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2.1.1~2.2.4

何故か、ふつうにいた!

 パートナーにしても、1年ぶりでもふつうにメールしてくる。そんなものなんでしょう。

 中野さんからは何も来ない。25年以上待っているのに。

2.1.1「数学は全て」

 なぜ、数学は全てを対象に出来るのか。それは個と全体を考えるから。それで空間を作り出します。スカラーからベクトルを作り出すように。全体を考えて、先を見ることができる。

 数学は不変を探し出して、空間を作る。不変は真理そのもの。だから、多くの不変が存在する。

 真理があるとしたら,数学にある。それが数学者を志した理由。そんな数学は大学にはなかった。自分で作るしかない。宇宙に求めることにした。

2.1.2「不変であること」

 「数学とは何か?」は教養部封鎖時の自主講座のテーマで開かれていた。幾何とか解析とかの狭い範囲ではなく「数学」に惹かれた。その答は学部3年の四方ゼミで与えられた。インバリアント(不変)である。

 不変は範囲で決まり、空間を創り出す。そして、不変で範囲が決まる。全てが決まる。真理=不変で納得がいった。全体を考えれば、先が見える。

 数学に存在確認を求めて、正解だった。存在と無が同居するから宇宙に拡げる。

1.1.3「空間というもの」

 空間を意識したのは、四方ゼミでのリーマン面からです。クラインのエルランゲン・プログラムで独立を果たした数学が物理を追い越して、リーマン面を作り上げた。アインシュタインよりも早かった。

 デカルト座標系と異なり、点から空間を創造した。それは宇宙そのもの。トポロジーでは近傍系となり、連続的に連鎖して、空間でカバーしていく。点と空間は個と全体のアナロジーを作り上げた。

2.1.4「次元を旅する」

 点には次元がある。一律な平面では無理矢理、次元を合わせるしかない。リアルな空間では特異点だらけで連続性が保障されない。話の合わない連中の中で孤立しているような状態になる。

 それが次元の呪い。そこから位相の考えが生まれた。相性のいいもので空間を作り上げる。連続性が保障されれば、トレースは可能になる。フーリエ解析で無限次元を手に入れた。リーマン予想で無限次元の任意の三次元は自由が保障された。マルチバースの上を旅する感覚が生まれた。

2.2.1「位相で見る」

 座標研の世界は協力だけど、リアルの世界にそぐわない。強固がゆえに秩序が保ちにくい。点からの発想で位相が生まれた。点から近傍をつくり、基本空間と同位相にすることで空間を創り出す。

 そこでは配置の考えがベースになる。点に意味を持たせる。不変で連続性が保証されれば、作られた空間を全体として解析ができる。数学を武器として使うことができる。

2.2.2「アナロジー」

 位相の考えでリアルな世界を解釈してみる。アナロジーの手法を使う。位相は点から近傍、そして全体をつなげるミカタを提供してくれる。

 本の近傍としての図書館、図書館を拡大して、知の世界を作る。図書館はシェアを先行しているので、シェア社会になる。

 生活者の動きからマーケティングを変化させていく。多様な市場が形成される。そして、歴史の連続性に位相のアナロジーを適用する。単なる時系列から時空間における事象の自由な関係に置き換えが可能になる。

2.2.3「個と全体」

 位相で個と全体の位置づけが変わる。個の中に次元が含まれるように全体を包含する。個の目的の方が全体の目的よりも大きい。個の関係で中間の存在としてヘッドが出てくる。ヘッドが中心となり、個と全体を別々にまとめることができる。

 社会の複雑性もヘッドロジックで説明が付く。ヘッドの内側の中核と外側の周縁に分けて、伝播を考えていける。個と全体、そしてヘッドの関係を未唯空間で示していく。

2.2.4「思考と行動」

 サファイア循環から個と全体の中に思考と行動を入れ込む。この二つは方向を表わしている。内向きの思考と外向きの行動。これを空間に入れ込むことで、アクティブな循環が定義される。

 原因を結果と見なすことでスパイラルは起こる。これは9.11で起こった現象です。複雑性の考えを入れ込むことで、スパイラルは解消する。
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