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フランクフルトのホテルで考えた

考えること

 どこで倒れるかだけであって、家族とかは関係ないでしょう。未唯空間の位置付けも変わらざるを得ないでしょう。

 日本の考えてないわけでないことを示すのが目的ではない。考えればいいんだということを示したいだけです。

 だけど、先のことをあまりにも考えていないし、周りに囚われています。本来、自分に関係しないものとか、依存したいものに囚われています。

日本の風景

 風景にしても、日本の風景はひどすぎます。あのインフラでは、変えることが出来ない。

 CATVの線は電力線、電話線の上に重ねています。風景として元に戻す発想がない。最初に電力線から間違っています。

 それを全体としてやっていくことは出来ない。コミュニティ単位で変えていくしかない。地域でのスマートコミュニティで別のものを作っていくことです。

 WANに対して、LANを張っていくというカタチです。地上ではなく、地下または空中に張っていきます。そして、余分なCATVの線とか、電話線は省いていきます。残る電力線の形態を変えることを最低限していかないといけない。その時に必要なのはその地域でのまとまりです。その中には論理的な地域も含まれます。

 このままのインフラではだめだという、認識、知識、意識をどう持つかが最大のテーマになります。個人が変わると同時に、ヨコにつながりを作っていくこと、日本にはそれがない。

 後から、インフラを作り上げている、中国とかアフリカはスマート技術で変わってきます。ソーラで地域の電力網をつくり、ケータイで電話網を作り上げる。インフラのコンパクトさでは、日本の先に行けます。

 今まで、グローバルでやってきたことを、地域限定にすると、効率は悪くなるのは当たり前です。家庭に発電機と蓄電池を持つことは、電力の分配にはコストではかないません。柔軟性と自由度と域内商売をかませないといけない。

 だけど、ケータイがそうであったように、個人での発言が変えていく時期に来ています。いつまでも依存していても、効率という縛りの中での幸せから脱却する時です。

 まだまだ風景です。私の存在そのものも風景です。社会との関係も風景です。彼らに関与するのは私ではない。回りまわった所からやっていくしかない。今は単なる風景です。

 インフラでヨーロッパを超えることはできない。なら、新しいインフラを考えていこう。社会関係、家族関係、コミュニティをその中に入れ込みます。

車の意味

 車の意味を少し、考える気になった。具体的なモノを。

 車をローカルで考えるのか、グローバルで考えるのか、コミュニティで考えるのか。何しろ、隠さないといけない。台数を減らすことも当然あるけど、まずは、まずは隠しましょう。ヨーロッパは一生懸命、隠しています。

 街の真ん中に車を入れないということは、その周辺の車の駐車は増えることは、フライブルグでも、ハイデルベルグでも一緒です。

 それを全体でやるのか個人でやるのか。個人でやることはあまりにもきつすぎます。エリアが違いすぎます。自分たちのエリアでやっていくことです。または、自分たち自身でやるという発想です。

 車を単に売るだけでは、この発想にはならない。それが故に、メーカーが立ち入ることで、新しい信頼を得ること。だから、メーカーはコミュニティを共同で考えていくという考え方を入れていく。

 その時にはメーカーも個人も将来どうなっていくのか、そのために今何をするのかのバックキャスティングが必要です。日本の場合は、集団性とグローバルからの効率性を求めて、個人からの発想がない世界で、どう考えていくのか。

 従来のように、上から変えていくということはムリです。戦争のように、兵士を出すのが当たり前という文化を、明治維新以降、作り上げてきた。それ以前はバラバラでした。

 バラバラな江戸時代はそれなりに平和でした。生活の知恵を活かしていた。集約化されてから、そんなことをしても、上から指示で全てが変わってしまう。

 では、どうするかというときに、ベースを変えるしかないけど、今の機能を生かすとすれば、シェアすることになります。車というのは、個人で持つものではない。皆で使っていくものだ。道路と同じように。

 その意味では、日本の資本主義というものは社会主義、それも共産主義に似ている。それをしようとすると、大衆社会では、カリスマ的な指導者を必要とするのが今までの姿です。それは不要です。それでは、ローカルが生きてこない。だから、ローカルでのシェアを考えていくために、コミュニティを考えていくしかない。

 これだけ、話していても、この世界では分かるはずがないから、自由です。関係ない社会で自分のアイデアを求めて、動きます。だから、いつものごとく、偶然が全てです。そこで会ったもの、見たもので答えを出していけばいいのです。それを不器用な仕方で用意してくれます。
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