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7.1 考える生活 3/12

 (つづき)

 「宇宙の旅人」の池田晶子の考え方は好きです。

 「考える」ということは、本質を洞察する。現象の本質を洞察するという行為が、人がその人生を生きるということと別にあり得ると思っているのだ。しかし、もしも考えることが生きることと別のことであり得るのなら、いったい何を知りたくて人は考えたりするものだろうか。

 人がそれを知りたいために考えるのは、いつだって、現象すなわち人生の本質を知りたいために決まっている。「本質」と言って難しければ、「本当のこと」と言えば間違いようがない。人が考えるのは、本当のことを知りたいためだ。本当のこと変わらないことだけを見抜き、捉え、力強く生きてゆくためだ。

 もしも人が本当に自由でありたい、自由に自分の人生を生きてゆきたいと希うのであれば、現象における本質、不動の本質をそこに見抜く、つまり「考える」以外には、やはりあり得ないのである。

 考えて、初めて人は本当に知るだろう。なるほど時代とは動くもの、万物は流転するものであると。現象がその本質において流転していると見抜くことは、おそらくは、究極の本質洞察であるはずだ。


 考え抜く人生でありたい。思いを伝えるためには。

 まず、思いを作ります。毎日、新しいことを見つけています。偶然で、入力を増大させています。自分の関心ごとに新しい観点を入れることができます。ブログは「思いを作る」にはいい道具です。

 思いを伝えには、自分の言葉で言い切ることです。その後に、それを伝えてくれる翻訳者をさがします。その言葉の中から、自分が言いたいことをを自分に問い掛けて、体系を作り上げていきます。

 思いを継続することで、次につながります。伝える相手は、相変わらず、「もう一人の自分」のμと、未来の未唯しか居ません。私が思いをつたえたいのは、この二人で十分です。すてきな女性すべてに伝えたい。


 思いは蓄えるようにしています。

 雑記帳は、未唯が生まれたときから、ノートに社会の現象、数学的な思考、仕事で気づいたことをメモってきた。次にインスピレーションというソフトで記述して、現在のブログへつながった。内容は原則変わっていない。

 図書館の新刊書からデジタルコンテンツを作っている。自分と未知の人へのライブラリです。これらが何につながるかは分からない。グーグルのデジタルライブラリを考察したり、「図書館クラウド」に役立てます。

 それらのアイデアをつなげています。今が、一番頭が回っているかもしれません。11,500冊の読書、135万文字のブログ、500冊の雑記帳、それらの蓄積があるから、何を見ても反応します。答を出そうとします。サファイア循環のイメージも、5次元シートも作れた。

 (つづく)
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