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岡崎の新図書館が11月1日にオープンします 

未唯へ。岡崎にも、やっと図書館ができます。長かったですね。

NPOのSAKさんからのメルマガで、岡崎のNPOのMITさんからの情報が転載されていました。彼は「2004年から関わっている」そうです。

私が岡崎の新図書館構想に関わったのは2001年です。「コミュニティ岡崎」の「加藤」さんから、豊田市中央図書館のことで問い合わせがありました。「加藤」さんは単独で、岡崎の新図書館構想を進めていました。

私の「雑記帳」をGoogleデスクトップで、検索したら、雑記#237(2000年12月8日~2001年1月14日)が見つかりました。Googleは強力なエンジンです。

雑記帳を見ながら、当時のことを思い出しました。2000年に「図書館研究」で、ロサンゼルス、サンフランシスコ、バークレー大学の図書館を自費・単独で訪問しました。デジタル・ライブラリの世界でのアメリカ支配を予感しました。帰りの飛行機の中で、「彼らの力に対抗するには、日本はローカルな図書館を充実させないとダメだ」「そのローカルを拠点に、アメリカのグローバルな力を使い切ろう」と考えていた。

その後に、豊田市中央図書館のスタッフに「今後の図書館のあり方」をプレゼンしました。教育行政計画審議会委員として、「生涯学習のあり方」を述べました。

「加藤」さんは、その後、豊田市中央図書館に来館されて、図書館のあり方について、おしゃべりしました。それから、7年半、カタチだけはできました。建物とイベント中心の世界で「本」が主役になれるかどうかですね。

いい図書館かどうかの、分かりやすい基準は新刊書にかけるお金です。図書館運営では色々なものにお金がかかります。コンピュータ代、本の装丁、人件費などです。それらが固定費になると、本代を最初に削りたくなるものです。

本を読まない市役所の人が「こんなたくさんあるのだから、新しく買わなくてもいいでしょう」と圧力をかけてきます。「世界の歩き方」は3年前ので十分の判断です。豊田市中央図書館は毎年買っています。だから、市民は当てにできるのです。

「知」は新しくなければ、意味がない。環境図書も一緒です。エコットの図書室を中央図書館の環境コーナーをつないで、常に最新の状況が分かるようにしないといけません。

11月1日は岡崎の新図書館にいきましょう。
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