goo

宗教が市民主体の前面に立てるか

全ての言葉が与えられた。

 国民国家に関する事。ポスト国民国家状況において、グローバルな公共性はいかにして可能かという問題。

夢を引き継ぐ

 スティーブ・ジョブスにしても、ビル・ゲイツにしても、夢はそんなところで終わっていないはずです。だけど、時代が過ぎてしまった。本来、夢を引き継ぐものが引き継いでいない。単に自分が生きるために、生活しているだけです。

 テッド・ネルソンにしても、この時代に生きたのに、表から抜けています。夢をキッチリと受け継ぐ人は、前の人とは違うタイプの人です。私の場合はパートナーです。

本の読み方

 参考資料を集めることにしましょう。そうすれば、もっと早く読むことができます。先送りです。例えば、歴史哲学とか、国民国家とかの概念そのものです。

 ライブラリとのリンクも掛けないといけないけど、その上で参照させます。取りあえず、歴史編でどこまで認識あるかを出すことにします。

市民主体の国民国家

 市民主体の国民国家というのは、矛盾です。国民と市民は一緒ではない。国家に帰属意識を持たないのが市民です。宇宙とつながるものです。

 特に、ソーシャルとつながる時の市民とコミュニティの上に国というものがあるかもしれないという状態です。

宗教が市民主体の前面に立てるか

 その時に宗教がどうなるかです。エジプト革命においては、民主主義というよりも宗教の影響の方が強い。

 ハマスを生んだムスリム同胞団が拡大する可能性が十分あります。何しろ、地域に組織を持っています。

 日本の場合は宗教が前面に立つことがないでしょう。何しろ、皆は信じていないから。だけど、ムスリムの場合は戒律を含めて、信じて、それを常に表現しています。というよりも、唯一の拠り所です。

 キリスト教の場合は、ハッキリ言って、神は死んでいるので、影響力はあまりないです。だけど、ドイツのようにまとまりとしてはあります。市民主体になる時は、一番は存在の力です。これと宗教が結びついた時はかなり、方向は違ってきます。スポンサーなしにつながれる耐久力を持てるかどうかです。

 シリアのように、シーア派とスンニ派の戦いになっては、ソーシャルの出番はなくなってしまいます。民主主義というカタチではなく、市民主義なら、ムスリムも行ける可能性を持っています。何しろ、存在の力そのモノを使うわけですから。

存在の力と歴史の関係

 公共図書館のようなものがある限りは、皆の心の中に存在の力があることを信じています。

 歴史哲学は4.4.1です。国民国家は4.3.4です。

組織の中の人間を分化させる

 組織の中の人間を分化させて、こちらに持ってくるというやり方です。こういった動きがないと、革命は成就しないです。それはロシア革命が証明している。日本は2.26で第一師団は分裂しなかった。国家と国民の関係で、従属関係が強かった。

 ムスリム同胞団のように、地域に密着している場合は、方向を示せば、乗っ取ることができます。ムスリム同胞団がすごいのは、各地域で性格が異なっている。その意味では、コミュニティの原型です。宗教色さえなくなれば、エジプトは新しい民主主義に向かうことができる。

 実際、ハマスは宗教色は強いが、エジプトでは、宗教力がなく、皆が生きるためにコミュニティを作ってきた。だから強いのです。変わりうるかどうかの実験台です。

2:6:2の効率化

 労働とかメリットとか生きがいなどの生活の家庭が破壊されるかどうか。

 組織は否定はしないです。効率という面では、住みやすいのは確かです。何も考えない人をうまく使う手法です。逆に言うと、全ての人が考えるわけにはいかない。多くても2割の人が考えることになる。あとの人は、2:6:2で行くしかないでしょう。

 特に、最後の2の考えない人たちは、その中で2:6:2で作るしかない。否定することはできない。ましてや、ナチのように、後ろの2を潰すことによって、8を活かすという道はないです。

 どちらかというと、ヘーゲルではないけど、頭の2と後ろの2で新しい世界をどう作っていくのかという方が、正解に近いです。コミュニティが位相空間ならば、上部の組み合わせは自由にできるものです。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ミッションの... 豊田市図書館... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。