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6. 本 6.7 変革のライブラリ

6.7 変革のライブラリ
 それぞれの分野で、何を蓄えて、何に使うのか。活用の仕方はどうなっていくのか。ライブラリの役割をまとめる。
6.7.1 仕事のライブラリ
 ライブラリは情報を拡大させる。一つのメーカーから300の販売店、9万のスタッフ、2700万のお客様に思いが伝わる。
6.7.1.1 事例の展開
 メーカーから販売店に、各種事例が登録される。販売店からのお客様に関する対応の事例が吹かされる。
 従来、事例を様々な形で販売店に提供されてきた。冊子、ネットワーク、衛星配信などで送りつけた。利用状況が把握できるようにする。
6.7.1.2 ノウハウの蓄積
 販売店の本社は店舗での活動に必要なノウハウをまとめて、登録する。事例については自社に適応した内容がアップされる。
 メールなどのフロー情報で店舗の負担を増やすのではなく、ストック情報でいつでも活用できるようにしていく。
6.7.1.3 お客様状況の把握
 ノウハウから、スタッフの手で、お客様に関係する情報を当てはめる。お客様情報のベースはシステムから分岐して保有される。
 お客様情報は散在するようになる。従来はシステムとデータが同一環境であったが、お客様との接点が分散化している。
6.7.1.4 ソーシャルネット
 個人状況ライブラリをベースにコラボレーション環境を提供し、柔らかいつながりで、新しいマーケティングを実現します。
 ライブラリとして、事例・ノウハウ・お客様状況としているが、コンテンツとしては装用。それぞれの世界が順繰りになる仕組みがポイント。
6.7.2 社会のライブラリ
 フェースブックにも見られるように、グループで知恵を共有するには、ライブラリとコラボレーションが必要になる。図書館は先に行く。
6.7.2.1 シェアする図書館
 図書館は情報のを蓄積し、シェアしている。同時に、拠点になる。様々な媒体をインターネットと共に無料の世界で保証する。
 ライブラリを単なる蓄積と見るのではなく、知識の拡散機能にする。ストックされるので、安心して、活用できる。
6.7.2.2 NPOの活動事例
 環境関連NPOの活動は展示、講演が中心になっている。マスコミなどの事例を拝借ひて、皆に知らしめて、意識を変え、行動を促す。
 NPOの中で、発信するのは、カリスマであるが言うことは毎回同じです。参加している人の発言を生かす、コラボレーションが必要
6.7.2.3 市民状況の把握
 参画した、個々の人たちの関心ごとを把握して、グループを作っていく。ライブラリとポータルが活動を広める。
 市民状況ライブラリで自分のプロファイルを明確にして、柔らかいコミュニケーションを主体的に作り上げる。
6.7.2.4 コラボレーション
 社会として、方向を決めていく。同一思考の人がグループ化して、インタープリターとして活動する。会話するための場も提供する。
 ライブラリで情報の拡大を図ると同時に、コラボレーションで行動方針を決めていく。その活動がチェーン化することで全体を覆う。
6.7.3 歴史のライブラリ
 ライブラリは一つの事実・アイデアを多くの人に拡大すると同時に、その結果の反映・活用ができる。過去から未来へ伝わる。
6.7.3.1 本での蓄積
 過去に何があったのか、どのように対応したか、それらの知識を集める。そこには過去の人の、未来への思いが溢れている
 世界観を変えるためには、事例と思考が必要です。それを司書とか事務局が支援する。マルクスを大英図書館が支援した。
6.7.3.2 再編集
 デジタル化して、次はどうなるかを、共に検討できるようにする。新しい世界観の創出は卓越した個人の力による。
 知の入口はNYPLとかグーグルの目的です。グーグルは図書館学から、その威力を知って、本のデジタル化をすすめている。
6.7.3.3 本での提唱
 結果を世に知らしめる。アタリ、マルクス、ルソー。カンと、デカルトなどは本で提唱して、歴史を変えている。
 教育現場・医療現場でのソーシャルネットが進んでいる。本を含めたコンテンツのデジタル化が加速される。
6.7.3.4 コラボレーション
 拡大するライブラリを用いて、その妥当性について、皆で議論する。そして、行動を決める。
 ライブラリは拡散、コラボレーションは収束しながら、歴史をスパイラルしていく。その時に、個々の思いを取り込んでいく。
6.7.4 ライブラリ機能
 移動技術、情報技術、エネルギー技術を三要素として、地域のインフラ提供会社として、行政と共に、「いい町」「いい社会」を実現する。
6.7.4.1 情報の徹底
 情報は溢れている。得ようとすれば、何でも来る。本当に必要な情報をプッシュ型で伝えることで、最低レベルを保証する。
 目的は、市民のナレッジレベルあげて、発言できるようにして、グループでモノを考えられるようにすることです。
6.7.4.2 情報の拡散
 情報を中継します。入れる人と使う人を支援します。両方の状況を見えるようにします。情報を共有することの付加価値を付ける。
 本がデジタルになることで、さまざまなリンクが可能になる。著作権問題はザナドゥ空間の発想を拡大させます。知識の付加価値です。
6.7.4.3 情報センター
 市民の状況ライブラリをもとに、関心ごとに対しての情報を送付すると同時に、知識レベルを上げていく。市の組織を超えていく。
 個人環境と接続して、ファースブックなどを活用して、グループの連携を可能にする。個人ライブラリ・タイムラインともつながる。
6.7.4.4 情報の要約
 読んだ本を人に薦めるのに、こんな本があります、という次元から自分の意見レベルにアップする.コメント追加から始める。
 市民のさまざまな形態の発信をまとめると同時に事務局レベルのフィルタリングを設定して、安心社会を作る。
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