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また、歯が1本、抜けました

未唯へ。歯は大切にしましょう。今度は下の歯が抜けてしまいました。連休だから、栄の歯医者に行くのは、金曜日ですね。予約だけはしておきました。あの歯医者は以前から「入れ歯」にしたらと言っていた。それを待っているのかもしれない。

自分の一部が離れていく時に、エドガール・モランの『複雑性とは何か』で、人間には「境」というのはない、と書かれていたのを思い出します。「自分」の見方次第です。だけど、抜けた歯というのは、あまりきれいなものでない。腐って落ちたように見えます。これも「自分」だったのです。

連休中は人と会うことがないので、歯がないことに気づく人はいません。奥さんも未唯も私には関心がないので、このまま、過ごすことにしました。抜けかけの不快感よりもましです。

この最近の、めまい、足のトラブル、視力低下に続き、歯が抜けたりすると、「やることをしないといけない」と痛感すると同時に、「もう、限界だから」、あとは適当にしようと諦めも起きてくる。

誰ともつながっていないし、活かす場所がないのに、皆のために「サファイア循環」を考えているのはムダという思いと、元々は自分の存在理由であるので、皆のためではないから、貫徹しようという思いが半々になります。そう考えるのも、この季節だからでしょう。

体の調子が悪いと、どうしてもローカルにローカルに心が向かいます。ローカルを極めると、一気にグローバルに向かいます。私の感性は面白いですね。何しろ、自分でごまかすものを持っていないので、純粋に分析できます。

昔から、冬から春に向けての時期、つまり、「木の芽時」には、心を閉じて、中に中に向かっていた。その時が一番、ものごとを考えられ。一つのことを考え抜く数学にはぴったりです。それ以外はすべて雑音でした。その当時は、他の人も皆同じだと思っていました。

3月に結婚して、4月下旬に、そういう状態になりました。今までは一人だったので、その殻の中のできごとだったけど、奥さんには、それはとっても奇異だったみたいです。それから、新しい生活パターンを作り出すのに時間がかかりました。10年以上かかり、それぞれが干渉しなくなりました。

この「孤立と孤独」から、今年は何を生み出しましょうか。歳をとればとるほど、余分なものがなるなる感じがしています。今こそ、何かを生み出す時ですね。
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