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情報共有インフラは多様体をめざす

未唯へ。今日は神奈川で、明日は東京です。東京・有明泊まりです。朝の時間がにあるので、パソコンを持って来ました。朝は5時半に家を出ました。

名古屋から「こだま」で、小田原まで、2時間10分かかりました。電車のなかで、「ホウレンソウ」という言葉が浮かんできました。仕事で報告・連絡・相談が重要だと示しているけど、これは間違っています。上の人に構想があって、初めて、有効に働きます。構想がない人間ほど、「ホウレンソウ」を主張します。下の人の努力をかすめ取ろうとします。気をつけましょう。

神奈川の販売店へのヒアリングです。最初の販売店での収穫は大きかった。「情報共有」という言葉が、バンバン出てきました。わが意を得たりですね。先週から、「ライブラリのヒアリング」を「情報共有インフラのヒアリング」と変えています。今後の販売店にとって必要なのは、「情報共有」であることを堂々とアピールしていきます。こう考え始めているところに、「情報共有」を実践している販売店に遭遇するというは偶然ではありません。

是非とも、来年1月に作成予定の「販売店to販売店の情報共有インフラ」のビデオに、中心人物の副社長さんに出演してもらえるように、交渉していた。

この販売店は3年前に合併しています。両方の販売店の体質がかなり異なります。一つはカリスマ社長が30年間居て、首尾一貫した方針でやってきた。もう一つは社長が次から次に変わってきました。そのために、社員の見る方向が変わっています。前者は上を見て行動する。後者は横を見て行動する。そうなると、「情報共有」という言葉でも、意味合いが異なってきます。つまり、「上から下へ伝達」と「横との連携」です。この二つが、3年掛っても、溝は埋まっていない。

これは、面白いことになりました。デカルト空間で考えると、座標系の異なる二つの空間です。そのままだと、無理やり、一つの座標系にするしか答がありません。これを位相幾何学で考えると、答がでます。それぞれを{近傍系とそこへの関数}の集合と見ればいいのです。つまり、多様体になります。空間を固定するのではなく、グループ(近傍系)単位で、それぞれの活動をしながら、全体の統制をはかる考え方です。これを「情報共有インフラ」として、提供すればいいのです。そういう面も含めて、この会社をターゲットにしていきます。
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