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3.4 インタープリテーション 3/9

 (つづき)

 市民の声をいかに反映させるか

 市民活動のなかで、市民がインタープリターとして、具体的な課題に関わりあうことで、自然発生的にグループが形成される。グループの中のコミュニティを考える過程で、「政治を変えていくか」を考える。

 環境学習施設のインタープリター、図書館の返本ボランティアが、グループとして考えて、行動計画を立てる。それを市役所に要求して、市役所を変える。市役所から他の市、県、中央が伝播していく。

 同じ意見の人たちがグループを作り、代表者を通して、政策を訴える。共感する人は集まり、反対の人は別のグループを作る。「投票」で皆の賛成を得たグループが政権を担う。


 変化は地方(ローカル)から始まります。

 変化は地方からはじまる。ロシア革命がラーゲリから始まったように。地方は、矛盾が明確に現れる場所です。グループ単位の意識が変わることで、全体の変革イメージが表せる。

 市役所と市民との差は、県とか国レベルに比べると少ない。市レベルでの突出したアイデアが実現されることで、効果が明確になる。効果が他に伝播していく。浦安図書館が好例です。

 図書館はグローバルの立場で、インフラを市民に提供し、市民はボランティアなどで対応している。市役所単位の活動から、マニュフェストが可能になる。

 それらの理論を自分たちの目的のために使う連中も出てきます。「20世紀少年」の「友達」みたいなものです。

 「組織」は動き始めると逆らえない。暴力装置を持ちます。ナチ成功の理論が「沈黙理論」です。どうでもいいことに対して、一度「YES」を与えると、次の重大なことに対して、「NO」が言えなくなる。だから、最初に「NO!」の意思表示が大事です。

 (つづく)
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