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未唯宇宙5.4.4~5.7.4

5.4.4「ソーシャル活用」

 情報共有の環境を作り出す。情報共有によって全体を考え先を見えるようにする。コラボレーションで意見を集約、メッセージでバラバラなものをまとめていく。ポータルは情報の窓口となる。これらは販売店システム時に作り出したもの。

5.5.4「意思決定」

 情報共有の意思決定は民主主義のルールを変える。多数決は意味をなさない。集合が規定されていた時に多数決で集合の方向決めるのではなく、意思決定で集合が規定される。意見で分母を分割する。

 ある意味では好き嫌いで集合を規定する。集合を点にして集合化していく。自分の考えのもとで動ける形にしていく。特異点は特異点として集合させる。これが新しい集合和。それらを最終的には政治形態につなげていく。

5.5.3「コンテンツ」

 情報共有におけるコンテンツ。所有するコンテンツを極力なくす。シェアした環境を作り出す 。本でいうなれば、電子図書館みたいなところで、自由な貸し出しを可能にする。著作権を解決して、安心してクラウド上にコンテンツを集める。ザナドッーの夢を果たす。

 著作権の解決は割と簡単かもしれない。コンテンツをバラバラにすることで実現できる。まとまったものに対しての著作権はなくなる。実際には過去のいろんなこと、バラバラなものを集めて本にしたんだから。その際にはバラバラなものには著作権がかからない。アイデアとしてあるだけ。

 このアイデアは YouTube では現実になっている。ひとつの番組そのものをコンテンツにするのではなく、好き嫌いでピックアップしたものを YouTube にあげる。見るものでそれらを再構成させる。つまり見るものが「著作」することになる。

5.5.2「メッセージ」

 そのバラバラにする方法を形作るのはメッセージ。マルクーハンはメッセージの本当の意味。 メッセージは透過性を持つ。どこでもすり抜ける。それはネットワーク上に走っているものをルーターで捉えるようなもの。ネットワークを可能にしたのはパケット。同じアイデアをコンテンツに活かす。

 本についてくる「参考文献 」というものも意味がなくなる。元々、意味ないけど。本のページまで紹介されても、その本にたどり着けるものはいない。単にそこから持ってきたんだろうという状況証拠で本のスペースを埋めている。

 メッセージのチェーンを作れば済むこと。テッドネルソンの時代にはデジタルブックはなかった。

5.6.1「寄り添う仏陀」

 パートナーは寄り添うようにサポートする。相手を生かして悩みを解決する。狭いところに落ち込んでいるものに全体を示すを同時に先が見えるようにする。あくまでも 相手を活性化させるのが目的。

5.6.2「壁を越える」

 壁を越えるにはいくつかのやり方がある。壁を壊すのは後始末が大変。壁の幅を知り回り込むやり方。壁の向こうの味方と連絡を取り、壁を見える化する。一番いいのは上空から壁を見る。Google Earthで万里の長城を見るように。

 さらに歴史を知れば、きょうどが中国に果たした役割が見えてくる。大きな視点をもつことです。 その上の三段階ロジックの行使。

5.6.3「思いを集める」

 パートナーはキャッチフレーズを作りましょう。私のキャッチフレーズは「みんなの思いを分のものに、自分の思いを皆の思いに、思いをカタチに」。思いを聴いて自分の内でまとめる。それを見える化する。それに同感すれば自然に広がる。

5.6.4「思いをカタチに」

 カタチにするには時間がかかる。一箇所だけ変えても周りが従来通りだと潰される。インフラから変えていく。その時に カリスマとか組織に頼ろうとする。従っていれば責任を持たない世界。組織を超えるためにはユニットでの活動。突破口を作り、成功体験を得る。

5.7.1「存在の力で分化」

 他者は存在の力を持っているのか。今・ここにいる意味を感じているのか。これをソクラテスのように街の中で聞きたい。それ以前に他者はそこにいるのか。心があるのかが気になる。さらに、なぜ、人間はディスクリートである必要があるのかがわからない。

 そんなことは置いといて、社会編だから先に進める。存在する以上は分化してもらいたい。

5.7.2「分化の連鎖」

 連鎖はどのように起こりうるか。歴史上では7世紀のムスリムの拡大が気になってます。アラブの一隅から世界に広がった。人類のグレートジャーニーと異なり、一気に広がった。その拡大はまだ終わっていない。原動力は個人の覚醒と仲間、そしてウンマ運命共同体。共産主義の組織とは異なる形態。

5.7.3「統合の意識」

 分化と同時に統合する力を発揮させる。これは未来から見る力。複雑性の考えでは、周縁からまとまっていく。地域ごとで分化と統合が重なり合うことで、凸凹が作られる。統合に際しては組織、つまり意思の力を取り込む。車をどのように贔屓に扱うかという実験が始まる。行政の弊害は 組織の壁を作ること。

5.7.4「地域で統合」

 配置の考えで地域を統合していく。細胞の活性化で心臓を蘇生するように、地域の事例は事務局が取りまとめ、それで方向を決める。パートナーは事務局に属する。ゆっくりした変革が可能になる。

 ロシア革命はペテルスブルグでの事例をウクライナ、中央アジア、バルト三国まで拡大させたことで破綻。それぞれの地域で、意思を緩くまとめて共同意識で持っていくことをしなかった。
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