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天動説の人たちは地動説の人を迫害します

未唯へ。今日は10.21国際反戦デーです。40年前の70年安保のデモを思い出します。当時は19歳です。栄の公園で、フランスパンをかじっている写真だけが残っていました。

朝、34階の窓から太陽を見ていました。やっと太陽が見られる季節になりました。冬に向かっています。光を浴びながら、「天動説」という言葉が浮かびました。

サファイア循環をもとにして、販売店、営業本部に、将来を説いているが、太陽が回っているのではなく、地球が回っていることを言っている気がしてきました。天動説に対して、地動説です。だから、迫害されている、迫害しても、真実は変わらないのに。

天動説の人たちは、「作る」ことが基本で、「作る」「売る」ことで社会が動いていると信じています。グローバルの立場に居る自分たちが世界を回していると思っています。地動説の人は、ローカルでの行動を大切にしています。「売る」ことに対しては、[聞く」ことを大切にしようとしています。完全に天と地がひっくり返っています。

地動説を述べるのも大変です。「俺しか考えていないから止めようか」と思ってみたりするが、「俺しか考えていないから続けよう」と思い直します。ここで止めたら、すべてがなくなります。すべてが中途半端になります。

天動説の人たちには、理論ではなく、将来起こることを予言として伝えましょう。考えていない人に、理論を述べてもしょうがありません。

予言は起こってからでは、価値がありません。予言は当たるためにすると同時に、当たらなくするためにします。何もしなければ当たる場合もあるし、予言がものごとを加速する場合もあります。予言者は予言の先のことまで考えています。つまり、予言者に尋ねる人には、対策を明示します。

その為には、考えている人なら、どんなイヤなやつでも話すことにします。何も考えていないやつが一番、嫌いです。

考えることで、ローカルからグローバルを推察できます。これは、人間の心のあり方と同じです。小さな所から、大きい所まで考えられ、かつ、歴史で過去と未来が見れます。

人間の心は、全体と部分を一緒に見ています。内から見るだけでなく、外からも見ているし、過去からも、将来からも見ています。これは、個人だから、可能なことです。組織では考えられないことです。だから、考えている個人を信じます。
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グーグルと自動車メーカ-が一緒になる世界

未唯へ。今朝から、また、めまいです。睡眠時間5時間が続くと、すぐにめまいで規制されます。前回はひたすら寝て、対応したけど、今回は少し抵抗して見るつもりです。チェの病状に比べたら、問題になりません。

昨日のテーマの続きです。グーグルと自動車メーカーが一緒になる世界を想像しています。これは、早くしないと、グーグルにすべてを支配されてしまいます。それはお客様にとって、不幸なことです。

グーグルとメーカーが一緒になる理由は、お互いの強みでお客様を支援することです。グーグルの強みは、ポータルでお客様からの信頼を得ている、全国規模でのリアルタイムのレスポンスが可能なサービスを実現していることです。販売店の強みは、「売る」ために、販売、サービス、イベントを実際、行ってきたことと。地場の産業を取り込んできたことです。

つまり、仮想空間と実空間をクルマとネットワークでつなげていくことが出来ます。環境社会に即した、クルマの新しい使い方のインフラになります。

クルマがどう変わるのかは、パソコンを状況を見れば分かります。部品がユニット化することで、さまざまな形態が可能になった。クルマそのものが、もネットワーク化するので、お客様のニーズに応えるコンポーネントに変わっていきます。

使い方がどう変わるのか。これは07月31日に述べた「町の風景をパブリックで変えていく」の世界に向かうと考えられます。

バッテリーはチャージしなくてはいけないので、クルマの共同利用が本格化します。家庭の電源ではムリがあります。駐車場に電源を引かないといけません。それよりも「共同の駐車場」に電源を設けることの方が現実的です。そうなると、チャージされているクルマを使った方が楽だと言うことに気付きます。その時に、自分のクルマである必要がなくなります。

その時点で、空いた、家の駐車場のスペースを花壇に変える家族が現れます。

電源供給のインフラ作りが公共事業(ニュー・ニュー・ディールでの仕事の開発)になった段階で、共同駐車場への太陽光発電、電源ケーブル上にインターネットおよびCATVを相乗りさせて、スマート・グリッド化すると同時に、電信柱を撤去して、地中化していきます。

その結果、明るい空の下で、近所はクルマの心配をせずに散歩できるようになった、2020年を想像します。
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自動車マーケティング革命はグーグルが起こす

未唯へ。もうじき、「自動車革命」が起こるそうです。楽しみですね。

NHKスペシャル「自動車革命」を録画して、バスの中で聞いていた。「激動の時代を生き抜くメーカーの「ロードマップ」、新型エコカーの開発の最前線、アメリカ市場のテコ入れ、部品メーカーの模索。密着取材の中から自動車の未来像、「自動車革命」の実像を見せていく」そうです。

かなり、誇張されているが、年内にプラグイン・ハイブリッド車が出されるます。先行きではガソリンエンジンを外して、電気自動車にするそうです。

部品表システムを設計・開発していた頃は部品点数は1万点だったのに、現在は3万点に増えていることを知りました。これが、障壁になって、他メーカーの追従を許さなかった。これが電気自動車になると、部品点数は1万点以下になり、コンポーネント化が進むそうです。

パソコンのようにユニットの組み合わせで対応でき、ビックスリーからスモールハンドレッドへ移行が予測されています。技術での優位性はすぐに越えられてしまう。

番組は、技術面だけにスポットライトを当てていた。12日にも書いたように、販売システムへのインパクトの方がはるかに大きなものになります。今こそ、メーカーから脱却する時です。「自動車革命」よりも「自動車マーケティング革命」です。

「作る」ことが簡単になれば、「売る」ことが難しくなります。「売る」ことよりも、「使う」こと、「聞く」ことが主になります。販[売]店の最大の弱点です。ポータル。ライブラリは「使う」ことを可能にし、その次のアイデアは「聞く」ためのシステムを狙っています。だが、社会の変化に間に合うか、微妙です。

社会に対してアピールするのに必要な技術は「複雑性」です。環境への対応、インフラ整備状況、お客様の変化に即して、対応できる技術です。

お客様のニーズを最大限取り込んでいるのが「グーグル」です。彼らも電気自動車を狙っている。グーグルが入り込むことで、クルマ自体を有機的につなぐことが出来る。どの場所が混んでいるかは、GPSと車載のストリート・ビューで情報を提供できる。「知」の統合をミッションにしているので、アイデアをすぐに実現して、ローカルに提供する力を持っている。

このメーカーと「グーグル」の連合軍にすることで、販売店を救う道が開ける。
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「挙母まつり」はアナログが支配していた

未唯へ。奥さんから、「定年後、どうするの」と質問された。「そのまま」と答えたら、「ふ~ん」と言っていた。反応の薄さに、「家に居ると邪魔でしょう」と余計なことを話していた。本当は「やりたいことをやるために延ばす」と言いたかった。それでも反応は変わらないでしょう。

同じ職場の同期が定年退職になり、そのあいさつがあるというメールが来ました。彼も「延長」だから、そのまま、会社に来るけど、一応の区切りのあいさつです。

自分なりに、「定年退職」のあいさつを今から考えておきます。ありきたりではなく、中学生の時のトラウマから始まり、真理を求めた数学、社会のあり方を追求した会社生活を総括したものします。38年と言うのはそれだけの重みがあります。

来週は中学の時の「還暦同級会」。略して、かんどうです。感動はないでしょう。歳を感じないようにします。

岡崎市立中央図書館へ行く前に、スタバで、『グローバル統計地図』350.9ドリを眺めていた。データは2002年で、ちょっと古いです。

・中国は1960年推定で6億人でした。インド4億人、日本は9400万人。30年後に、中国は倍になっています。日本とロシアはさほど増えていません。

・高齢者の比率ではギリシャと日本は同じです。「ギリシャ」には反応します。

・デンマークが肉類の輸出の第一位です。ベーコンです。

・本の貸し出し冊数(1999年)はフィンランド、デンマーク、エストニア、オランダ、ラトヴィア、スウェーデンの順になっています。フィンランドが突出しています。早く、バルト三国の図書館に行きましょう。

土日は「挙母まつり」です。今までは関心なかったけど、nanoのビデオ撮影のネタと一日1万歩のために、出かけました。

昨日は、豊田市へ歩いていく途中で、山車の出発式に会いました。町内から、それなりの恰好の人で集まってきました。その中に、あたかもお地蔵さんのようにして、ビデオを撮っていました。TwitterとYouTubeの世界です。歩きでよかった。

今日は、挙母神社に集まった、8台の山車が出発式を撮りに、3時から出かけました。狭い所に、多くの人が集まっています。紙吹雪とラッパと交通規制の世界です。完全にアナログですね。多くの屋台には、売れ残りと無愛想なおじさんが居ました。これも風景です。
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生活を見直しています

未唯へ。生活を見直しています。さまざまなキッカケから、思いつきました。あとは、決めたことを守る知恵です。

一番のキッカケは「ケータイを捨てる」ことです。総務主導の方針に従順な管理者には、夢を託すわけにはいきません。自分でリスクを負いながら、ミッションを追うことを決意しました。個人用のケータイを保有していないので、コミュニケーションを変えるしかないです。

二つ目は、生活をシンプルにしたかった。色々なものが中途半端になっていた。クルマは、面倒なので、週日と土曜日には、乗っていません。日曜日は岡崎の図書館と老人ホームに行くために乗っているだけです。思い切って、日曜日だけにします。金曜日に開催される、エコット運営会議には行けません。環境学習を標榜するならば、豊田市駅前で開催してほしい。

三つ目は、「老い」です。確実に身体に現れています。今朝、また、歯が抜けました。奥さんに言ったところ、「おじいさん」ということでした。「どうしようか」と尋ねたら、「どうにでもしたら」と言われた。視力が落ちて、パソコンを見るのも、大変になっています。的確に動けるようにしましょう。

四つ目は、「未唯への手紙」へのまとめを急ぎたいからです。ブログの「未唯への手紙」からの反映分が2ヶ月も溜まっています。まとまって説明することに支障をきたしています。販売店に構想を説明するために、「未唯への手紙」でロジックを固定しましょう。その上で、「未唯への手紙」を意図的なものにします。

生活を見直す基本は、スケジュール表です。1日2ページで表現している、「時刻スケジュール表」の良さは、いつでも出発点に出来ることです。

未来予想を書いて、その通りに行動します。実行できなかった時は、出来なかった理由を一つずつ、潰していきます。実績の中には、その時点で考えたことを入れ込みます。音声のICレコーダ、映像のnano、テレビ録画のワンセグ・ウォオークマンから得た情報については、蓄積すると同時に、ポイントを記入します。

朝のアラームを変更して、確実に起きられるようにします。ケータイの代わりに、ICレコーダに3時・4時・5時・6時にセットします。流れる曲は「涼宮ハルヒの憂鬱」からカットした曲にしました。

「超アナログ」から「超デジタル」への生活パターンを変化させます。まず、自分から変えることが基本です。
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ケータイを捨てることにした

未唯へ。私はケータイを捨てます。今日のグループ・ミーティングで、経費削減で、GM以上にしか、ケータイを使わせないことにしたみたいです。10年前に、ケータイ14台で、サーバアクセスを実験して以来、社会動向を知るために使ってきました。実体験から企画する、やり方です。

この会社は、未来を閉じようとしています。組織が機能していません。すべてを「一律」で対応しています。マーケティングを考えるとか、社会のインターネットに先行させるとかの“発想”をすべて、総務的な感覚だけで、つぶそうとしています。

先週の「通勤費補助」に対しても、個人の都合とは関係なく、「一律」、実施すると通達してきました。

実施にあたっての通達が、組織の一番弱いところから発してきます。彼ら(彼女ら)には、それが「お仕事」だから、否定できません。言われたことを「通達」するだけです。そのコースだと、1時間余計かかり、立ってこないといけない、という“個人の都合”を言えば、「一部しか払いません」と伝えてきます。そんな「一律」なルールを決めた、張本人は裏に隠れたままです。それらを実施することでの「成果」は、その連中の「手柄」になるのでしょう。

それで、成果が上がったと思ったら、大間違いです。このやり方はすべての伝播します。会社自体の組織を壊し、未来を壊します。ESを失することはCSをなくします。販売店システムで言うならば、お客様の信頼をなくすことを意味します。

この組織も、3年前までは、「上」の人が、我々の特殊性を認識していて、総務の「一律」からガードをしていてくれた。今はそのいうものに反対しない人だけが、「上」になっています。過剰反応することで「成果」を挙げてきた人たちです。

この姿を反面教師にして、販売店でのサファイアを作り上げてきました。お客様の声が聴ける販売店システムを目ざしてきました。そのために、「一律」に対して、個人認証を持ち込み、グループでのコミュニティを入れようとしています。

ケータイは捨てることにしました。決して、「一律」に納得はしません。この怨念を溜めていきます。アナログに戻るのではなく、超アナログを志向します。インターネットの動向をイントラの中に取り込みます。自分のリスクを担保にして、先に進めます。

販売店を変えて、この会社を変えるしか、道はない。
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「複雑性」という言葉は、後からつけた名称です

未唯へ。今日は電車で豊田市まで行って、歩いて帰るルートにしました。伏見で降り損なったので、「本山」で乗り換えて、「八事」に出ました。「八事」で「赤池」まで乗って、「豊田市」行きに乗換ました。

電車を4本乗り継いで、30分遅れで、豊田市に到着です。本当に何も考えていない。けど、どうにかなるもんですね。目の前の「偶然」に乗ると、何か、新しいものに出会う予感だけはしています。

電車に乗りながら、民社党の予算について考えていました。収入40兆円に対して、支出80兆~90兆円をどうするつもりなのか。民社党のやり方を見ていると、一方的になっている気がします。

「複雑性」の考え方をしないと、今の民社党のやり方ではダメになります。本来、味方にすべき「地方自治」と軋轢を生じています。グローバルがローカルを支援するためには、「複雑性」の考え方が必要です。政策を徐々に実施しながら、人の心を変えていきます。そのためには、キャッチボールの姿勢が必要です。それと、全部をやるのではなく、部分部分を積み上げていきます。

「複雑性」と言っても、私の場合は、理論を知ってから、実践したのではありません。東富士で実施したことがベースです。

多様な技術者に、どのようにサポートしていくのかを考えました。私のミッションを技術者を支援することとしたが、彼らは専門領域を持っています。専門知識で助けるわけにはいきません。

彼らが「考える」環境を作り出すことにしました。マッキントッシュとUNIXサーバと光ネットワークをインフラとして用意して、彼らに合った、各種ソフトを使えるようにしました。

データ整理のために、μ空間(データを諸元で空間に埋め込む)を配置して、技術者と一緒になって、問題解決をしました。一つできると、その結果を同様なニーズを持っている人に展開しました。

つまり、仕掛けて、行動してもらって、その反応に対応する、と同時に、その事例を他の技術者に拡大していった。全体として、何ができるかが分かってきたところで、システム化して、定着させました。名前が付けずに、このプロセスを実施していた。

名古屋に来てから、エドガール・モランの『複雑性とは何か』という社会学の本を県図書館で借りてきた。私のプロセスは「複雑性」のアプローチそのものでした。これは核心をついていた。
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クレーム対応システムではなく、物語を共にするものがほしい

未唯へ。今週いっぱい、東名工事で、夕方の高速バスが動きません。電車で帰ったりしているけど、高速バスの方が楽なので、19時55分名古屋発の高速バスで帰りました。

名古屋バスターミナル周辺で2時間、時間をつぶして、バスを待って乗りました。豊田に着いたのは21時過ぎ。そこから歩いて、帰宅のは21時半です。パソコンをする元気もなく、寝てしまいました。やはり、疲れます。

ポータルの活用シーン開発の一環で、「クレーム情報の本社・店舗の共有化」を仕掛けています。メーカ主催の「活動会議」があり、販売店から事例発表を聞きました。販売店のお客様相談室室長など100名ぐらい参画していました。

ポータルを活用したシステムのポイントは、店舗からの発信です。他の事例は本社の管理者の削減を狙ったものと、本社からの紙でのやり取りの徹底を図ったものものでした。販売店に必要なのは、店舗の活性化だと思っています。

ポータルのシステム化のメリットとして、販売店からは、「経費=0円、工数=約3日」と刺激的なものでした。これで、他の販売店も興味を持ってもらえるとありがたいですね。

クレーム関係の現場の人たちは、とかく、デジタル処理を嫌って、アナログの「紙」が好きな人が多い。彼らにサファイアの「超アナログ」を使ってもらえば、一気に本社・店舗間の情報共有が進みます。「超アナログ」の対象は、お客様との「物語」です。お客様の「物語」を本社・店舗で共に語れるようにしましょう。

事例発表の後に、「ハー・ストーリィ」の日野社長の「女性やシニアの視点を意識したお客様対応~クチコミを活かしたお店のファンづくり~」の講演が90分ありました。この会社のマーケティングには、かなり入り込んでいるとのこと。彼女の成功の秘訣は、会社の名前に込めた思いです。システム会社でもリサーチ会社でもなく、「ストーリィ」会社です。女性ならではの発想です。「ストーリィ」とは「物語」です。皆で物語を作っていくことです

その講演を聞きながら、来年の「聞く」システムは「リアルタイム・アンケート」を中心にすべきと考えました。これなら、入力する人はすぐにメリットを享受できる。自分のアイデアの位置づけもできます。

セールス・フォースに提案しましょう。セールスフォースとお客様関連部との遭遇を企画します。
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大きなものを動かすには、「偶然」が必要

未唯へ。今日は電車で帰りました。混んでいて、立ちっぱなしです。ふだん、高速バスで座って、寝てくる身にはつらいものがあります。豊田市から家まで、40分ぐらい、歩く予定でしたが、「疲れ」を理由にバスにしました。なかなか、予定通りにはいきませんね。

MIZさんの発表用資料の相談を受けている時に、「偶然」のすごさをあらためて、感じました。大きなものを動かすには、「偶然」が必要だということです。自分の勝手なシナリオだと、現実は逆に動きます。スケジュール管理主体だと、余分な人ばかり増えて、ありきたりのことしかできません。変えられません。

「偶然」を使えば、動き出します。社会現象は「複雑性」に支配されています。複雑なものの連鎖を見ることです。変化は常に、周辺に存在します。小さな動きから、大きな動きになる時に、「偶然」が関与します。起こった後には「偶然」=「必然」として、扱われます。

最大の偶然は「生まれてきたこと」とMIZさんに述べたけど、あまりピンときていません。これだけの「偶然」が意思もなく、起こりうるはずがありません。これが、中学生の時に、私を襲ったトラウマです。そのまま、背負いこんでやってきました。

「生まれてきたこと」の理由を求めて、真理探究としての「数学」、「歴史」「社会」を見てきました。そこから生まれたのが、サファイア循環です。

NHKの爆笑問題の番組で、『<私>探し~哲学・永井均』をやっていました。その時のテーマが同じでした。

 <なぜ 私は存在するのか?> ふと 気になったこと ありませんか? このあまりに素朴で、あまりに根源的な問いに、50年以上、挑みつづける哲学者がいる。「私は何か?」を徹底的に考え,注目を集める,日本を代表する哲学者。

 「永井均という名前だった。今もそうですが。そいつが,何で僕なんだと。ほかのやつは、僕じょないって、全然違いますね。殴られても,痛くもかゆくもない。こいつだけが痛くて,こいつの目からだけ、世界が見えていて,それで、まあ、これだけ体が動かせて」

哲学者ならば、こんな風に、皆が聞いてくれます。私も数学ではなく、哲学にすれば、よかった。番組自体は「こころ」がどこにあるかに脱線していました。こころの場所は私には見えています。それは私の中と、宇宙の端に並んでいる。同一の点として存在する。
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電気自動車「スモール・ハンドレッド」の販売システム

未唯へ。今日は祝日で、お休みですね。私は「会社に行っている」スケジュールを立てました。6時に家を出て、1時間散歩して、夕方の5時から同様に散歩します。パソコンは8時から12時、1時から3時まで使います。

一応、計画は守れたのですが、視力ダウンが激しいので、PC操作を30分するごとに、休憩していました。会社だと我慢して行うのですが、家だとビデオとか、ベッドがあるので、休憩モードに入ってしまいます。

この計画は、週日と土日の一体化の試みです。そうでもしないと、「未唯への手紙」が完成しません。これがうまくいったら、会社がなくなっても、同様の暮らしが可能になります。

先週、広島のホテルに宿泊した時に、地元の朝刊が部屋に配られていました。一面に「広島産業振興機構と広島県の自動車部品メーカーと大学で、広島発の小型電気自動車の共同開発に乗り出す」という記事が載っていました。

これは、以前から言われてきた、「ビッグ・スリーからスモール・ハンドレッド」への動きです。電気自動車になると、大企業でなくても、パソコンのように、ユニットを組み合わせれば、中小企業でも、クルマが出来るようになった状況を表しています。。

スモール・ハンドレッドになった時に、重要なのは、「作る」技術ではなく、「売る」技術です。さらに、電気自動車を「使う」技術と、皆の要望を「聞く」技術です。つまり、利用者からの発想に、どこまで近づけるかです。これもサファイア循環のロジックから説明できます。

スモール・ハンドレッドを「売る」「使う」「聞く」研究会をいち早く、手がけたところが勝利すします。パソコンでの「デル」のように、ネットを駆使して、お客様と一体になった形態が生まれる可能性があります。

売り方とサービスの仕方と維持の仕方を含めた、トータルとしてのシステムの方を先に作らないと、お客様は離れていきます。サービスなり、コミュニティに一番近い業態がくるま販売店とは限りません。全国規模のコミュニティから考えると、大きな変動を考えておかないといけない。

現在の販売店が、それらの変化に対応するには、店舗スタッフのナレッジ化が最低限、必要になります。スモールハンドレッドの大量の情報から、多様なお客様のニーズに合ったシステムを提供することになります。本当に、販売のプロの出番になります。
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