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プロに対して強くなる性格

未唯へ。今日、良いことがありました。エレベータで33・34・35・37のボタンが点灯しているところに、31階の人が乗ってきました。ダブル・ビンゴです。おもわず、「やった!」と言いそうになってしまった。詳しくは絵で確認をしてくださいね。会社はカメラ持込禁止です。

地域活動でNPOメーリングリストで、私に対する感想がありました
 ①大学の牧野先生と知り合いだったというのに驚き
 ②生涯学習審議委員をやっていたというのに驚き
 ③心理学(?)の先生の行動パターンを分析していたのにさらに驚き!(笑)

①については、私の話を聞いてくれそうな人とは知り合いになります。ほとんどの人は聞きたくないみたいですけど。

②については、教育行政審議会、生涯学習審議会、図書館協議会の委員を経験してきました。豊田市中央図書館がオープンした日から、ボランティア活動をはじめて、図書館の活動、市民の反応、図書館職員の思いなどを吸収してきました。
市活性化のための図書館構想などを図書館職員へのプレゼンテーションを行った結果、生涯学習につながりました。牧野先生が生涯学習センター構想など進められていたので、それに乗りました。大学の研究室に雑談をしに行きました。

生涯学習センター構想には、市民研究員制度とか、交流館を機能化するアイデアがあったけど、結局は市役所のハードつくりの方にシフトしてしまったみたいです。

③については、驚かされるのは意外です。私は相手がプロになればなるほど、強くなります。なにしろ、バックボーンが数学ですから、全てのことを対象にできます。

東富士のプロ中のプロが集まっていた部署に事務電算から異動しました。単なるシステム屋ではプロとは対応できないが、数学的な思考で対応しました。この経験は大きいですね。エンジン制御の実験準備・実験計測・シミュレーション・実験評価までの全域についてのシステム化も自分の頭一つで作り出しました。

複雑性思考とか「みんなの思いを自分の思いに、自分の思いをみんなの思いに、思いをカタチに」という言葉もそこで作り上げました。

だから、心理学教授の心理分析とか、NPOの行動分析などは得意です。コンビニとか図書館の解析と同じです。今は、歴史を含めた解析から、「何がおかしくて、何をすればいいのか」の方に関心が移っています。
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「自己完結」はメーカーの言葉です。ムリに当てはめないで!

未唯へ。動物病院では「組織」というものを感じる暇もなく、働いていると思います。エイコットとメーカーのボランティアセンターとの橋渡しをしようとして、嫌なメーカーの「組織論理」を感じてくたびれてしまった。

この職場は、活用系の開発が先延ばしになったこともあり、何となく、考えないムードが広がってきています。先が見えない雰囲気です。

そんな時に、なぜ、システム開発が先延ばしになってしまったかの理由のメールが回ってきました。理由は要件をまとめ、作成して、テストする、それぞれの作成工程での「自己完結」ができてなかったということです。

私はマトリックスから考えると、グローバルの機能提供の仕方とローカルでの活用のギャップとしか思えないのですが、作りかたが悪かったということで、説明されています。

だから、再度、工程で品質を作り込んでいけば、完成品ができるということです。メーカーならではの「自己完結」という言葉の魔力でを感じます。作っている人たちがそう言うのだから、そうなんでしょう。

メーカーからすると、後工程に迷惑をかけることは悪です。自分の部署での「自己完結」はイメージとして分かりやすいものです。分かりやすいが故に、真の原因を見逃す可能性があります。

その一つは、マーケティングのシステムはループが基本であり、ユーザーでの活用でスパイラルしていくものです。だから、後工程が前工程にもなります。要件を全てを記述することができません。

それを考えずに、全てを記述したら、それは断片的な知識を網羅しているだけで、体系化(システム化)されてはいません。システム化されたものを見せて、それを販売店で考えて、知恵を出して、現場で実証していくのがシステム思考です。

もう一つは、要件が販売店ごとに異なります。その販売店が「知恵」を使えば使うほど、要件は多様になります。それがゆえに、ポータルでは販売店ごとの要件を「コンテンツ」として定義して、それを使いこなせる機能を提供することで、全体の安定性を確保しようとしています。

新しいシステム化に向けて、色々と考えて、先行しているポータルがありながら、彼らは従来型の展開で済まそうとしています。何のために、数学者がこのポジションにいるのか分かっていません。私は中から外が見えるし、端から中央が見えるのです。
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JURさんとの「変わる」というテーマで話し合い

未唯へ。女性にはどんどん変わってもらいたい。それで日本を救ってもらいたいと思っています。今回、枝廣さんを講師に選んだのも、彼女が29歳から変わっていった人だからです。

その枝廣さんとのバネトークの相手として、JURさんをイメージしています。それをNPOから伝えたところ、二の足を踏んでいる様子でした。そこで、JURさんに直接会って、「変わる」ということをテーマに話し合いました。場所は元町のスタバにしました。あずきフラペティーノがなくなっていたのは残念でした。ポイントは例によって、3つです。

①枝廣さんの講演時のパネトークの相手の役割
 ・20代・30代の女性が変わるためのキッカケつくりのために、変わろうとして格闘している人が必要です。その悩みを直接、枝廣さんにぶつけてもらい、参画した人に思いを伝えてもらいたい。

②私から見たJURさんの笑顔
 ・ここ、4年間、悩みながらもエコットに携わってきたのは、よく知っています。
 ・今はインタープリターの行動力に対して、「働きながら」の活動に限界を感じているのも知っています。エコットを拡げるには、働いている人も巻き込んでいきたい。そうしないと、同じような人だけの集まりになって、エコットは広がらない。
 ・環境学習のために海外視察の時の笑顔は素晴らしかった。その後に、自分をオープンにするために、笑顔の訓練をしていたと聞いて、さらに素晴らしいと思った。団塊の世代を誘導するためには、女性の笑顔が一番似合います。私も愛知万博のボランティアリーダの時にKURセンター長の笑顔に救われました。

③ファシリテーターとして、一緒に行動しませんか
 ・さまざまな所とのコラボレーションを考えた時に、NPOでの限界を突破するのがファシリテーターです。
 ・そういうところに行くのに、私みたいに訳のわからない人間だけでは、相手の同意が得られない。そこに、「自らを変えようとしている」JURさんが行くことで、説得力は高まる。

最後に、図書館借りていた、「朝2時起き」を渡しました。少しずつ変わっていきましょうね。

それと今日いいことがありました。東富士のNAKさんの動向が分かりました。技術部のSIRさんが日曜日に職場の同窓会で会ったというメールが届きました。会いたい旨を仲介してもらえるように頼みました。
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企業のボランティアセンターの役割は

未唯へ、今日は祝日で名古屋の会社はお休みです。あなたは動物病院も休みだけど、動物当番だと聞いています。

本社は、独自のカレンダーで動いているので、ボランティアセンターの担当者のところへ行ってきました。

枝廣さんの講演を今まで、環境などに触れてきていない人に聴いてもらい、きっかけ作りにしていきたいと思っています。そのために、企業の中の人へもアピールしようと思って、ダメ元で、先週金曜日にボランティアセンターに電話しました。

その時に、「エコットって何?」「枝廣さんって誰?」という状況で、まるで反応がありませんでした。ボランティアセンターとしてはあまりセンサーを高く張っていないみたいです。

エコットから経緯の資料とかエコットニュースを、エコット図書室から枝廣さんの「不都合な真実」など5冊を借りてきました。あわせて、豊田市中央図書館から「朝2時起き」の本は借りてきました。

それらをもって、9時半前に担当者のもとに行きました。駐車場を20分以上回って、最後に2時間限定の「お客様駐車場」に入れました。2時間で終えないといけません。

ポイントは以下の三つですが、組織というのは、こういう時にあまり当てにできないというのは分かっているので、意見を聞く程度にする覚悟で行きました。

 ①「エコット」と「枝廣さん」のことを担当者にインプットする
  少しは分かったかもしれないが、それぞれの分野が分かれているので、「環境」にはあまり興味がなさそうです。
  このビルから、エコットの隣の焼却場の煙突が見えるぐらいの距離だから、エコットを見に来てもらえば十分です。

 ②こういう活動を個人単位でしていることを理解してもらう
  私のミッションは現場で説明するという、インタープリターではなく、さまざまな思いをつなげるファシリテーターとする覚悟を決めることができた。
  こういう存在そのものは、組織の人には理解できなかったようです。まあ、ゆっくりやりましょう

 ③枝廣さん講演への女性の動員
  ボランティアセンターはボランティアは募集するけど、動員はしないし、同じ日に、ボランティアセンターもイベントを行うとのこと
  その会場とエコットは近いから、バスでつなげる提案をしましょう。

とりあえず、自分が動けたことに感謝しましょう。
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Think Globally, Act Locallyの本当の意味

未唯へ。Think Globally, Act Locallyを省略して、TGALと読んでいます。元々は英語で書いた時に「l」の配置が分からなかったので、省略していました。そこから、T-GALsというチーム名も生まれました。

今日、枝廣淳子さんのブログを検索していたら、「とやまの木で家をつくる会」主催で、講師は環境ジャーナリスト枝廣淳子氏で、演題は『Think Globally, Act Locally 「地球」の環境は、「身近」な森の足もとから』の講演内容が載っていました。ここでもTGALが使われています。この「Think Globally, Act Locally」を分析します。

これには、①TG⇒AL、②AL⇒TG、③TG⇒(AG⇒TL)⇒ALという3つの意味があります。

 ①TG⇒ALはEUが全体構想を出して、各国がそれを実施するイメージです。
  それぞれがバラバラでやるのではなく、誰かが考えて、自分達はそれに従うイメージです。日本のように「以心伝心」の文化がないと、指示待ちになるます。
  うまくいっているところは、③のパターンに自然に移行している時です。

 ②AL⇒TGはマトリックスの流れに合っています。ローカル(例えば、市町村)で実現している様々な試みをグローバル(例えば、県とか国)を吸い上げて、施策にするようなものです。
  エコットで言えば、インタープリターが具体的な行動することで、市役所が何をすべきかが分かり、政策にあげていくものです。
  それが具体的なメリットとしてインタープリターに来るためには、③のプロセスが必要となる。

 ③TG⇒(AG⇒TL)⇒ALがマトリックスで考察することで、新たに見つかったパスです。このパスでTGALの本来の意味が分かり、AG⇒TLの重要性が再認識できました。
  環境問題での大きな目標に対して、グローバルな次元で「思いをカタチに」した(TG⇒AG)後に、それをローカルで自分たちの問題として、どうすればいいのかの知恵を出す(AG⇒TL)。そこで決まったものをローカルで具体化していく(TL⇒AL)というものです。
  AG⇒TLの橋渡しするのがファシリテーターで、私の役割です。

12月22日に、枝廣さんの講演の時に、TGALがどれを指すのかを聴きましょう。
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サファイアのそれぞれの単語の配置が完成

未唯へ。2年9ヶ月前に作った「サファイア」の単語の意味が分かってきました。はじめに、サファイアの単語について、再度説明します。サファイアは「Sa-fire」と書きます。

英語では「Sustainable architecture for facilitation, interpretation, realization & empowerment」です。なかなか一般市民では使わない言葉が使われています。だけど、それぞれの概念は非常に大事なことです。

Sustainable(持続可能性)はローカルとグローバル、考えと行動の2×2のマトリックスでの循環を表します。TL(ローカルに考え)⇒AL(ローカルに行動)⇒TG(グローバルに考え)⇒AG(グローバルに行動)⇒TL(ローカルに考え)の順に回っていきます。

facilitation(ファシリテーション)はAG⇒TLを実現するために必要な機能であり、人材です。グローバルに形作られたものを、一般市民がいかにして、自分たちの道具として、使いこなしていくかの橋渡しを行います。

interpretation(インタープリテーション)はAL⇒TGを実現します。市民が行動することにより、グローバルが何を行ったらいいのかを分からせる部分と、矢印を逆にしてTG⇒AL(Think Globaly, Act Locally)で、グローバルで意図したことを、市民が行動することを指します。その際は、TG⇒(AG⇒TL⇒)ALを意識しないと、うまくいきません。

realization(カタチにする)はTG⇒AGを示し、グローバルな領域で、アイデアをカタチにすることを表します。市役所がエコットを作るとか、メーカーがポータルの機能を作るというのはこの部分です。

empowerment(勇気付ける・力を与える)はTL⇒ALの部分です。この部分は押し付けっぽいけど、こういう違和感からアイデアというものは生まれるものですから、こじつけます。ローカル部分で考えたことをカタチにする際に必要なことは、関係が近い人の呼びかけに応じることです。「そういうことをやってもいいよ」と勇気付けることが一番の原動力になります。

私はこの中で一番難しい機能である「ファシリテーター」を目指し、持続可能性の循環を作り出します。
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青森の販売店の人

未唯へ。私は年に一回は青森へ行っています。市立中央図書館は開館になった直後に訪問して、事務室で色々話をしたりしていました。

午後2時から、8時までお付き合いしました。青森では色々とお世話になっています。店長を呼んでくれて、直に、お店での仕事で必要なものは何かを聞くことができました。これが、ポータルの最初のヒアリングでした。その時点から、店舗での作業をイメージできました。

また、衛星通信機器の回線設置の時も、具体的な経路をお店で検討しました。グループウェアの検討の時も、自社で作っていたものがありながら、「本当は何が必要なのか」を知らせてくれました。それで、この会社の独自のグループウェアを作り出しました。この次は自社のグループウェアをこれに乗り換えるとのこと

今回は、販売店の情報共有にとっての大きなヒントをもらいました。それは、店舗の業務見直しを行い、そのためのツールとして、グループウェアとポータルの使い方を実験するというものです。店舗の業務を何しろ、シンプルにして、時間内で成果を挙げるためにしていくというのを社長以下一貫して行っていく決意を聞きました。

情報共有するためには、従来型の命令系統ではなく、店舗が主体になり、それを本社が支援するという業務の見直しがないと効果が上がらないと思っていたので、それを販売店の意思で行ってもらい、その中で我々のツールが生かしてもらえば、次につながります。

夜の部では、室長に出てもらいました。質問事項に微妙な内容があり、それを応えられる権限を持つのは室長だけだったので、別の予定があったけど、替えてもらいました。そのおかげで、「鳥」を食べることができました。古いお店で、恐い女主人の組み合わせだったけど、ヘルシーでおいしかった。

ただし、今回、室長から私に対してのコメントがありました。青森にはほとんど、私一人で行くことが多いです。完全に友だち感覚で行動しています。行ってきた後に室長に報告したり、2日前に行くということが多くて、室長が行く機会がない。次に行く時には、必ず、事前に行って、同行できるようにしてくれというものです。

一人の方が行きやすいし、聞きやすいけど、次は誘うことにしましょうか。青森での食事もいつものすし屋でのんびりと一緒に人とシステムがつながったことの成果について、語りましょう。
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JURさんと枝廣淳子さんとの会話(想定)

未唯へ。愛知万博の時に、環境問題のシンポジュームで、一番目立っていた枝廣淳子さんがエコットの半年イベントに来ることになりました。ずっと、あこがれていました。

今から、来られたら、「お茶だし」をしようと構えています。前回のイベントは男性講師でした。その時は市役所の偉い人たちが歓待していました。何しろ、講演料を出すのは、最終的に市役所だから、しょうがないから、メイン歓待は市役所にして、お茶出しで我慢しましょう。

本当はマトリックスの話から、市民参画についての知恵を枝廣さんに渡したいけど、今回のテーマは女性のきっかけ作りだから、目立たないようにします。

枝廣さんの講演のポイントは以下のような内容かなと思います。彼女のことだから、大きく変わることを期待します。

 ①私が変わること。社会が変わること
  ・社会をどう変えたいか
  ・私が変わるがどういう反応を起こさせるか
 ②私が変わったこと
  ・「朝2時起き」のように、女がその気になれば、何でもできる
  ・環境問題は同時通訳から始った。そこから、同時にさまざまなことに拡大していった。
 ③エコットに望むこと
  ・市民参画、特に女性が何かを始めるきっかけ
  ・日本の環境に関する拠点(トヨタはGMを抜いた)

JURさんと枝廣さんのディスカッション風景も想像しました。NPOは特別でないJURさんと29歳までは特別ではなかった枝廣さんという言い方をしています。

 ①JURさんの思い出
  ・海外視察のときの笑顔
  ・環境への関わりを求めるこころ
  ・市民会議の進行と市の妨害
 ②変わるとはどういうことですか
  ・笑顔になることで、あなたは回りの人を変えました。
  ・あなたが変われば、周りの人が変わります。それはいい方にも悪い方にも連鎖します。
  ・変わることで、人を傷つけるかもしれません
 ③変わるためにはまず何をしたらいいのでしょうか
  ・自分の武器を磨くことです。私の場合は同時通訳でした。そのイメージができれば、手段はいくらでもできます
  ・わらしべ長者ではないけど、そこから、新しい何かが見えてきたときに、自分を頼りに飛びつくことです。

女性の制約されていない力が、この社会を変えていきます。そうすれば、男も年寄りもついてきます。
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神風特攻とAGTLの関係

未唯へ。カミカゼというのは知っていますか。この間も「知覧(ちらん)」という本を職場の女性に聞いた時に、ほとんど皆、「しらん」と言ってました。これは特攻隊の発進基地でした。9・11の時も自爆テロの心理が知りたくて、新刊書の借出冊数を年間800冊から1200冊にしました。

昭和31年の復刻本(別冊歴史読本77号特別付録「人物往来」特集・作られた戦史)210.75のなかの「神風特攻第1号・敷島隊長」を読んでいた時に、AGTLと歴史との関係が浮かび上がってきました。

テーマは「特攻はなぜ、起こったのか」です。これをローカル(日本)とグローバル(アメリカ)で考察しました。

簡単に言うと、特攻はローカルを守るために起こった。圧倒的な敵(グローバルなアメリカ)に対して、知恵を使わずに、まともに突撃していった。一機1億ドルのB29を4千機作ろうとしたアメリカに対して、燃料輸送経路も絶たれた状態で、座して死を待つよりも、と突撃していった。

分析は例によって、3段階方式です。

①日本はローカルの中にいた
 明治維新から、日清・日露戦争までは江戸以来のローカルの状態で、そのまま拡大してやってきた。日本のローカルな意識、人間関係、自然環境を単に拡大して行った。日本の論理がそのまま適用できた。

②アメリカはグローバルで攻めてきた
 アメリカは100年前は南北戦争でローカルであったが、米西戦争でフィリピンを占領して、帝国として拡大するというグローバルにいた。
 グローバルからきたものに対して、日本はローカルのままで対抗した。ここで戦略を変える必要があった。
 その結果、無理矢理、抵抗することになり、その一環が特攻戦略が出てきた。

③ローカルがグローバルに勝つためには
 そのためには、グローバルを活用することです。
 戦後にアメリカに対して、トヨタが行ったのは、ローカルの強みを生かしながら、グローバル(つまり、アメリカそのもの)を使い切りました。グローバルに抵抗するのはなく、グローバルの機能を使い切ったのです。これがAGTLの発想です。
 アジアの力を使えば、エネルギーは確保できた。

だから、歴史にAGTLを使えるようにしましょう。それで歴史から将来を予言できるようになります。次は、イスラムの自爆テロへの対応策を考えましょう。
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今後のシステム開発者へのメッセージ

未唯へ。システム開発者の仕事が大きく変わろうとしています。それを理解しない人が多すぎます。そういう人へのメッセージを送ります。

きっかけは、電算部の人間が我々の販売店へのコンテンツ活用の場に同行して、ヒアリングしているのを聞いていて、彼らは従来の枠組みの中でしか考えていないと思ったからです。変わらないといけません。

私が電算部に居たときには、「人と育てるために、システムを作る」という風潮があり、さまざまな試みを自由にできたし、システム全体も見えていた。

現在は、数学的なシステム思考をベースに、会社だけではなく、社会のこと、歴史認識、将来構想まで視野に入れています。

現在の電算部は、自分のシステムしか見ていない。それでは方向を誤ることになるし、作れば作るほど、不幸になっていきます。作ることから使う方へ変わる時代になろうとしています。

だから、今から電算部で仕事をしていく人に、私がどのように仕事をしているのか、何を感じ、何をしようとしているのかのメッセージを送ります。サンプルとしてはサファイアでの企画です。

 ①サファイアの基本はローカルがグローバルに出会うことです
  ・今までのシステムはローカル(販売店内)の中であったが、グローバル(販売店ネットワーク全体)からアプローチを可能にしています
  ・グローバルは機能を提供するが、コンテンツはローカルで対応する方法を初めてとります

 ②ローカルのさまざまな知恵の生かすことがポイント
  ・グローバルの機能でコンテンツを生かすには、ローカルからのアプローチだけが有効。AGTL={TL⇒AG}
  ・電算部の役割の一つは、ローカルでの機能活用を手伝うことです。つまり、ユーザによるマニュアル作成を支援することです。システムを作ることはグローバルに任せておけば良いです。

 ③AGTL={TL⇒AG}からのまとめることが求められる
  ・個別の活用(TL⇒AG)をグローバルの見方からまとめてAGTLとして展開する
  ・これができると、ローカルとグローバルの循環が始まる。TL⇒AG⇒TG⇒AG⇒TL⇒AG⇒・・・となる。

彼らがこれを理解するかどうかは、彼らの資質です。最後に伝えたいのは、「今は大きく変わろうとしている時です。その時にあなたはどちらにつきますか。」
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