未唯への手紙
未唯への手紙
食事の空間から「コミュニケーションの空間」へ Yahoo! JAPAN 社員食堂のあるべき姿
が運用しているSNSは、Facebook、Twitter、Instagram、Google+の4つ。それとは別にYahoo! JAPANコーポレートブログでも情報を発信している。これら公式SNSの運営を任されているのが中野晶子さんで、現在は2人体制で仕事をしている。「4つのSNSの中で、タイミングを見て、それぞれのアカウントに適した表現で情報を発信するようにしています」という中野さんは、ずっとこの業務を担当していたわけではない。Yahoo! JAPANに入社する前は新聞社におり、そこで編集や執筆のスキルを磨いてきた。中野さんが入社したのは、ューザーの声を直接聞きたくなったからだという。
「新聞の影響力は大きく、とてもやりがいのある仕事でしたが、もっと読者からの反応をヴィヴィッドに感じてみたい、という気持ちがありました。インターネットならそれが可能なのではないかと、Yahoo! JAPANに転職しました。最初の部署はYahoo!セカンドライフというサーピスでした。リタイアした方々のセカンドライフを応援するサービスで、どうやったらシニア層の方にもっとインターネットに親しんでもらえるかを模索していました」
その後は、Yahoo!映画の編集を経て卜ップページの編集部へ移った。
「トップページの部署で、主にスマートフォンのトップページの編集デスクをしていました。トップページのメインコンテンツはYahoo!ニューストピックスです。しかし、地震などの緊急事態の際、通常の卜ピックス欄でのコミュニケーションのみでは、緊急事態であることをューザーに伝えきれません。非常時であることをすぐに分かってもらうために、ページ上部にイレギュラーで災害の最新情報を掲出する対応などをしていました」
Yahoo! JAPANのトップページはかなり洗練されており、誰にでもわかりやすいように作られている。しかし、地震などが起こった場合、そのニュースが埋もれてしまっては意味がない。そうした緊急情報も、わかりやすく目につくように工夫がされている。
「Yahoo! JAPANのトップページ、イコールYahoo!トピックスでしょ、といわれることも多いのですが、トピックスだけでは実現しにくいコミュニケーションをトップページの編集部ではやっていました。地震や台風、大雪などの災害時はもちろん、オリンピックなどの大きなイベント時など、ューザーの関心事が高いと判断したものは、トップページで発信、演出するようにしていました」
3年ほどトップページの編集業務をこなした後、今の部署に移った。
「大きなミッションを担うトップページでの業務にはとても満足していたのですが、3年という区切りを前に、新しいことにチャレンジしたいと思い始めました。ユーザーコミュニケーションをもう少し突き詰めてみたいな、と。トップページ上で発信することもコミュニケーションだとは思いますが、また違った形もあるのではないかと、それに挑戦したくなったんです」
小回りの利くSNSで会社と従業員に貢献する
中野さんは、トップページでのコミュニケーションは「私のキャパシティーでは限られていた」と謙遜するが、たしかに企業の顔ともいうべきトップページで、自由度は限定されるだろう。SNSであれば、ある程度の自由は確保できる。しかし、だからといって自由が過ぎれば、炎上を招く恐れもあり、Yahoo! JAPANのような有名企業であれば、その拡散も早い。
「今まで、あえて人格を持たないという指針でアカウントを運用してきました。Yahoo! JAPAN はお年寄りからお子さんまで、男女問わず多くのューザーのみなさんに使っていただいているサーピスなので、誰にとっても課題解決になるような情報を、誰にとっても受け入れられやすいトーンで発信する必要があります。今の段階では人格を出す運用はなじみにくいかなと思っていますが、チームでは定期的に方針を見直し、よりよいコミュニケーションを模索しています」
SNSの有用性は、そのスピードにある。面白い記事、役に立つ記事であれば、その拡散スピードは、トップページより早い場合も。また、SNSならではの利便性もある。「ブログやSNSは、比較的小回りが利きやすいコミュニケーション手段です。サービスのプロモーションや会社のプランディングで、スピード感を求められたり、予算が回らなかったりする場面が出てくると思いますが、そういうところを私たちがすくっていって、会社に貢献していきたい。また、働いている人の顔が見えにくい会社と言われることがたまにあるので、従業員の姿も積極的に紹介していきたいな、と。Yahoo! JAPANが提供しているサービス上では伝えきれない、Yahoo! JAPAN という会社のブランドを発信していくことも、私たちの役目なのではないかと思っています」
「新聞の影響力は大きく、とてもやりがいのある仕事でしたが、もっと読者からの反応をヴィヴィッドに感じてみたい、という気持ちがありました。インターネットならそれが可能なのではないかと、Yahoo! JAPANに転職しました。最初の部署はYahoo!セカンドライフというサーピスでした。リタイアした方々のセカンドライフを応援するサービスで、どうやったらシニア層の方にもっとインターネットに親しんでもらえるかを模索していました」
その後は、Yahoo!映画の編集を経て卜ップページの編集部へ移った。
「トップページの部署で、主にスマートフォンのトップページの編集デスクをしていました。トップページのメインコンテンツはYahoo!ニューストピックスです。しかし、地震などの緊急事態の際、通常の卜ピックス欄でのコミュニケーションのみでは、緊急事態であることをューザーに伝えきれません。非常時であることをすぐに分かってもらうために、ページ上部にイレギュラーで災害の最新情報を掲出する対応などをしていました」
Yahoo! JAPANのトップページはかなり洗練されており、誰にでもわかりやすいように作られている。しかし、地震などが起こった場合、そのニュースが埋もれてしまっては意味がない。そうした緊急情報も、わかりやすく目につくように工夫がされている。
「Yahoo! JAPANのトップページ、イコールYahoo!トピックスでしょ、といわれることも多いのですが、トピックスだけでは実現しにくいコミュニケーションをトップページの編集部ではやっていました。地震や台風、大雪などの災害時はもちろん、オリンピックなどの大きなイベント時など、ューザーの関心事が高いと判断したものは、トップページで発信、演出するようにしていました」
3年ほどトップページの編集業務をこなした後、今の部署に移った。
「大きなミッションを担うトップページでの業務にはとても満足していたのですが、3年という区切りを前に、新しいことにチャレンジしたいと思い始めました。ユーザーコミュニケーションをもう少し突き詰めてみたいな、と。トップページ上で発信することもコミュニケーションだとは思いますが、また違った形もあるのではないかと、それに挑戦したくなったんです」
小回りの利くSNSで会社と従業員に貢献する
中野さんは、トップページでのコミュニケーションは「私のキャパシティーでは限られていた」と謙遜するが、たしかに企業の顔ともいうべきトップページで、自由度は限定されるだろう。SNSであれば、ある程度の自由は確保できる。しかし、だからといって自由が過ぎれば、炎上を招く恐れもあり、Yahoo! JAPANのような有名企業であれば、その拡散も早い。
「今まで、あえて人格を持たないという指針でアカウントを運用してきました。Yahoo! JAPAN はお年寄りからお子さんまで、男女問わず多くのューザーのみなさんに使っていただいているサーピスなので、誰にとっても課題解決になるような情報を、誰にとっても受け入れられやすいトーンで発信する必要があります。今の段階では人格を出す運用はなじみにくいかなと思っていますが、チームでは定期的に方針を見直し、よりよいコミュニケーションを模索しています」
SNSの有用性は、そのスピードにある。面白い記事、役に立つ記事であれば、その拡散スピードは、トップページより早い場合も。また、SNSならではの利便性もある。「ブログやSNSは、比較的小回りが利きやすいコミュニケーション手段です。サービスのプロモーションや会社のプランディングで、スピード感を求められたり、予算が回らなかったりする場面が出てくると思いますが、そういうところを私たちがすくっていって、会社に貢献していきたい。また、働いている人の顔が見えにくい会社と言われることがたまにあるので、従業員の姿も積極的に紹介していきたいな、と。Yahoo! JAPANが提供しているサービス上では伝えきれない、Yahoo! JAPAN という会社のブランドを発信していくことも、私たちの役目なのではないかと思っています」
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