goo

未唯宇宙9.3.1~9.4.4、8.3.3~8.3.4

発想の逆転させる風景

 1968年クリスマスイブ。アポロ8号から「地球の出」が見れた。初めて、人類が地球を発見した。発想の逆転。

 奇異な風景はカイロ空港の付近の風土。窓にしがみついて見ていた。毎回、面白いのはシベリアアムール川の蛇行。

欧州の街を歩きたい

 写真集「転調」デュッセルドルフを歩く、いくちゃん。コペンハーゲンの街は穏やかだった。真夜中に ショーウインドウが見られた。ヨーロッパの街歩き。やはり行きたい

 夜のロサンゼルス、ペテルスブルグはホテル周りでも怖くて歩けなかった。レバノンのベイルート。歩いたら楽しそう。 美人が多いとソホクリスは言っていた。

9.3.1「国を超える」

 グローバル化は企業のみの概念ではなく、歴史が変わることを意味している。国民国家でできた民族での国境はなくなる。その前に民族がなくなる。

 国家に依存しないのであれば、民族にさほどの差はないことに気づく考え方にちょっとしたクセがある程度のもの。。

 超国家はEUだけではない。米国もムスリムも地中海周辺国家もできている。米国はトランプを経験した後に超・超国家に変貌する。

 その時の経済理論はまだ、できていない。

9.3.2「日本と各国」

 世界の動向に比べて、日本は歪なカタチをとる。明治から平成までの経緯は単細胞的な行動としかいいようがない。

 ある方向が見つかると直進し、ぶつかると、別の方向に直進する。内部の思考がなく、行動のみ。

 モノつくりに固執している。それも加工技術。モノを作って、売ることしかできない。コトに対してはコメントしかできない。

 あまりにも単純すぎる。世界のグローバル化にも多様化にもついて行けない。500万人規模の国に分割するのが最適解かも知れない。

9.3.3「日本の方向」

 日本は方向を示されていない。カリスマが現れて、それについて行くつもりなんでしょう。

 欅のテチのような操り人形に引っ掛かっていくことを願っているとしか思えない。

 日本の方向としては三つのことが考えられる。

 ①このまま思考停止を続けていく。世界の消費者として、継続できると思っている。カタストロフィには対処できないが、従順として受入れて行くんでしょう。黙々とゴミを片づける姿が感動を呼ぶと思っているんだろうね。

 ②アジアとともに、調国家を形成するが、極東のために中心にはなれず、インド・インドネシア当りに引っ張られる。その時点で、中国は分裂国家になっている。

 ③シェア社会を作り出し、将来を見渡せるようにすることで世界の先頭を切って、新しい世界に向かう。

9.3.4「国家連合」

 国という単位が頂点ではなく、中間の存在の一つになる。国家に依存しなくても済むようになる。

 国を超えた超国家が生まれるが、その実体はEUのようなカタチを取る。全体を見て、指令を発する。

 各国の実態に合わせて、指令を実行する。全体として効果を上げる。各地域をシミュレートする。

 EUの内、ギリシャ・イタリアなどの地中海諸国は地中海連合に入る。そこには、レバノン、イスラエル、エジプトなどが加わり、宗教を超えた連合体になる。

 アジアはインド洋中心とシナ海中心の二つの連合ができる。太平洋は切り離される。

 アメリカ大陸は中米連合が米国支配から独立する。

9.4.1「サファイア機能」

 大きな変革のキーとなるのは、サファイア循環が目に見えるカタチになってくる。内と外の世界、思考と行動の循環を確実に回していく。

 Sa-fireの4つの機能を見つけたのはfireの頭文字に意味を感じたから。f:ファシリテーションとi:インタープリテーションはボランティア活動の中で事前に見つけていた。ローカルとグローバルでの企画を表わしている。

 eとrは他からもらってきた。モノづくりのr:リアライゼーション、そして現場で働くe:エンパワーメント。この二つはグローバルとローカルでの活動を意味している。

9.4.2「内と外の循環」

 内なる世界と外なる世界を分けることから始める。境界は自由に替えることができる。コンパクト平面と考えればいい。

 それらの世界で思考と行動は明確に分けられる。NPOはとかく行動したがる。行動は一つのことしかできない。様々な選択肢があるのに手っ取り早く着手する。そして後付で説明。

 日本は日清・日露で20万人の死者を出した。中国での権益に拘って、310万人の死者を出して、全て、米国にとられた。思考したら、様々な選択肢があったのに、思考停止してしまった。

 思考は根底を変えることができる。デルフォイの啓治「行動するな!思考せよ!」

9.4.3「思考」

 サファイア循環で一番重要なのは、Think Locally つまり、ローカルでの思考です。生活者として考えることです。テレビでやっているような「生活の知恵」ではなく、自分の存在から考えることです。

 仕事で言うと、それは自分でやることなのかと問うことです。彼はそれで納得しているかも知れないが、私(うち)は違う。

 では、何をやりたいかを問われるだろう。それに明確に応えるのが思考です。そこから、行動へのシナリオを考える。

 内をまとめること、外へ提案すること。その時にも、なぜ、それをやりたいのかを明確に説明できること。完成イメージが自分の中に出来上がっていること。

9.4.4「行動」

 ローカルの行動は、全体の構造を循環で知った上でのものになる。小さな動きでも全体を動かすことができる。

 その内の一つは先行事例を作り上げること。ローカルで多様な動きを活かすことができる。配置を認識していれば、点を動かすことができる。Aで成り立つものは、Bでも成り立つ。

 全体を見て、行動しているので支援すべきものが分かるので、要請することができる。

 情報共有のソーシャルメディアを使えば、ローカルな小さな動きが全体に伝播される。

8.3.3「自律分散」

 コンパクトな地域をつくるには、市民の拠点が必要になる。それがコミュニティ。行政とか企業とかから提供されたモノ、病院とか図書館もコミュニティに進化させることができる。

 コンビニ、ファーストフード、そして、スタバなども小さなサービスを提供するコミュニティになり得る。自律分散になっていればいい。

 それらを束ねるものとして、事務局が存在する。判断基準は市民をしているかどうかみ関わる。

 行政に対して、競争原理が働く。それは市民の移動の自由。仕事のために移動に制限が掛らないようになる。家族の制約もなくなれば、好き嫌いで移動できる。

8.3.4「課題解決」

 地域の課題に対してはコミュニティのユニット活動で対応していく。市民主体で取り掛かって、それを行政が支援するカタチになる。

 市民の要望が優先される。それに先行して、市民の覚醒がなされる。それを可能にする全体を見渡せる教育。

 インフラも市民自らが解決できるように、地域主体になる。ドイツのゲッティンゲンでの配管工事を思い出す。技術はそれを後追いする。

 駐車場を地下に設置することで花壇を可能にするための掘削技術のイノベーション。住宅を持ち上げて、地下を作成する位はできるでしょう。

 クライシスに対しては、まずは逃げること。それを実現させる、教育と政策を施す。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )