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「次の世界」の整理 4/5

歴史を変える

 唐突に、2050年に終わるというのが、歴史の到達点です。今まで、137億年来たのに、なぜ、急激に終わるのか? これは歴史のコード化という、相対性からです。

 人が増えれば、それの総和、または相乗で時間の密度が高まります。今までの一億年、一万年がこれからの一年に当たります。これは仮説だけど、実感です。その割には、変化を無視しています。従来通りの一年・二年として扱っています。

 だから、2050年に歴史の区切りをつけます。そのために、変えるためのインフラを2030年までに作らないといけない。

 ここまで来ると、皆からは荒唐無稽に見えるでしょう。だけど、私が1950年に生まれてきたのはそういう意味です。私以外、どんな愛する人に対しても意識は感じません。。これが真実なんです。皆は幻想を描いています。

 2050年以降どうなるのか。それが次の一歩であり、ビックバーン仮説です。もう少し、イメージを膨らませないといけません。終わりになるのではなく、LL=GGになった時に、どう変わっていくかです。ならなかった時には破滅のシナリオです。

 では、歴史を変えるとは何か。LL=GGに持っていくことです。つまり、個人と全体がつながることです。個人が変われば、全体が変わる。全体が変われば、個人が変わる。それをカタチにすることです。

 個人にとって、生まれてきたことの意味にとっても、それが歴史の究極です。

 歴史を変える原動力は危機感です。その後ろにあるのが、さまざまなクライシスです。個人の意識が変わり、行動が変わり、コミュニティに集約することです。

 これらは自然に起こることです。起こらなければ、意図して変えるしかない。意図して変えるということは、個人と組織の意思を変えることです。そのベースは格差の社会です。

 大きな歴史を個人が変えられるかを過去のケースを見てみた。宗教家のムハンマド、キリスト、法然、彼らは歴史を変えています。カリスマというものは、革命家、宗教家は個人がやっているように見えるけど、グループであり、偶然であり、時代の流れです。

 偶然がカタチをとると、悲惨です。ナチスはヒットラーも含めて、ああいうカタチになると思っていなかったでしょう。だけど、事実は事実です。

 カリスマをカリスマで抑える。それも偶然です。結果としては全体主義を民主主義というもので、世の中を変えてしまった、ルーズベルト。彼は原爆をこのように出現させた。歴史のもとには個人がいるけど、裏には流れがあり、それを偶然が支配している。

 では、歴史を変えるモノは何か。それは数学です。数学はトポロジーということで、ローカル中心を社会に先行して作り上げてしまった。これを見習って、歴史を変えていく。そうなるとトポロジーの先がどうなるかで予測ができます。LL=GGの世界に入ります。

 これは自然の流れというよりも理念的な流れです。頭で考えています。皆は歴史は成り行きだと思っているけど、裏には道理が走ります。数学という、すべてのベースが変わっていきます。

 ソーシャルなどはなぜ作ったのか、パソコンをアラン・ケイはなぜ、構想したのか。その先の世界を夢見て、先人は作ってきた。先人の思いをまっとうに受け継いでいけば、社会が変わり、歴史が変わります。つまり、先人の武器を使って、世の中の考え方を変え、歴史を変えることができます。それが戻ることはたぶん、ないでしょう。
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