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メール機能の扱い方

未唯へ。ポータルの中にメール表示機能を入れ込むことにしました。

情報共有としてのポータルを果たすためには、メールをポータル側に同じように見えないとダメという意見を水曜日に来社した販売店から意見をもらいました。

昨日、様々なメールを代行して、それをウェブに出す仕組みを作り上げている会社からの提案と価格提示を受けました。機能ではなくて、運用とコンテンツを含めた、大掛かりなものになっているので、単機能として、ポータルに出力してもらう提案をしてもらうことにしました。

こういう決断をするときに常に気をつけているのは、「目に見えるもの」に対しての価値観です。システム屋さんは、どうしても作ることを考えてしまうので、サーバのスペックとかセキュリティ機能とか、本来、ユーザには関係ないことに対して、コストがかかることに納得してしまいます。カネがかかるものはどうしようもない、と割り切ります。

私の場合は“そこで何ができるか”で価値を決めていきます。それを実現させるためには、さまざまな手段があり、レベルがあります。また、この最近では、Googleのような機能提供に特化して、全世界レベルでソリューションを提供するところも出てきている状況では、広く見ていかないといけません。自分の周りのメーカーのシステム屋の知識を超えています。また、全てを作り込むのではなく、提供された機能を元に、自分たちのコンテンツと知恵で使えるようにしていく方法も多く見られます。

要するに、ニーズがある人には価値があり、ニーズがない人には価値がない世界を作りだしていきたい。ニーズがないと思っている人が気づくためには、ニーズがある人が変わっていく様子をみるのが一番わかりやすい。自ら、変わろうとするものに対しての機能=武器の提供です。

ポータルにメール機能を入れると言うことは、その次のシナリオでは、ポータルとメールをケータイに出せることを意味します。「ケータイ」はポータルの機能拡張に含ませましょう。出力するデバイスの違いだけですから。
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ネットの展開に当たってのシステム思考

未唯へ。企業でのコミュニケーションは難しいものです。

ネットの展開のうち、ある地域の電力会社の工事屋と販売店の店舗とのコミュニケーション不足が目立っています。工事屋からすると、折角行ったのに、店舗から聞いてないと言われて、工事ができなかったというものです。

それに対して、電算部の有識者は、我々の販売店への支配力の弱さの性にして、本部ー店舗間の連絡網を良くするように、申し入れよ!というメールをGMに送ってきました。GMはそのメールをそのまま、地域担当に送付しました。

こういう時に、依頼があれば、それが本当に有効なのかを判断せずに、メールで次の人に送る人の存在です。これでは「不幸の手紙」と同じ論理です。「私はちゃんと仕事しました。」ということです。それを受けた人は、それが有効な手段かまるで分かりません。それで「仕事」が増えていきます。

今回の仕事の依頼は、電力会社が日程を決め⇒ネットワーク会社に通知⇒ネットワーク運用会社でまとめて⇒販売店の本社にメールで通知⇒店舗に連絡してもらうという前提で、電力会社からの派遣業者がアポなしに店舗を訪問するというものです。こんなパスで本当にうまくいく方がおかしいです。このパスに対して、販売店の本社から店舗への連絡が行ってないと判断して、販売店の社長を動かしてでもさせようとするやり方は問題解決になっていない。

他の地区とか、NTT回線の工事は問題になっていないのだから、その電力会社の仕事の仕方を確認すべきでしょう。それと問題は当日の連絡ミスなのだから、前日にでも事前確認の仕方を工夫すれば済むことです。こんなに簡単なことに対して、なぜ、すぐに組織を出してくるのか? 今までもそういう「仕事」をしてきたのでしょう。

旧と新のMu-Boxの全国設置を3ヶ月でやり遂げました。店舗の電話番号・氏名を事前にデータベース化して、コミュニケーションをさせました。このノウハウは継承されていません。

今回は電力会社が「やらされ仕事」になっていることが根本原因と考えられます。枝廣さんの「システム思考」で言うと、それがどういうことかを、まずは自分の範囲でしっかり考え、次に相手の立場で考え、最後に全体の方向を考えて行動しなさいということです。こういう思考ができない「有識者」とマネージャに囲まれています。たまりません。
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母親と私の行く末

未唯へ。あなたにとっては、おばあさんのことについて触れます。それと私のことです。

奥さんから、珍しく詰問がありました。会話自体が少ないので、何も警戒してなかったら、「母親をどうするのか」と唐突に言われました。母親が4月一杯で病院から退院を通告されているとのこと。

年末・年始は病院にいて、退院して、父親の1周忌を迎えたが、3月始めから、動くのがままならずに、また入院していた。その時は、よくなると思っていたが、あまり変わっていません。

退院となると、そのまま家に帰るか、別の病院を探すしかないとのこと。本人の希望で決めればいいけど、去年の暮れ辺りから、生きる糧みたいなものが感じられなくなっています。かなりの「共依存」だったから、しょうがないかも。

我が家にスペースを作ることは難しすぎる。私のスペースを確保するのがやっとなので、それはムリでしょう。やはり、自分の家で過ごすのが一番です。生活には苦労するでしょうけど。そうなると、私は帰りと土日のサポートはしっかりやるしかないでしょう。

とりあえず、本人の意思を聞きましょう。

この最近、始発の名古屋駅のバスで、同期の人間とたて続きに2度会いました。東京への出張のために乗っていました。年取っているけど、相手が気づきました。本当に年をとっていますね。自分の年を感じていないから、相手の年だけが気になります。当然、質問は「定年後はどうするつもりなのか」です。

一人は、退職金はすでにもらって、転籍しているので、65歳ぐらいまでは、そこに居ると言っていました。もう一人は技術関係なので、65歳まで、この会社に居ると言っていました。当然、私も聞かれますが、私は「宝くじを当てること」とだけ言います。

ハッキリ、言って考えていない、というよりも、先が読めないのです。今までは「偶然」でやってきました。この会社に入ったのも、東富士もマーケティングへの異動も全て、偶然です。人から言わせると、「あなたは好きなことをやっていて、本当に幸せですね」と時々言われます。だから、もっと、「偶然」が欲しいのです。もっと色々なことを知りたいのです。

だから、『偶然』に意味を見つけ出して、「生まれてきた理由」を自分に納得いかせることです。それがどんな結果になるかわかりません。未唯へは迷惑はかけません。
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思いがつながらない

未唯へ。ポータルでの情報共有の思いがつながりません。やはり、一人ひとりに個別に説明するしかないのでしょうか?

ポータルの販売店への説明が始まった。研修センターにネットを引き込み、実際のマシンを入れて、説明するものです。説明するのは、それを担当するチームです。基本的な内容は女性から伝達してあるけど、「これでいいですか」とかの打診はなく、彼らだけでカリキュラムが作られました。説明の仕方により、今後の展開が変わるので、呼ばれていなかったけど、敢て、参画しました。

Sa-ポータルは実際のオペレーションの部分とコンテンツに分かれています。作るときから、「機能」と「コンテンツ」を分けました。機能は①「これを見ていれば、何が起こっているかがわかる」ポータル画面を提供するもので、②コンテンツは各社のニーズで工夫してもらうためのものです。①の部分のオペレーションは非常に簡単です。ただし、個人認証するための様々な手続きがあります。この部分をまずは、操作として行ってもらえるように、教育チームに依頼しました。②の部分は概要の説明をしてもらえるように、80ページぐらいの詳細マニュアルを印刷して渡しておきました。

実際は、①については、各社の実際のデータ入力をしてもらうことになっていたけど、それが間に合わないということで、やり方の説明になってしまった。自分のところの入力でないから、聞く方は訳がわからない内に終わってしまった。

私が販売店に伝えたい②の部分については、まるで触れていません。ポータルというのは、あたかも個人認証をさせるための「やらされ仕事」であるかのように、「ポートレットを組み合わせれば、こんな風に出ます」「自分達がプッシュしたいコンテンツを決めてくださいね」というコメントもありません。私のマニュアルは白黒印刷で配ってあるだけです。その説明もなく、時間が来て、終わりました。

だから、マニュアルに込めた「私の思い」は販売店につながっていません。教育チームに「思い」というフレーズはないみたいです。公平に淡々と述べるだけです。基幹系は何も考えずに、全ての手順が「ディスクにビット」が立っているから、マニュアル通りに操作して行く世界です。「思い」を通じて、販売店に「知恵を喚起する」世界ではありません。
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ライブラリはTGAL方式が最適

ライブラリのデータ転送方式について、電算部が良くわからないというので、メーカーを交えて、再々説明を行いました。

この方式に私はTGAL方式と命名しています。TGALというのはThink Globally, Act Locallyの頭文字を取ったものです。市民参画のT-GALsと同じ語源です。

6千箇所に、1Gを夜間8時間以内に配送が終わりために、どのような方式があるかを考えました。それをThink Globally, Act Locallyで考えました。

今は衛星で配信しています。これは、中央から画一的に配ります。つまり、TGAG方式(Think Globally, Act Globally)です。これを地上で行うためには、大きな集約サーバと太い回線が必要になります。これでは、6000×1GB×8時間の要件は満たせません。3日ぐらいかかってしまいます。それを補うために、途中に中継ポイントを入れる方式があるけど、ネットはシンプルで安いのが売りだから、そんな投資はできません。

次に考えられるのが、TLAL(Think Locally, Act Locally)です。あまり、全体のことは考えずに、何しろ「ピアtoピア」でパソコンからパソコンに配りましょうというものです。これなら、他の4台に1時間かかったとしても、7時間で1台→4台→16台→64台→256台→1024台→4098台→16392台となり、8時間以内に達成できます。欠点はネットワークコントロールされていないので、どこに何が配られたか分からないのと、ネットワークでのセキュリティで自由にはピアtoピアはできません。

そこで、TGAL方式です。本社まではTGAGで行い、販売店単位でTLALで行う方式です。その際に、全てのコンテンツの動きも押さえます。管理レベルを上げておきます。これを一方的なプッシュ型で行うのではなく、それぞれのネットワークの回線状況と負荷に応じて、プル型にします。

TGAL方式を使えば、全体の管理レベルが上げられると同時に、個別の課題へも対応できます。コンテンツのリカバリは、衛星では個別に行えずに、CDを郵送するカタチで行っていたが、TGALでは、全てのMu-Boxの内容は把握できるので、近くのMu-Boxからピアtoピアで自動修復が可能になる。
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名古屋ゴミ対策での市民参画

未唯へ。市民参画は難しいですね。

518.52タナ『循環型社会への処方箋 資源循環と廃棄物マネジメント』のなかの一箇所に「中部リサイクル運動市民の会」の記述があったので、NPOと市民参画という観点で、この本のOCR化をしていた。内容は、

『実行委員会の事務局は、名古屋でごみ減量化対策の原動力の1つとして活動を展開してきており、産官民の厚い人的・組織的なネットワークを有するNPO法人「中部リサイクル運動市民の会」に設け、名古屋大学大学院環境学研究科を通じて研究者との密接な連携・協力体制を構築した。』つまりは、事務局ですね。

この4年来の環境学習設備の付き合いで、「中部リサイクル運動市民の会」の代表のHAGさん、NAKさんとかSAKさんの人となりはかなり理解できています。SAKさんは結局、環境学習設備を請け負うことになり、6月オープンに向けて活動中です。名古屋ゴミ問題では、大きな役割をしたと聞いているし、「名古屋は成功した」と聞いています。だけど、この本の中ではNPOが出てくるのは、この一箇所だけです。NPOの役割がハッキリしないのでしょう。

この本の中では「市民の主体的参加による循環型社会の提案」がうまくいったということです。つまり、市民参画ができたと言っています。

『2003年から2005年までの3年間、名古屋をフィールドに、参加型会議の一種であるハイブリッド型会議手法を用いた「市民が創る循環型社会フォーラム」を、社会実験プロジェクトとして開催し、市民の主体的参加による循環型社会の政策提案づくりを試みた。』『従来型の行政のイニシアティブによる政策形成手法、例えば、行政計画の策定段階でのパブリックコメント、ヒアリング、傍聴、公募委員としての参加などが、この面での成功を収めているとは考えにくい。』

私も従来型の市民参画を志向してきたけど、いまだ、姿が見えていません。「循環型社会フォーラム」も各利益団体と専門家(環境)と市役所でキャッチボールを行っただけで、“本当の市民”がリスクを負って、参画していません。何をしたらいいのか?

今回の環境学習設備でも、「中部リサイクル運動市民の会」が経営するカタチになっている。これを本当に市民参画にしていくために、何をしたらいいのか、が問われています。やはり、「環境に関する審議会」に応募します。
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枝廣さんのシステム思考

未唯へ。今まで、私は「システム思考」してきました。何しろ、数学者だから。

336エダ『なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?』を借りたのですが、読み始めるまで、あの「枝廣淳子」さんが「システム思考」に興味があり、「システム思考」普及の会社を興して、その会長になっていることを知りませんでした。本当に、自分が感じると、すぐに行動に開始する人なんですね。憧れます。彼女からすると、適切な循環社会を作りには、システム思考が必要だと感じたのでしょう。だから、多分、環境問題と根は一緒なんでしょう。

『「学習する組織」を構築するうえでは、三つのスキルが重要となります。まずはシステム思考による「複雑性の理解」、そしてじっくりと振り返りながら聴く「内省・探求型コミュニケーション」と心を揺さぶる「志(アスピレーション)」』

この「複雑性」という言葉は大好きです。13年前から使っています。フランスの社会学者のエドガール・モランの考え方に沿っています。つまり、複雑なものを単純化せずに、複雑のまま理解することと、関係だけでなく、反応まで含んで見ていくやり方です。モランは「これが21世紀の基本原理になる」と言っていた。

「内省・探求型コミュニケーション」とは、自らの持つ意識・無意識の思考の前提を振り返るコミュニケーションで、「聴く力」を持つことで、新しいリーダーシップが可能になる。

「システム思考」が目に見えないつながりと全体像を「見る力」だとしたら、「じっくりと振り返る対話」はありのままの状況を「聴く力」といえます。

一番、気に入ったのは「古典的なリーダーシップは、複雑性の時代においては日に日に通用しなくなりつつあり、このままいくと、組織に残るのは、官僚機能を担う社員たちと自ら考えることなく忠実に命令を遂行するだけの社員ばかりになってしまう」という部分です。この会社の先行きの暗示しています。

システム思考は、「人を責めない、自分を責めない」アプローチと、全体像を提示し、議論できる図という手法を用いるので、Think Globallyするために必須です。

こうして見ると、6月の環境学設備のオープニングに枝廣淳子さんが来てくれたら、様々な意見が聞けると同時に、いくらでもお客様を呼ぶためのエネルギーになったのに、とつくづく心残りです。
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久しぶりの運営会議

未唯へ。市民参画をずっと考えています。札幌⇒空港⇒会社⇒図書館⇒焼却場(運営会議)と回り、忙しい一日でした。

今回は説明ボランティアの人がほとんどだったので、NPOの役割から議論に入りました。4月から、NPOの中リが正式に運営することになりました。本来は市民主体になるはずだったけど、「とりあえず」で動き出しました。運営会議は2,3年後に市民が運営するための会議だったけど、目の前の6月のオープンの催しに気をとられています。

2,3年前には市民参画に向けて、T-GALsという市民の事務局をつくり、各自の興味のある運営、企画、広報、理念の分科会で、いささかの夢を描いていた。

今の状態は、施設のカタチが見えてくると同時に、可能性と限界が見えてきた。やはり、説明ボランティアの見方と私の市民参画の見方では当然異なります。異なるからといって、彼らの現実だけに任せては、NPOが変質してしまいます。NPOが持っている理念をカタチにするためには私が必要だと感じています。

今の段階で見えるようになったこと
 市民の中のカベ:週日に参加が可能な人=役に立つ人と週日が自由にならない人=役に立たない人の図式
 NPOの具体的な活動が市役所寄りになってきている。市民参画の理念へのアプローチが必要。
 折角の設備だから、“もったいない”からの発想を広げるための可能性が出てきた。

逆に見えなくなったこと
 理念=以前は建物の入口に「理念」を掲示することになってけど、NPOの売り物の「グリーンマップ」の設備に変わっている。
 市民との関係をどう構築するか

「市民参画」を考えていて、「広報」をしないといけないと痛感。説明ボランティアとか近隣の人とか市役所の人とかも重要だが、見も知らない「市民」へのメッセージをココから発信することが必要です。

ということで、①ウェブでの広報と②リアルでの広報に個人的に、できれば、T-GALsとして関与していくことにします。

①では、説明ボランティアの紹介、展示室と内容の説明、図書室とかワークショップルーム、クッキング室とか「未来のくらし」の役割と利用方法で働きかけましょう。②では、駅前でのチラシ配りと、そのためにパンフレット作成でしょう。

だから、取っ掛かりを作り出します。まずはホームページチェックです。
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久しぶりの旭川。旭山動物園は休園

2000年ぐらいには、ネットワークの関係でよく来ていた旭川の販売店に札幌からの日帰りをしました。時間があれば、旭山動物園へ行こうと思っていたけど、4月27日まで休園ということで残念でした。13時までの間に、美馬牛と旭川市中央図書館に行ってきました。

札幌から旭川に行く途中は雪が降っていました。また、美馬牛の駅舎の中でも「今年はおかしな天気だ」とおばあさんが話していました。美馬牛は『丘』という写真集で見つけて、最初に来てから30年ぐらいになります。好きな場所です。今回は20分ぐらいで旭川に戻りました。

旭川市中央図書館は好きな場所です。空港バスで来ると、終点間際に「どこへ行くの?」と運転手に聞かれて、「図書館」と応えたら、バスで図書館の前まで連れて行ってもらった。カウンターで市民へ応対するときは、常に立ち上がって処理を行います。やさしさにあふれた図書館です。7年前は平積みの本があったが、それがなくなって整理されています。それ以外は開館以来の雰囲気が保たれています。そこから、歩いて10分ぐらいに販売店があります。

10月にネット化する計画をネットワーク会社に説明してもらいました。ここは現在のネットワークを最初に展開した所だから、あえて、私が参画しました。半年前に比べて、北海道電力の回線を参画させられて、設置できない箇所が減りました。

だけど、北見枝幸はまだまだです。本当はここへ行きたかったが、電車路線がなくなり、旭川からバスで3時間かかります。

ここの販売店のテリトリは旭川-稚内-知床を含み、四国の1.5倍もあります。だから、ネットして、ポータルとテレビ会議でお金がかからないコミュニケーションを提案しました。反応はあまり芳しくないです。ネットする時の工事費などのお金のかかる部分に興味がいっています。

Sa-ネットが効果を発揮して、落ち着いてからでないと、考えられないという状況みたいです。7年前から担当されている人も担当が変わり、総務部などが維持などを行っているところでは、ネットワークの先行きは自発的には考えられないのは確かです。だから、具体的なところから“テレビ会議のよさ”を味わえるようにしていきます。

あまりにも、周りには味方がいないのが、一番の心配事ですですが、その時は舞台を移しましょう。
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札幌でのライブラリのニーズヒアリング

未唯へ。ヒアリングのために札幌へ来ています。

ポータルをサファイアの世界にするためには、販売店で展開が必要です。具体的には、ポータルの機能に対して、販売店主体でコンテンツをいかにして作り込んでいくかです。その時に、やらされ仕事ではなく、販売店自体にメリットがないといけません。その確認のために来ています。

この販売店の重役とは、10年来のつきあいで、「相談したいことがあります」の一本の電話をしただけで、即座に了解してくれ、好きなだけ付き合ってくれます。重役を含めて、3人の人と1時半から6時半まで会社で話し合いを行い、それ以降は場所を変えて、9時までずっとしゃべっていました。

ANAの一部がストライキだということで、空港行きのバスを7:02を6:02に切り替えたために、どうも睡眠不足の性か、21時過ぎから浮遊感が始まったので、途中でホテルに帰りました。ここのところ、ちょっと無理すると、体のどこかからヤバイ信号が発せられます。9時半に帰って、そのまま、寝ました。

ミーティングでは、今後はネットを前提として、進めていくことを述べました。ここはコスト重視で自社ネットを敷設しているため。そのリスクを再確認してもらいました。彼らの討議のポイントは自社回線がどこまで耐えうるかを探り出すことです。あと1年半が限度です。

私の最大のポイントはポータルとライブラリに対する販売店でのコンテンツが参画できるかです。ポータルに関しては、元々は、この販売店の手作りなものから、ニーズと方法をもらって、作り上げたものだから、かなり適合できそうです。個人認証に関しては、システム担当者が一手にメンテナンスを行っているということでした。ポータルの方が役割分担ができそうです。

ライブラリでの販売店ニーズに関しては、やはり、映像系にニーズがあります。その地域に依存した映像とか、一番訴求力のある部品のアピール映像などで活用できます。「動くポップ」ぐらいの発想です。

ケータイについては、この時代では「あるのが当たり前」の感覚です。前向きな販売店からはやはり、前向きな意見がもらえます。目の前のことしか興味のないところでは、サファイアの理念だけでは無理です。見えないものを具体的に見せていくことが必要だと痛感しました。
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