goo

今日は寒いですね。卵を食べすぎました

未唯へ。朝は寒いですね。心も体も。体重を測ったら、連休前に戻ってしまっていた。体重計がおかしいのか、本当に増えたのか、わからない。この二週間の耐乏生活は何だったのか、と頭にきて、冷蔵庫にあった卵二つをゆでました。奥さんが起きてくる音が聞こえたので、半熟だったけど、台所を撤収しました。

早めに家を出たので、喫茶店に寄って、コーヒーを頼んだら、モーニングでゆで卵がついてきた。昼は○○市場でとろろの小鉢にチョイス。そこにも卵がついていた。合計で4つも食べてしまった。コレステロールのやけ食いですね。

老人ホームで本を読もうとしたら、妹と姪のREIさんがやってきた。REIさんは眠たそうで、おばあさんのベットに寝ころんでいた。構図としては、入院しているREIさんをおばあさんがお見舞いにきた感じです。あと1週間でギリシャに戻るとのこと。スタバでのおしゃべりはムリな日程ですね。

ビデオの速読体制が整いました。2台のワンセグ・ウォークマンを一日おきに、録画用と携帯用に分けて使います。録画用は前日に、インターネットのテレビガイドで、環境・中国問題・ドラマなどを予約します。それと深夜の映画番組です。

携帯用にはイヤホンと携帯スピーカ(専用の小型版)で録画番組を一日後にチェックします。その時は音声だけ聞く場合、1.5倍速で確認する場合、映像を完全にみる場合に分けます。それ以外に「未唯への手紙」のパワーポイントのJPEGを検索する時に使います。

そのかわりに、テレビを見ながらの読書とか、パソコンでの入力を避けます。本当なテレビをやめようと思ったけど、情報としては避けられません。ビデオの速読体制を使えば、テレビを情報源として使えます。図書館の本と一緒で、映像を取っておくことはせずに、その場で片付けます。必要な数字については「字幕一覧」で確認後に雑記帳にインプットします。必要な言葉はICレコーダと直結して、録音します。

池田晶子さんの本を読み始めました。私には分かりやすいけど、普通の人には奇異な感じでしょう。そこが魅力です。気に入った言葉は「私には、本質的にしかものが考えられないという、どうしようもない癖がある」です。

よく、生きてこれました(去年亡くなったけど)。芸能界の「永作博美」的な存在ですね、と勝手に納得しました。世の中も捨てたものではない。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

今日は久しぶりのお昼寝です

未唯へ。今日は何となくくたびれたので、久しぶりにお昼寝です。朝、糖尿病の通院で、めまいのことを述べたら、「天井がくるくる回るの時は耳で、横に回る時は脳だと言われました」。どうも脳みたいです。だから、スイッチを感じるのか。

新刊書がないから、今週は本ナシで行こうとしたが、注文してあった本が2冊入っているという連絡が図書館からあったので、中央図書館へ。その前にスタバに寄って、トールラテを飲みながら、昨日のTV番組「クジラとメダカ」のビデオを見ていた。志田未来は永井杏(ニコちゃん)のライバルだから、好きになれないけど、本当にすごい女優です。

図書館では5階の「池田晶子」さんの本が置いてある、NDCコード「104イケ」に直行しました。哲学全般の棚です。そこに置いてあった8冊を借りてしまった。最初にすごい!よ思った『14歳からの哲学』は借りられていました。昨日、改めて池田晶子さんの「好き嫌いとの付き合い方」の一節を読んでいて、無性に彼女のことが知りたくなった。

「どうしてそうなのか。宇宙自身にも説明不能でしょう。だって、どっちでもよかったんだから。その意味で、好みというのは偶然のものです。偶然のものだから説明できないのだ。」「ピーマンというものがこの世に存在する。そしてピーマンが嫌いな人はピーマンが嫌いだ。でも嫌いなら食べなければいいんだ。これと同じことだと気がついてから、楽になりましたね。なるほど存在することは認める、でも私は関知しないと、こういう態度でいいんですね」こんな風に言い切れたら、最高に幸せです。

結局、図書館雑誌なども含めて、28冊借りてしまった。その後に、オーガニック食べ放題の12番テーブルへ。本は読まずに、「クジラとメダカ」の続きを見ながら、玉ねぎ、ごぼう、きな粉を食べていました。本当に食べる量が減っています。1500円は食事代ではなく、場所代と思えば、1時間千円です。

「クジラとメダカ」で感じたのは、最後はやはり「笑顔」なんですね。「未唯への手紙」の自分編と一緒ですね。第1章「孤立と孤独」から始まり、第4章では「笑顔とあいさつ」になり、次のステージが「孤立と孤独」から始まっています。

会社では本当に笑えないですね。だけど、以前OZさんから言われた「笑顔が素敵ですね」を思い出します。どこかに「メダカ」はいないでしょうか。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

新刊書がなくて、エコットへ

未唯へ。あなたは本がなくても平気みたいですね。私は本がないとさびしいです。新刊書は私にとっては合コンかもしれません。

今日、唯一のお仕事は、ポータルのライブラリ検討開始のミーティングです。8人ほど、ソフトベンダーが来ていました。顔は知っているけど、名前は思いつきません。1年半のお付き合いの人もいるけど、AKAさん以外は覚えていません。

新刊書を取りに、4時に会社を出て、5時半ぐらいに図書館に着きます。には本当に興奮します。新刊書は本当に素敵です。新しい女性に会う瞬間を感じます。その女性がどんな面を見せてくれて、私を変えてくれるか楽しみです。

新刊書は金曜日の4時くらいに並びます。その新刊書が今日はありません。出版社が連休で入ってこないとのこと。先週、図書館に聞いた時は「通常です」と言われていたので、安心していました。パニックです。本ナシでどう過ごそうか! とりあえず、エコットの運営ミーティングに行くことにしました。

昨日は10時前に寝たので、どうにかめまいは治まった感じですが、まだ、脳のなかにいます。運営ミーティングはいつも長引いて、9時近くになるのと、クルマで行くというリスクがあるので、やめようかと思っていました。あまり、脳とクルマは使わないようにしましょう。

インタープリターメンバーは若干少な目の割には、NPOからの議題が多く、進行はのんびりしていたので、やはり、9時を過ぎてしまった。最後の30分は完全に死んでいた。

たくさんの資料があったが、疲れているとほとんど見えません。速読技術のおかげで、資料を見なくても、聞いているだけで、全体がわかるので助かります。他の人から見ると、熱心にやってないように見えるけど、ずーっと、資料から目を離さない人の方が話を聞いていないと思います。

エコットと市役所の関係があいまいになってきています。従来、市役所で行っていた「環境リーダー育成講座」も「ここだね!」みたいな感覚で移ってきます。エコットとインタープリターの関係も市民参画の意思がはっきりしていないので、曖昧になっています。結局、NPOの「思い」だけで動いています。やはり、市民参画に対する理念が必要ですね。それを語れる場としての運営ミーティングも。

来週の市民会議と会食には、セレモニーになりそうだけど、出席することにしました。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

集合知を生かすためのシステム

未唯へ。今朝、めまいのスイッチが入りました。起きた時からグルグルまわっています。先週のめまいは一応、直ったが、崖の端を歩いている感じがしていました。

本を持たずに会社に行くことに決めました。今回のパターンはス-と意識がなくなりそうになります。気がついたら、死んでいたみたいな感じです。死んでいたら、気がつかないかも知れませんね。

ポータルの進化系でサーチ技術の調査を一人ぼっちで行っています。やはり、一番気になるのは、オートノミー社のMeaning Based Computingテクノロジーです。これはイントラの世界でnextグーグルになるかもしれません。

グーグルはマーケティングというインターネットの世界を席捲しています。「よく見られているサイトはいいサイト」という理論を現実にするために、膨大なシステムを作り上げた。一説には、日本にあるサーバ台数よりも、グーグルの方が多いと言われている。

ただし、グーグルを販売店システムで使おうとすると、3つほど、課題があります。一つは「よく見られているサイトはいいサイト」のロジックが販売店システムでは通用しない。二つ目は企業内の電話とビデオを含めた非構造化情報に対応できない。三つ目はグーグルに集中させるタイプで、ブラックボックスのために、販売店ごとの壁に守られるかどうか不明だと言うことです。

それに対して、オートノミーのビジョンではそれらのことへの対応をすると同時に、検索する人のプロファイルにより、検索する“意味”を解釈して、膨大な情報から検索することを可能にしている。サービスの人が検索した結果と、経理の人が検索した結果が異なります。

テロ対策のために使われているテクノロジーが背景にありそうです。過去に戦争はテクノロジーを進化させた。毒ガス、タンク、レーダー、戦略爆撃、原爆、そして、インターネット技術。テロ戦争では、人の心まで入り込むものが作られている。それらのグローバル技術をローカルの「ささやかな幸せ」のためにどう使っていくかの戦いですね。

ポータルの機能を情報共有の生成過程から整理してみて分かったのは、ポータルの先が「コミュニティ」があることです。その「コミュニティ」はスタッフとお客様との関係が主になります。これは「地域の活性化」につながります。こちらも具体的にさせていきたい。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

なぜ、行政が市民活動を促進しないといけないのか

未唯へ。連休明けで、5時起きが始まります。連休中も6時に起きていたので、さほど疲労感はないけど、睡眠不足からめまいになるのできをつけないと。

連休中に家のパナソニック・パソコンをTHINKに特化すべく、ディスクの整理を行いました。午前中は、会社のパソコンをACTIONベースにするための整理を行っていました。

会社のパソコンは、OSとかソフトとかメモリーとか制約が多すぎるので、データの整理が主体です。この上では考えられません。考える時には、パソコン抜きで行うようにします。

エコットのNPOからの「なぜ、行政が市民活動を促進しなければいけないのか?」が解けたというメルマガがありました。

 ①行政事業は、市長・議会が決めて役所が実施して、市長が責任を持つ
 ②市民活動は、市民のやりたいことを実施して、自分(団体)で、結果に責任を持つ
 ③市民だけでできない事業で、公益性・社会性のあるものは、行政や企業を巻き込み(支援をもらいながら)実施する
 ④行政事業で、行政じゃなくてもできる仕事は、企業やNPOに渡していく

とのこと。まだまだ自分の言葉になっていません。市役所の言葉そのものです。市民活動のためには、それぞれの人が自分の言葉で、理念が語れないといけないと思っています。

私のサファイア循環でのロジック3-3-3です。市民の立場から2年前に書きました。

 ①市民参画しなければどうなるか?
  ・ローカルの全てのニーズに応えられないので、市役所はつぶれるか、サービスがなくなるしか道はありません。
  ・お金を集めて、それで雇うという間接的なやり方では、余計なコストがかかります。受益者が動けばいいです。

 ②市民参画する人の思い
  ・税金を納めるだけでなく、自分が保有している専門知識を使って、自己実現を図れば、恣意的によくなる
  ・税金とか市役所などのフィルターで全般のサービスを行うのは、やらされ感だけで、個人が生きてこない。

 ③働く仕組みそのものの変更
  ・市役所を中心とした、お金の循環を見直すと同時に、社会インフラそのものを見直す
  ・市民参画するのが当たり前の世界にして、土建屋とか評論家のない世界を作り出す

この思いは強くなってきているが、それを望まない人の姿もはっきりしてきている、
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

一番難しいのは部屋を片付けること

未唯へ、今日で連休は終わりです。それなりに暮らしていました。連休に当たっては、①部屋の片づけ、②「未唯への手紙」の校正、③減量化という3つのテーマを考えました。

①部屋の中は全然片付かない。景色をシンプルに変えたかったが、ムリでした。会社の机のように、何もない状態にするのが夢です。せっかく片付けた、机の周りには、間食削減対策用の紅茶、ポタージュ、味噌汁などを入れるポットとかカップであふれています。だけど、図書館借りてくる本の置き場所は改善しました。

②「未唯への手紙」の300項目の入力は完成しました。さらにブログからの気づきの反映を07/12~08/04の5ヶ月で50項目ぐらい追加しました。「言たいこと」はかなり出せたので、「何を言いたいのか」にまとめる作業に入っています。

③ベースの体重を1.5Kgは簡単に落とせたが、更なる減量がなかなか進みません。食べたものを写真で撮ることで、食べることに意識を向けてやり方を試みているが、撮ろうと思った時には食べ終わっています。

食べることでの、一番の楽しみはオーガニック食べ放題です。かなりの常連ですが、スタバと異なり、アルバイトが入れ替わるので、なかなかアイコンタクトができません。常に12番テーブルに決めているのに。本を3冊ぐらいを読みながら、オーガニックを少しずつ、1時間40分ぐらいをかけて食べます。食べながら、考えるというのは本当に贅沢です。今日は、ごぼうがおいしかった。タマネギにはこの間からはまっています。イモの天ぷらはカロリーがありそうだから、2切れにしました。

「未唯への手紙」の項目チェックは、スタバが空いている時間に行っています。一番端の、誰にも邪魔されない場所を確保しています。唯一話すのはバリスタのYUKさんです。パソコンを持ち込んで、入力すると同時に、ワンセグ・ウォークマンのピクチャー機能で、300項目の中の位置付けを確認しています。

そんなこともあり、ワンセグ・ウォークマンをもう一台買いました。8Gメモリのシルバーメタリックで、28800円です。本当に、お金が少しでもあると使ってしまいます。これで、留守中の録画と裏番組の録画もできます。この小ささと軽さが大好きです。ニュースで数字的なものが出てくると、録画ボタンを押して、あとから確認しています。速読パターンに似てきています。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

集合知をどう生かすか

未唯へ。ノブ君が連休で3日間帰省しています。あなたは昔からノブの真似をしていたね。「ふつう」は子どもが帰省すると、親はおいしいものを作ったりしますが、我が家ではそういうことはありません。働いている長男も含めて、家族全員が、ノブに焼肉をおごってもらいました。

彼が「ふつう」じゃないのか、我が家が「ふつう」でないのか、私が「ふつう」でないとかはまるで考えていません。すべてが多様性の中にいます。だから、私の思考には多様性が違和感なく入ってきています。奥さんの場合は、その次元を超えています。

「トルコのEU加盟」などで、曖昧な記憶をグーグルサーチで補っていました。家のパソコンをパナソニックのCF-R7のVistaにしたので、Wikipediaでは何でも出てきます。私はサファイア循環をいろいろなことに適用させるための深掘にインターネットの集合知を使っています。

会社のパソコンでは、インターネットの検索もブログもメールもほとんど禁止されているので、調べたり、考えたりするのは家の環境を使っています。会社では「お仕事」以外は何もできません。「知」を否定しています。

皆はこのインターネットの空間を何に使っているのでしょうか? 本などのバックボーンなしに、この集合知を使っていくと、グローバルに使われるカタチになってしまう。自分の知との照合をしないと、THINKをそれらに預けて、ACTIONするだけになってしまう。

今の私はTHINKだけで、ACTIONしていません。エコットのボランティアを見ていると、この1年で、かなり強くなり、「環境」でのACTIONすることを切望しているしている。NPOは適切なTHINKを与えるように望みます。

THINKとACTIONがサファイア循環の軸の一つです。

THINKは素早くできるが、広くて深い。全体を知るには、LocalとGlobalを行ったり、来たりしないと見えてきません。Localで起きていることが、何を意味しているのか、Globalでの判断がLocalにどのような影響をあたえるのかを思いやってほしい。

私はTHINKの世界にいて、ACTION中心の人たちに何ができるのか、GlobalからLocalをどう支援するかに留めておきましょう。そのために、本、インターネット、テレビの集合知を使っていきます
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

歴史と環境問題とパラレルワールド

未唯へ。現在、「CO2の地球温暖化」が叫ばれていますね。メーカーが「これはエコだから買いなさい」という我田引水にはあきれています。「もったいないから、買いなさい」は本来の意図から離れています。

『小松左京 地球を考える』918.68コマは1971年発刊の本を小松左京全集完全編として、新刊されたものです。450ページあり、竹内均、 樋口敬二、吉良竜夫、 渡辺格、上山春平、吉田夏彦、坂井利之、大来佐武郎、 武者小路公秀、 貝塚茂樹、会田雄次、梅棹忠夫との対談になっています。

この本で驚いたのは、小松左京さんの問題意識です。「ヒトというかなり大型の哺乳類が、最近になって、爆発的に個体数を増加させつつある事、それだけでなく、その急速に増加しつつある生物が、これも近年爆発的に発達して来た科学技術をつかって、この惑星表面の物質循環、自然環境、生物相を、ヒトとその文明出現以前にはあり得なかったようなスピードで変えつつある事、最初はヒト社会のごく局部ではじまったこの「変化の加速」が、次第に惑星の全表面をおおうほどの規模に拡大しはじめるとともに、その変化の累積は、徐々に、この惑星表面におこるさまざまな現象の深部にまで影響をおよぼしそうになってきて、その結果四十数億年にわたるこの惑星の「進化の歴史」をさえ擾乱しそうな兆候が見えはじめた事である」

1971年に環境庁が設置された年です。その当時に、この観点を持つのは、サイエンスに関心があり、地球規模で考える癖があったのでしょう。日本政府が理系の考え方をしていれば、日本は変わっていたことでしょう。

1995年の映画『アメリカン・プレジデント』が深夜映画で放映していたので、ワンセグで録画して、見ました。マイケル・ダグラス扮するアメリカ大統領が「エネルギー法案で、米国は今後10年間にわたり、化石燃料の放出を20%削減する」という一般教書を出すことを決意したところで終わっている。

1995年は京都議定書議決の年です。その頃の米国には意識があったんだ。そういうパラレル・ワールドも存在したのですね。だけど、現実はまるで違いますね。

ちなみに来週はオードリーの1951年制作『モンテ・カルトへ行こう』です。オードリーファンですが、は52年の『初恋』、53年の『ローマの休日』からしか見ていません。今から楽しみですね。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

「もう千年、地球を美しいままに」の重荷

μへ。「もう千年、地球を美しいままに」の本が素晴らしいというコメントがエコットのメルマガで紹介されていました。同じ本を私が読んだ時に、違和感を感じました。30日のブログで感想を書きました。

ブログのポイントは千年レベルで考えるのであれば、社会の構造とスーパーの役割をどうしていくかをまずは考えてほしい。スーパーは世の中から集めてきたものをお客様に渡すという[上流→下流]が主になっている。私としては、お客様からのごみをメーカに戻していく、という[下流→上流]の流れを作り、永続的なサイクルを作るために、イオンの存在を賭けるという理念を持ってもらいたい。

それらの活動は、絵空事ではなく、フィンランドのスーパーからイメージしたものです。植樹とかレジ袋有料化とか、日本では珍しいかもしれないが、その程度のことで、イオンの優位性を述べないでもらいたい。

私がこだわったのは、この題名を考えた人が、自分で千年をどこまで考え、社会がどうしたらいいかを考えたのか、です。

会社の関連会社で、「こんぽん研」というものがあります。その目的は、30世紀のことを考えることです。前所長は東富士時代の元上司です。彼は答えを「空海」に求めました。「空海」の思想は千年以上、脈々と受け継いでいます。ものごとの「根本」から考えています。

千年を述べるためには、この最近の人間の数の増加(19世紀初は9億人、20世紀初は16億人、21世紀初は64億人)とか、エネルギーの有限性などを考慮して、本来の仕組み、生き残るための枠組みをどのようにしていくのかを明確にしないといけない。それをすっとばして、「もう千年、地球を美しいままに」というキャッチフレーズに酔わないでもらいたい。

エコットも千年の感覚で、地球の未来を考えて、それを言葉にして、それを入口に掲げ、通る度に「がんばろう」と思われるものを出されることを期待します。3年前の市民会議の時に、「理念」を明確にしましょうと提案したことです。そうでないと、この最近の新幹線の「エコ出張」のように我田引水の論理に振り回されます。

社会に新しい“型”をイメージして、自分の中で出した答が「サファイア循環」です。グローバリズムを超えて、グローバルがローカルを支援するカタチです。そのなかでのスーパーはコミュニケーションの上流・下流の交差点です。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ちらしのスケジュールがまた延びています

未唯へ。6日間ぶりの会社です。あなたの動物病院は祝日だけがお休みだから、とびとびのお休みになってますね。

10時から16時まで、チラシ関係の検討を行っていました。それにしても、プロである印刷会社のレベルが低すぎので、自分たちで仕切ることを決めました。知らない間にチラシの発行時期が先にのびています。

販売店の社長に言いたくて作ったものが、それならば、メーカーの営業本部に仕切らないといけない。室長・部長・担当重役にも仕切らないといけない、この会議体にかけないといけない。そのスケジュールは6月だとかで、どんどん先延ばしです。

以前の室長だったら、副社長にネゴって、文句を言わせないカタチでスムーズに販売店に出せた。その時は、「名古屋のすごさ」を感じました。今はその逆です。

先週から、トロッキーの『永続革命論』309.3トロが手元にあります。「光文社古典新訳文庫」の初版(4月20日)です。装丁といい、活字といい、読みやすそうです。先々週はヒットラーの『わが闘争』311.8ヒト1を読んでいたし、先週は『そろそろ産まなきゃ』598.2ミウを見ていました。さまざまな本を「サファイア循環」の対象にしています。つまり、{ローカルとグローバル}での{思考と行動}の循環でどのように位置づけられるかです。

「自らが発見した理論と法則によって権力を握り、指導者としてロシア革命を勝利に導いたのち、その理論と法則ゆえに最大級の異端として、もろとも歴史から葬り去られたトロッキーの革命理論が現代に甦る」

つまり、ローカルでの思考をもとに、一気にグローバルでの行動で革命を行った。ローカルでの行動とグローバルの思考を経由しなかったために、グローバルな行動を出発点として、革命を続ける(=永続革命論)のエネルギーをなくしてしまった。そこをスターリンに付け込まれて、トロッキーは言葉をなくした。誰に言っても分かってくれない。

トロッキーはローカルの人に思考してもらい、自らの中に変革を起こしてもらいたかった。そのためには、グローバルな立場にある共産党がローカル(例えば、ウクライナ農民)を支援しなければいけないのに、敵に回してしまった。そんなところです。

だけど、自分の理論が現実になり、それを自分が率先できたというのは、理論を発見した人の夢です。サファイアもがんばろうね。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ 次ページ »