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歴史Ⅲ追加 5/8

4.5.1 クライシス
 4.5.1.1 グローバルは脆弱
  □グローバルはクライシスで簡単に壊れます。脆弱です。修復はできません。自己修復機能がなくて、それぞれの関係が難しい。
 4.5.1.2 ローカルは未成熟
  □本来、ローカルに知恵があったけど、効率化の元に失われた。グローバルはそれがゆえに大きくなってきた。ローカルは成熟していたけど、グローバルに依存したために、能力が劣化しました。待つしかできない。
 4.5.1.3 待つしかない
  □日本的な考えからすると、流されることなんですよね。それが日本に生まれた運命です。本当にコラボレーションの結果であることを示してほしい。それから、脱出することを苦労しない。そのなかで生きている。だけど、それではまずいんでしょうね。
 4.5.1.4 元に戻らないなら
  □元へ戻すのではなく、新しい世界を作るために加速しましょう。消費行動も、買うことから使うヘ。そしてシェアへ向かうでしょう。安全・安心に地域レベルで投資していきます。

4.5.2 ローカルの再生
 4.5.2.1 自立する
  □ローカルのすごさは柔軟性です。一カ所がやられても、対応する個所を規定しておけば、そちらに移って、直れば、戻ります。グローバル以前はそれが当たり前だったのです。
 4.5.2.2 自律する
  □コミュニティの中でお互いの仕事を分け合うことで、利潤を仲介させた、資本主義を変えていく。社会主義のように中央で制御するカタチでもない。一人ひとりが持ち寄るフラットなカタチです。
 4.5.2.3 次に備える
  □目的は‘次’だけど、自分たちでも自分たちでやれることをやっていく。それを要求していくことです。待つのではありません。グローバルから支援ではなく、ローカルでやっていく。無言でも、情報がつながるようにしていく。
 4.5.2.4 不均等な対応
  □ローカルでは日常と非日常を扱います。非難とか供給も商売でやってしまいます。よく考えると、マーケティングとか貿易というものは不均等をベースにして利益差を作ります。

4.5.3 歴史へ変える要素
 4.5.3.1 ネットを変える
  □そうした状況は携帯電話によって一変した。ガーナでは、携帯電話の普及が日本よりはるかに急速だった。ケータイの威力は大きい。グローバル化がどういうカタチになっていくか
 4.5.3.2 コラボレーション
  □なぜ、人類は「コラボレーション」「吸い上げ」ができなかったのか。する気がなかったのか。ネットワークはその可能性を引き出すのか、コラボレーションできない理由をネットの世界で見てみよう。
 4.5.3.3 気付いた人
  □二○世紀に目撃された環境変化には複数の相互に補強しあう要因があった。最も重要な直接的な原因は経済活動が巨大に膨らんだことであった。その影にあるのが、エネルギー利用の急成長と人口の急増だった。
 4.5.3.4 歴史の連鎖反応
  □組織で分かったのは、モーメントを持っているから、ちょっと方向を変えるだけで、結果は大きく変わります。これは複雑性で説明できます。自己組織化などの世界です。

4.5.4 歴史は変わる
 4.5.4.1 何から変わる
  □今すぐ何をしたらいいかというと、一、消費エネルギーを減らし、かつクリーンなエネルギーに転換すること、二、緑を増やすこと、三、そして徐々に人口を減らすこと。この三つが肝心だと思います
 4.5.4.2 偶然で変わる
  □思わぬところから、変わり始めます。SHSにしても、チュニジアから変わりました。ロシア革命も革命の崩壊も同じプロセスをとっています。重要なのは、そういうタイミングを捉えることと、それまでに元々考えておいて、早急に対応できることです。
 4.5.4.3 どのように変わる
  □第三次産業革命は、再生可能エネルギーの爆発的な普及と、全産業領域におけるエネルギー効率性の劇的な改善によって特徴づけられる。
 4.5.4.4 それでどうなる
  □どうなっているのか、というだけでなく、どうなるのか、どうするのか。そちらから考えて、どういうカタチにすればいいのか。その思考があまりにも足りません。それをみんなで持ち寄るしかない。
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