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図書館クラウド

小乗と大乗

 仏教には小乗と大乗がある。元々の仏教は小乗です。自分で答えを出す。そのために鍛える。自分の感覚が問題であって、世の中を変えるつもりはなかった。それだと救われないという思いと、それを使って、世の中を変えようとする連中が大乗を作った。キリスト教も同じです。

 そう考えると、作っている未唯空間でも、自分にとってはあまりにも小さくて、世界にとってはあまりにもでかい

図書館サービスコスト

 図書館のサービスコストは、館内閲覧は一冊当たり277円、レファレンスで913円、延滞督促で1844円かかっている。だから、NYPLなどでは、市民の口座からの自動引き落としにしている。

 図書館運営は市の財政だから、安くしないといけない。そこまではいいけど、その後の図書館がなぜあるのかというところがなっていない。市民が参画する図書館にする。TRCみたいなところに委託するのはいいけど、肝心の市民が動いていない。そのためには教育委員会を超えることです。

 運営費用低減の決め手はクラウドです。MARC、運営費用、データベース、市民とのデータベースにしてもクラウド化していかないといけない。それで、AMAZONとかGooGleなどを経由して、もっと大きなところとつなげていく。

 個別の1万の市民に対して、10万の市民に対して、100万の市民に対して、全体に対して、サービスをすべて変えていく。それで電子化に向かっていく。

 豊田市はICチップ化とかはしているけど、レファレンスなどの市民に対しての仕掛けを行なっていない。民間にすることでコストパフォーマンスを気にしているけど、金儲けが主だから、変革にはつながらない。市民のコミュニティからのモデルをどう作っていくか。

 これは田原市図書館などの試みが十分あります。豊田市は20年ぐらい経つけど、あまりにも市民は動いていない。

民主主義の自由と生ちゃんの自由

 民主主義での自由を考えたときに気になるのは、生ちゃんの自由です。乃木坂というコミュニティでの「自由」です。

 個人としての自由に対して、コミュニティでの自由。それでもって、コミュニティを発展させる。発展させることで、メンバーをもっと自由にさせることを可能にする。

自由と専制と中間の場

 政治の世界では、自由に対して専制があります。自由はすぐに専制につながる。自由の放棄です。存在の力からすると、自由を確保することは中間の存在で可能になってくる。全体に対するとか、個人に対するというのは、難しい。

 それはコミュニティの中の信頼関係による。市などの行政レベルでは、それを目的としていない。ハイアラキーでの役割を果たすだけになっている。アイヒマンがそうであったように。

 世界の内に、自己と全体しか見なくなる、民主的論理。これは個人を軽視し、社会全体を代表する権力を守ろうとするから。個人と全体を対比させるやり方。その場合は全体の方が勝つ。中間の存在がないと、どうしても専制的になる。

 これは神との関係でも同じです。神と個人だけにすると、個人は完全にいかれてしまう。だから中間の場が必要なんです。個人は色々な面を持っているが、神は絶対的です。その間を持つもの、熟成させるものが必要なんでしょう。

行政による専制

 中間の場と行政による専制。その違いはどちらを向いているだけではなくて、大きな違いがある。選挙が自由を行使する機会になっているのか、あまりにも短く、小さい。あまりにも選択幅が少ない。行政は自由を邪魔しようとする。

 個人より全体を優先し、専制に向かう。専制は行政の専制であり、行政権力の肥大と統制の強化。これが今のデモクラシー。

自由のあるデモクラシーの可能

 意識する習慣をつけるエリアが必要です。自分たちの意識をハッキリさせるところ。そこで初めて、全体と向かい合える。それを訓練する場。知識と意識の場。そこが表現の自由を保障する場になる。

 国民国家としてのイスラエル。そこでの民族。それが国民国家を規定する。そんな国にした覚えはない。

監視社会への警戒心

 診察時にチェックしているのに、また、チェックしないといけないのか。それも民間企業の薬局で。これを受け入れるのは監視社会です。

 考え方としては。逃げれるものから逃げる。それが監視社会というツナミから逃げられる方法です。

アーレントの政治哲学

 アーレントの政治哲学の出発点は、ナチズムだけではなく、シオニズム、国民国家に対して、あるものを根絶しようとした。両方共に全体主義を感じる。
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