばいい。それをSFDCのアプリで対応させればいい。システム会社で十分できます。

データの外付け

 データに意味を持たせるというやり方は、研究開発部署で作ったことがあります。最初の未唯空間です。データに諸元を入れ置いて、それを集めて、諸元で自動整理しました。それこそ、25年以上前のテクニックである程度のものができました。

 パートナーはDMであれほど、苦労したのだから、One-To-Oneができないことを知っているはずです。項目を増やしても、販売店で入れるところをそうでない所があり,項目の意味合いも異なります。

 だから、販売店で項目を増やしてもらえばいい。お客様に関する項目も変わってきます。チャッターで得た情報も必要になるケースも出てきます。これをチャッター側のデータベースにおいて、販売店で分類すればいいです。

 日々のベータをいかにして、フローからストックに持っていくのか。これはサファイアの世界で十分やったはずです。

存在が見えていない

 パートナーから、私の存在そのものが見えていない。本当に心に穴が開いたままです。埋まることはないです。

 皆居なくなればいいけど、それも面倒です。だから、私が居なくなることを考えます。

 会議の時のパートナーの顔はよくなかった。見るに耐えなかった。だんだん、気持ちが悪くなってきました。本で埋めるしかない。

バカな連中

 だけど、あんなバカな連中に邪魔されることは情けない。彼らを超えた存在になります。2015年に向けて。会社を辞める手もあるけど、せっかく、仮説・実証できるから、半年間やり切りましょう。

私の役割

 全体の循環を考えられるのは、私しかいない。本当は役割分担してはいけない。Thinkはできるけど、Actは避けないといけない。

 だから、SFDC側に夢を持った人間を用意してもらいましょう。そのためにメーカー側の経営層を働きかけます。
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フォードのマスインフルエンサー

『エンパワード』より

フォードはアメリカの国民的な企業だ。歴史もきわめて長い。しかしフォードのスコット・モンティには、それが悩みの種になっている。なぜなら、そのせいで消費者の間では、フォードという会社は古くさくて、垢抜けていないというイメージが定着しているからだ。ライバル企業のGMとクライスラーが自滅して公的資金の支援を受けたことも、追い風にはならなかった。それどころか二社の迷走で、自動車産業そのもののイメージが損なわれた。

そんなフォードが大きな期待を寄せたのは新型フィエスタだ。新型フィエスタは二〇〇九年のヨーロッパ市場では革新性を評価され、二番目に人気の高い車となった。アメリカでは二〇一〇年夏に市場投入が予定されていた。フォードはアメリカでもその評判を盛り上げていきたかった。

そこでスコットのチームは、百人のモニターに新型フィエスタを提供し、存分に乗ってもらうことにした。モニターの応募者の中には、カリフォルニア州マリブに住む労働者階層顧客間の相互影響が意味するのは、顧客にものを売った「あと」が大事ということ

マーケティングの基本概念の一つに「マーケテイング・ファネル」がある。ファネルでは、消費者が会社を認知し、その商品の購入を検討し、その商品を購入するという段階が想定される。

しかし最近は、顧客の中のマスインフルエンサーが商品に関する情報を発信している。その発信力が強まるにつれ、その影響力も強まる。企業からの情報より、マスインフルエンサーからの情報に耳を傾けようとする消費者がどんどん増えている。

これはファネルの見方を変えなくてはならないということだ。もはや「販売」は最終地点ではない。ものを売ったあとも、さらにサービスによって顧客を満足させられる。さまざまな方向から情報を提供すれば、顧客との接点や、顧客に好印象を与えるきっかけを増やせる。またこのようにリーチを広げることで、自社をあちこちでほめてくれる顧客も獲得できる。
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