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歴史Ⅲ追加 4/8

4.4.1 歴史の中の役割
 4.4.1.1 循環を見つけ出す
  □孤立と孤独から世界を見ている、ちっぽけな存在でありながら、全てを持っている自分という相反する存在でないと見えないものは多い。「宇宙の旅人」としては、この訪問先での生い立ちと将来を単に知りたいだけです。近づきすぎると、身の破滅をもたらし、見えにくくなる。
 4.4.1.2 平和を目指す
  □サミットをThink Globallyと位置付けると、あまりにも非力です。Localでの問題意識とか行動を見えてきません。Act Locallyから再生する。アフリカの問題意識はグローバリズムのために、エネルギー高騰で、生命を脅かされている。Localの課題をThink Globalのサミットが、Think Actの国際的な援助をどうつなげるか。日本が出ていくときです。
 4.4.1.3 歴史から先を読む
  □世界は変えられると思っている人には、世界は割と近いところにある。私-グループ、グループ-国、国-世界をローカル-グローバルで考えると、権力が邪魔なので、グループ層を中心に、内側に個人、外側に国を位置づけ、個人-世界を接合させる。そうすると、世界は近い。
 4.4.1.4 歴史のライブラリ
  □歴史を書くのは、そこから何を学ぶためです。起こったことの事実だけでなく、後世に伝え、次のクライシスを避けるためです。一つひとつの事象に意味を持たせないと。次に何が起こるのかを予測できません。予測するのはシステムです、そのために数学の空間論を使います。ここで起こったことが関数なのでしょう。

4.4.2 サファイア循環で解明
 4.4.2.1 歴史のアナロジー
  □サファイア循環でのグローバルとローカルの関係と、人間が考え、行動することを見ていき、「なぜ、そうなったか」よりも「どうしたら。次のステージに行けるか」を考えている。
 4.4.2.2 日本の特殊性
  □日本の地域組織は支配のためです。クライシスに対して、何も機能しなかった。自分たちが生き抜くためのコミュニティができるかどうかです。そのための道具と概念はあります。日本自体を位置付けないといけない。特殊な世界です。コモンなしに、やっていけるのか。それを実現させるためにクライシスが起き、次も用意されています。
 4.4.2.3 自動車産業の変革
  □仕事という概念を変えないといけない。グローバルに任せておいてはダメです。電気自動車の役割が変わります。分散型の発電機です。ガソリンでも何でもいいから、電気に変えて蓄えておくこと。自分たちの生活を自分たちで守ります。
 4.4.2.4 歴史とエネルギー
  □歴史はエネルギーで変わってきました。なぜ、エネルギーが必要か。人が増やせるからです。国勢が増やせるからです。太平洋戦争における、日本での石油が歴史を変えてしまった。歴史を変えると言っても、エネルギーをローカルに持ってくるだけで可能です。様相が変わります。その管理能力を市民を持っていません。個別では大変だから、コミュニティで行います。

4.4.3 未来の歴史
 4.4.3.1 新しいシナリオ
  □私の動機は、人類はピークからカタストロフィーに向かう過程を示す。その原因と結果をサファイア循環から見つけ出す。その因果関係を整理し、カオスに秩序を与える。それらを見守ることです。
 4.4.3.2 北欧モデル
  □都市部では食住接近の小さなアパートに住む。都会の生活を満喫できる。週末はセカンドハウスでゆったりと暮らす。このセカンドハウスの経済効果が大きいことが重要だ。職住接近のコンパクトシティとセカンドハウスという発想である
 4.4.3.3 理数系でつくる
  □共産主義でありながら、資本主義のカタチをとってきた。共産党がMBA的な経営をすると、非常に効率的です。鉄道を造るときも、一本の線を引けばすんでしまう。土地は国家のものだから。国民13億人をとりあえず、沿岸の3億人と奥地の10億人に分けて、統制した。
 4.4.3.4 数学で作り出す
  □局所近傍系を身近な出来事とみなし、さまざまなことが起こっていても、因果関係でチェーンをつないでいけば、位相空間ができる。その空間の関係を定義すれば、歴史になる。

4.4.4 平和のための循環
 4.4.4.1 平和のための循環
  □チュニジア政変が、なぜ、うまくいったのか。それは観光立国だったから。エジプトも同じです。観光立国は平和でないと成立しない、産業なんです。農業国なら、専制政治で十分です。
 4.4.4.2 アピール
  □グローバリズムは方向を失っている。グローバルが主導権を持つのではなく、Google、YouTubeのような仕掛けをローカルが使いこなすことで、多様なことを多様にこなすことが可能になる。彼らにファシリテーションの意識を明確にすることです。それなくして、次の世界が切り開けないのです。
 4.4.4.3 平和的に実現
  □もともと、フィンランド人は北国の寡黙な民族だった。それがEUに加盟した1995年、ヨーロッパの新聞に「フィンランドはEUで何も発言しない」とバカにされた。コミュニケーションして、論理的に思考する力、すなわち読解力を身につけなければならないと、教育改革が行われた。教育改革の結果、フィンランド人は世界でも優秀な読解力、コミュニケーションカをもつようになった。
 4.4.4.4 歴史は動くのか
  □パピルス工房のポメラを出して入力を始めたら、店員が興味を示した。「新しい時代のパピルス」と答えました。観光立国を目指して、共和制を変革して、地方が活性化すれば、エネルギー資源、観光資源の豊富な国です。皆の知恵で、歴史は動きます。
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