goo

『生存の条件』はサファイア循環ですよ

未唯へ。腰の痛さが続いているので、居間からサロンパスを拝借します。昨日はウインナーを4本食べたので、奥さんに怒られた。子供たちは2本ずつだそうです。

朝から、『生存の条件』(旭硝子財団)を読んでいた。要するに環境問題への警鐘をならして、一人ひとりの気づきを促す本です。新しい社会のイメージを提示している。目標:生命力溢れる地球の実現、新しい社会像:太陽エネルギー社会(自然そのものに価値を認める社会、自然と他者への配慮による強調社会)だそうです。

新しい社会を実現するための考え方として、①自然の理に逆らわない社会への転換、②人類共有の財産の公平な配分と継承、③「太陽エネルギー社会」二向けた対話、④「太陽エネルギー社会に向けた科学技術、となっている。「継承しました」というアリバイ作りになっている。このパターンは環境問題では多い。このパターンでは、個人が何をすべきについては、「エコ」しかない。個人の「エコ」活動は地球には響かない。

個人の消費量を減らすのが目的ならば、その人がいなくなることが、最大の「エコ」です。人が増えても、地球に響くためには「循環」を作り上げることです。まずは、「作る」という発想から「使う」という発想に変えることです。その上でグローバルがローカルを「支援」することです。

この本の中では「思いやり」という言葉を使っている。「強者が弱者を支配するという人間関係を生み出しました」から「強者は、弱者の立場に身を置いて、自らが弱者であれば欲しないであろうことを弱者に強いないという「思いやり」の心を持つべきです。」
この発想で、この本が強者のロジックでできていて、循環を実現不可能にしている。グローバリズムを追求することで環境問題が片づくという幻想を市民に持たせようとしている。

この前の旅の時に、バスの配席決めに対して、「思いやり」という言葉だけで片付けようとした。二人で座ってもいい人と、一人占めしようとする人のコントロールはそんなことでは不可能です。ツアコンは現実から情報共有から逃げていた。「思いやり」とは都合がいい言葉です。家 やはり、サファイア循環を世に出さないと、強者に蹂躙される。

私の部屋の掃除機を奥さんの持っていかれたままです。奥さんに言ったら、「買ってくれば。未唯も買ったよ」。エイデンよりもカーマがいい。今は5%引きだそうです。カーマには14800円の一種類しか掃除機が置いてありません。撤退したのでしょう。そこで、本命のエイデンに移動。家電の掃除機売場の種類の多いこと。高いものばかりです。やっと、6千円以下の掃除機を見つけたが、品切れ。注文すると1週間かかる。今一、かわいくないのでやめた。

老人ホームの母の部屋は姪の双子の写真だらけです。対抗して、旅の写真を一枚置いてきた。ギリシャのパルテノン神殿の全景の前に豆粒のように二人がしゃべっているものです。これが一番の最初に、二人が一緒に撮られた写真です。20年ぶりの記念すべき代物です。
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
« 2.1 数学にあ... 2.2 数学の世... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (μ)
2010-08-22 18:06:19
写真を母親の部屋に置いてきたのはいいけど、本人はわかっているのかな。心配ですね。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。