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2.5.1~2.6.4

2.5.1

 数学をどう見てくのか。最初は全体という概念も何もなかった。そこにはものしかなかった。個と全体が未分化の状態であった。

2.5.2

 幾何学は全体から個を規定しようとした。全体ありき。つまり、デカルト平面。平面にはあまりにも多い前提条件。次元の呪いに陥った。

2.5.3

 個から全体を作り上げる。つまり、空間を作る。数学自体も作り上げるもの。

2.5.4

 そして、数学が進化しようとしている。個に全体を含ませる。それはさほど突飛ではない DNAに見られる。人間が宇宙を認識できるのはそのおかげです。これを数学に適用します。

2.6.1

 新しい数学は個に全体を含ませる。それにより平等な空間が生まれる。そのために局所を定義するところからはじめる。インバリアントを規定することにより数学が生まれる。

 新しい数学は無限次元空間上に定義される。無限次元空間であればいくらでも試すことはできる。地球原理で確率の問題を多重空間で解消したようにできるまでやればできる。

2.6.3

 独我論は内なる世界に宇宙全体を含む。これは個が全体を含む現象を素直に表現している。

2.6.4

 個と全体に対して「超」を想定する。それによって全体の系が安定する。個と超がつながることで全体を制御できる。宗教でいう「神」の存在。その仕組みで新しい数学を作り出す。
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