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歴史Ⅲ追加 1/8

4.1.1 ナチ成立の疑問
 4.1.1.1 ナチ成立の理由
  □ナチ党は、マルクス主義の唱えるインターナショナルな社会主義を、ナショナルな社会主義、つまり「ドイツ的な社会主義」(機会の平等・業績主義・社会的連帯・勤労精神を重視するもの)によって、克服しようとした。
 4.1.1.2 ドイツ歴史教科書
  □最後に、失敗に終わった「国家社会主義への抵抗」が書かれている。なぜ、失敗したかは偶然のように書かれている。だけど、「白バラ」が成功する体制ではなかった。
 4.1.1.3 沈黙の螺旋
  □ノエル=ノイマンが提起した「沈黙の螺旋」仮説の前提は、人間は他者から孤立することを避けたいという自然な欲求(孤立への恐怖)を持つとともに、周囲を観察しコミュニティの意見動向を直観的に把握する能力(準統計的感覚)も備えている。
 4.1.1.4 個人発想が支配
  □グループは自分の身近なものを信じる傾向にある。預言者とアジテーターにより、グループの範囲が拡大する。拡大を始めると、利益が利益を生んでいく。お互いの欠点を埋めながら、拡大する。

4.1.2 全体主義の実態
 4.1.2.1 ロシアの独裁者
  □レーニンの思想は徹底していた。その思想を外に出したのがトロッキーであった。赤軍も彼に従った。内を固めたのが、スターリン。暴力装置を握った、粗野なスターリンに追い出され、殺された。
 4.1.2.2 中国の輝ける星
  □広大な国を守るには、強大な権力が必要である。中国大陸は水の供給に悩んできた。まとまらないと死に絶える。中華思想は土地が生んだ。八路軍の人民の戦いに巻き込まれて、土地から離された。新たな悲劇が始まった。Local meets Globalの始まりです。
 4.1.2.3 中国は分裂寸前
  □「覇権国化」と「分裂化」、一見して両極端のシナリオだが、今後5年間に中国指導部がどのような姿勢を採り、何を行うかによって、実は紙一重の関係にあると考えられる。
 4.1.2.4 中国の将来を描く
  □2020年を考えると、日本よりも中国の方がはるかに緊迫した状態になります。崩壊かアジア覇権かです。過去の歴史において、中国は他民族に服従されてきた。日本はないです。だから弱いのです。それを強みにするためにも、中国に対して、ものが言えるようにしていく。

4.1.3 グローバル化
 4.1.3.1 日本の場合
  □日本がLocal meets Globalでグローバルに巻き込まれたのは日米戦争の結果です。国家の抑制ルールは存在したが、「天皇の統帥権」が邪魔をした。天皇という頂点があるのに、天皇はその権力を発揮しない。頂点の方向はあるけど、頂点がない状態です。明治天皇時は台形として、機能していた。
 4.1.3.2 集中と格差
  □自然を求める心は分かるが、ローカルだけでは、今の人口を賄いきれない。人口を極端に減らすのでなければ、グローバルの力を使っていくしかない。そこから、ローカルを支援するグローバルのアイデアが生まれた。
 4.1.3.3 米・露・中の関係
  □オバマ新政権が発足すると、米口関係の悪化を防ぐことの重要性を確認した。オバマ大統領は、米口両国が核兵器を削減すると同時に核拡散を防止する努力を主導することで大きな役割を果たせると指摘した。
 4.1.3.4 アメリカ支配
  □オバマの「Change」は、コミュニティを創り出します。図書館は公共の立場で、本を通じて、市民サービスを創り出してきた。ライブラリはメーカーが販売店でのグループ活動を支援して、情報共有ノウハウとコミュニティにつなげる役割を持ちます。

4.1.4 テロの世界
 4.1.4.1 イスラム原理主義
  □ムハンマドでの勢力拡大のパターンを社会コミュニティの適用できないか。既存の組織があるところに、ジワジワと拡大させていくことを考えている。砂漠の民としての共通認識のもとで、ネットワークを作り上げていくことの実現可能性です。
 4.1.4.2 ジハードとテロ
  □エジプト政府が宣言した清潔のためのジハード。チュニジア政府か導入した識字教育のためのジハード。パキスタソ政府か周期的に公布する汚職追放のためのジハード。熱帯の国々で、定期的に呼びかけられる水管理のためのジハード。
 4.1.4.3 ローカルの反発
  □LmGでの二つの抵抗があります。日本は、従属した形を見せながら、グローバルを蝕んでいった。イスラムは自分たちの世界に入ってくることに抵抗しました。
 4.1.4.4 解決策はGmL
  □次の政治形態などを考える時の、本当の対象は、アフリカの若者です。ケータイの普及率、SNSの展開レベルは驚異的です。そこから出てくるコミュニティが力を発揮して、専制政治を変えてしまった。その成功体験は大きなものです。
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