goo

週間での色づけ

5.6.2「壁を超える」

 パートナーから支援するときに、組織の壁にぶつかるという悩み。目の前の壁をどうこわすか。取り囲まれているという感覚から抜け出る。核と端をつなげば邪魔はなくなる。大きな視点をいかに確保するか。

 具体的には三段階ロジック。周りの周りを味方にする。劫で場を維持して、周りを囲む。武器はいくらでも「存在」していること。やはり、動機がなすぎる。今日生まれて、というスタンスやってるけど、何をするのか思いつかない。夢を見える化して、皆に働き掛ける。アジテーションすることもあった。それで伝播する。

5.6.3 思いを集める

 これは技術者の支援を行っていた東富士でのテーマだった。皆の思いを聴いて、自分の中でまとめて、自分の思いにする。その上で皆の思いにしていく。

週間での色づけ

 週間での色づけをしましょう。深夜放送でボケている月・木は午前中にホット館。金・土は本の処理、図書館活用。火はPC処理。水・日はフリー。とりあえず、そんなところ。

カシオデジカメから撤退

 QV10Aはコンパクトで好きだった。
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未唯宇宙9.4

9.4 循環で考える

 ・環境社会の基本は、Think Globally, Act Locallyで地域で対応することです。少子・高齢化も、地域での社会保障が決め手になります。環境社会では、生活者視線でのコンパクトな生活が前提となる。企業の役割も変わり、モノつくりで全体効率と地域への支援が望まれる。環境社会に即した、市民主体の政治形態に向かう。
 ・サファイア三部作
 ・循環がつながるイメージ
 ・サファイア循環の組替
 ・サファイア循環

1 輝くサファイア

 ・技術に依存できない理由:画期的な技術を適用する基準が変化した。アフリカでのインフラは質が異なっている。多様に耐えられない。

1-1 Facilitation

 ・Think Globally, Act Locallyがヨーロッパ社会の環境問題解決での社会モデルです。これから、サファイアモデルを作りました。国とか、県の行政の役割はその中で考えて、循環の中で市民意識を変えていく。サファイアモデルは数学・歴史で理論付けされている。

1-1.1 寄り添う

 ・持続可能な観光の原則

1-1.2 グローバルの力

 ・消費者生活
 ・サステナビリティ概念の誕生
 ・ディープ・エコロジー VS シャロウ・エコロジー
 ・持続可能な消費と生産

1-1.3 パートナー

 ・グリーン・ニューディール
 ・ソーシャル・ビジネスとは何か
 ・持続可能な発展と環境
 ・持続性確保の政治へ・・・環境問題は持続可能性の問題

1-1.4 支援する

 ・海の深層大循環
 ・環境というファクター

1-2 Empowerment

 ・環境問題は人間の問題です。だから、自分たちで解決できる道を探るしかない。市民との関係を根源的に考えるコミュニティが必要となる。危機感と存在の意識があれば、市民にまとまりが出てくる。その時は、エジプト革命のように、ネットのバーチャルコミュニティが市民の武器になる。

1-2.1 危機感を表す

 ・サハラ以南アフリカにサファイア循環
 ・節電をすればエネルギー問題は解決しますか
 ・変わることは当たり前?
 ・勇気づけのねらい

1-2.2 内なる力

 ・みんなが辛抱して、昔のような生活に戻せばいいのではないですか
 ・環境問題とは人間の問題
 ・環境問題はローカルの問題です
 ・地球規模の課題

1-2.3 市民を覚醒

 ・レジ袋のロジック…仮置き
 ・思い込みの世界
 ・節電や省エネルギーは無意味なのですか

1-2.4 勇気づける

 ・ネットコミュニティ
 ・ネット時代の地方自治
 ・多様なつながり

1-3 Interpretation

 ・有限資源を市民が活用するために、本に対する図書館のように、シェアするのが最適です。所有からサービスに変えて、生活の最適化を図ります。シェアの前提は共有利用の概念を持つことです。それで社会全体の構造を変えることもできる。

1-3.1 企画に働き掛け

 ・リサイクルのごみ
 ・センサー時代には信頼関係
 ・生活の質の評価

1-3.2 生活の充実

 ・シェアする世界
 ・売ると作る

1-3.3 循環を規定

 ・環境社会をつくる
 ・社会をどうしていきたいか
 ・第九章のキーワード

1-3.4 提案する

 ・いい社会とはサファイア社会
 ・いい社会の姿
 ・経済のソフト化

1-4 Realization

 ・人口減少社会にもかかわらず、生活を変えないで、技術に頼ろうとしている。日本には技術があるから、どうにかしてくれる。従来の行政・企業頼りでは、環境問題は解決しない。インフラ展開にしても、市民が意としないことに時間と金を使う。市民を主体とした、一人ひとりが生きていける社会をめざす。

1-4.1 エネルギー源

 ・環境問題の進化
 ・環境問題の捉え方
 ・要素還元主義が通じない複雑系

1-4.2 企業の役割

 ・アメリカ企業のエコシステム戦略
 ・エコイノベーション
 ・環境社会
 ・環境問題の深化

1-4.3 循環を加速

 ・一人ひとりが生きていける世界
 ・環境問題に当てはめる
 ・社会と同時進行している

1-4.4 作り上げる

 ・エコロジーという言葉
 ・安全技術のパラドックス
 ・環境の観点
 ・環境問題は人口問題とグローバリゼーションの弊害

2 内外の循環

 ・NPOの位置づけ:行政を補完するのではなく、市民を補完する。市民の配置を決め、専門家にしていくのが役目。

2-1 思考する

 ・NPO事務局は、Think Locallyの立場から、市民に環境を考えるコミュニティを提供し、市民の活動をライブラリ化して、他のコミュニティへ事例として、展開する。コラボレーションが活発になるように仕掛ける。あわせて、図書館とか交流館などの公共環境ともつなげていく。

2-1.1 Local Think

 ・ThinkLloballyの事務局
 ・事務局運営

2-1.2 先を考える

 ・NPOの行動力
 ・あいち環境塾のアクションプラン
 ・チューターが利益を生むために

2-1.3 状況を把握

 ・ボディランゲージを活かせないか
 ・あいち環境塾への意見
 ・プレゼンはイメージで

2-1.4 意思決定

 ・コラボとライブラリ
 ・コラボレーション文化

2-2 内なる世界

 ・Act Locallyとして、市民の環境への意識、将来への行動を促す。環境への危機感から、市民の分化を自らに課して、コミュニティを活性化する。先を見て、考えて、生活を見直す。メンバーとは行動のための合意形成を図る。

2-2.1 Local Act

 ・さまざまな案はあるけれど
 ・参加者の意識

2-2.2 環境を意識

 ・何故、循環しないのか
 ・なぜ、2030年なのか
 ・なぜ、愛知なのか

2-2.3 存在の力

 ・環境塾の中間報告
 ・県の存在の意味
 ・自分の存在の意味

2-2.4 合意して行動

 ・グループでの合意形成
 ・テーマ「社会」をまとめる
 ・リーダー論
 ・資料のまとめ方
 ・塾の修了

2-3 企画する

 ・Think Globallyとして、環境専門家の存在理由は、全体を見て、判断基準を市民に伝えることです。また、環境を技術的な課題として捉え、市民に対して、方向を示す。3.11クライシスで、従来の考え方を多くの人が見直している。専門家として、個人の分化を一緒に考えていく。

2-3.1 Global Think

 ・あいち環境塾の講師
 ・スタンフォード大学
 ・リーダーシップの要の能力
2-3.2 全体を考える

 ・あいち環境塾に乗っかる
 ・プロとの話し合い
 ・会社よりも私の方が全体を見ている

2-3.3 課題を明確化

 ・あいち環境塾推奨図書
 ・エネルギーは枯渇しない
 ・環境は技術で片付けましょう
 ・地球温暖化、生物多様性の講義メモ

2-3.4 外と内をつなぐ

 ・何が言いたいのか
 ・環境塾の講演は言いたい放題
 ・社会コミュニティのリーダー
 ・日本に公共の概念がない

2-4 外なる世界

 ・行政は、Act Globallyとして、環境問題を分かりやすく説明して、市民の意識を誘導していく。環境対策が有効に働くようにする。環境に関しては、行政も答が見つかっていない。専門家を超えた領域まで踏み込んで、一緒に考えていく。

2-4.1 Global Act

 ・あいち環境塾の捉え方
 ・チーム編成
 ・市役所とメーカーの行動

2-4.2 目標を達成

 ・チーム活動
 ・チューター
 ・環境塾の発表とチューター
 ・生物多様性に固執

2-4.3 意思の力

 ・あいち2030でのコラボレーション
 ・チューターをファシリテーターに
 ・ファシリテーターという役割

2-4.4 武器を準備

 ・環境塾の反省
 ・環境塾への見方
 ・仕事との関係

3 内なる思考

 ・地域ガバナンスになる:地域分権改革として、中央官僚機構に統制された自治体ではなく、市民の手によって、地域社会をつくる。

3-1 生活者として

 ・エネルギーを含め、単なる消費者ではいられない。生活者の防衛的な発想で、効率化、新たな社会ニーズを捉えた需要が創造できる。保有ではなく、使用となると、様々な形態が成り立ちます。メーカーとの関係も密になり、リサイクルも容易になる。シェア社会として、新たなパラダイスが生まれる。

3-1.1 消費者から離脱

 ・消費者社会 ハンナ・アーレント
 ・欧州消費者アジェンダ(ECA)
 ・生活者として、主体的になる

3-1.2 ライフスタイル

 ・ライフスタイルの変化
 ・ライフスタイルを変えれば低炭素社会
 ・ワークライスとワークライフ

3-1.3 思考で行動を規定

 ・「思考すること」について思考する
 ・市場化される精神性と身体性
 ・自分の行動の理由に無自覚
 ・生活者の行動が社会を変える?

3-1.4 パラダイム変換

 ・さまざまな方向
 ・創造的破壊
 ・日本のパラダイム・チェンジ

3-2 多様な知恵

 ・環境変化のスピードが速く、行政では、変化への適応能力に欠き、非効率さが目立つ。コンパクトな地域は変化に対する適応能力が高く、地域ならではの多様な知恵を生かすことができる。複雑化する日本の課題解決に迅速に取り組むためには、行政主導の幻想はなくして、市民コミュニティ主導にして、支援していく。

3-2.1 危機意識

 ・「無駄削減」だけではもはや財政・税制は限界

3-2.2 様々な興味

 ・自転車問題をまず解決しないと
 ・特区・地域再生制度の存在意義
 ・変化への適応能力に欠け、非効率さが目立つ行政機構

3-2.3 地域に適応

 ・「活力社会」では
 ・地域戦略パートナーシップ

3-2.4 政策展開

 ・「ゆとり社会」では
 ・コンパクトシティとクルマレス
 ・地域政策の担い手の多様化への対応

3-3 内なる核

 ・行政はサイレント・マジョリティとして、市民を捉えている。市民主体で、自らの問題で文句を言える存在にしていく。大都市では、機能の高効率化か目標となる。中規模都市では、コンパクト化を進める。小規模市町村では自立を図る。これらを地域コミュニティと協働で進めることで、新しい行政を具体的にできる。

3-3.1 ガバナンス

 ・個人が自分で考える
 ・地域ガバナンスとは
 ・地域ガバナンスの課題

3-3.2 町つくり

 ・コンパクトな街づくり

3-3.3 市民協働

 ・市民参加と市民協働
 ・コミュニティと地域共同体
 ・コミュニティの再編
 ・京都コミュニティ
 ・行政からの協働
 ・地域ごとに異なる街づくり
 ・電子会議室

3-3.4 公共空間

 ・新しい公共空間の考え方
 ・政治・行政一住民(市民)間関係

3-4 外なる世界に提案

 ・行政としては、車に依存しないで、住居環境を集中させることを狙っている。市民は、その必要性を感じていない。行政からのアプローチは成功しない。グローバルとしての国家・行政の役割と、ローカルとしてのコミュニティ・行政の役割を分けて、ゆっくりと新しいカタチを作る。

3-4.1 行政依存から脱却

 ・クルマへの執着
 ・クルマ社会へのアンチテーゼ

3-4.2 地域インフラ

 ・2030年の社会インフラ
 ・ライフサイクルコスト縮減

3-4.3 交通体系の再生

 ・コンパクトシティが持つべき空間的な基本要素
 ・憩いの場としての中心市街地
 ・大型店舗と公的施設が犯人か
 ・中心市街地で何を守るか

3-4.4 市民主体

 ・2050年のコンパクトシティ
 ・自律的地域社会
 ・人口減少・高齢化における社会システム
 ・政治の混迷で先送りされる課題解決
 ・日本が成立している理由

4 外なる変革

 ・民主主義の向かう道:国民国家での民主主義はグローバル化と地域と多様化に画一的な対応が限界となり、変革する。

4-1 構造を把握

 ・市場自体のコントロールに民主主義を任せてきたが、リーマンショックで破綻して、米国は金融業界への大規模な支援を行った。市場は制御しないと、スパイラルを起こしやすい。全体が見えていない国が制御できるのかは不明です。

4-1.1 市場バランス

 ・経済活動に人間を従属させる市場社会化
 ・市場社会の形成と崩壊

4-1.2 新自由主義

 ・ハイエクの生涯と業績
 ・ハイエク最後に笑う
 ・新自由主義 ハイエク
 ・新自由主義に対する社会主義の思想 ローザ・ルクセンブルク

4-1.3 要求と支援

 ・99%運動
 ・フクシマでの東電への支援

4-1.4 配置に転換

 ・高まるグローバル・ガパナンスの重要性
 ・地球規模の課題

4-2 市民を配置

 ・民主主義を採用する政体には、少なくとも2種の重大な危険が存在している。多数者の専制であり、沈黙の民を黙殺、圧殺してしまう危険性である。市民自らの行動して、多様なニーズを実現する形態をめざす。モノ作り、忍耐力、集団での行動力などの日本の強みに拘るのではなんく、地域で自己表現し、自律する力を出していく。

4-2.1 やる気と希望

 ・国際社会に貢献し、信頼される国
 ・若者がやる気と希望の持てる国
 ・政治の循環システム
 ・二〇二〇年までの国のかたち

4-2.2 民主主義を超える

 ・民主主義の新しいカタチ
 ・多数者の専制と沈黙の民を黙殺
 ・民主主義を変えるの意味
 ・緑の党:エネルギー議論の深化を

4-2.3 覚醒を引き起こす

 ・民主主義の理念とその危機
 ・国家破綻の次は市民主義
 ・市民主体の民主主義

4-2.4 内から外へ伝播

 ・内部から外部を変える
 ・ジワジワ変えること

4-3 支援でつなぐ

 ・3.11クライシスの対応も大きな政府主導で行われている。方針が決定せず、分配能力も国債頼りです。政治そのもの不安定で方向が定まりません。自民党の政策は、憲法改正が狙いになっている。結局、その場しのぎで、先が見えません。先を見て、皆で考えるという民主主義から離れている。

4-3.1 一律分配は不可能

 ・日本の進むべき道

4-3.2 分配負担の限界

 ・権力の分配--歴史の影響
 ・主体的で一貫した外交・安全保障戦略の不在
 ・民主主義の限界
 ・民主主義を負担する限界

4-3.3 端と先端をつなぐ

 ・何が人々をつなぐのか
 ・配ることは効率的か

4-3.4 市場の循環

 ・地域の活性化

4-4 モノつくり

 ・市民を強くするのは、将来への夢が持てることです。夢に対する意識と知識です。市民の意見から夢での合意を得られるためには、市民が自立し、地域社会をベースに日本を再構築し、市民主体を目標に、人々が弱い絆で結ばれた社会に向かうことです

4-4.1 先人の夢が武器

 ・帰ってきたジョブズ
 ・先人の夢
 ・ジョブスのやり方
 ・危機を好機に

4-4.2 知識と意識を拡大

 ・一人っ子政策の実施
 ・日本が持つ強み

4-4.3 シェアの思い

 ・中間報告での質問事項

4-4.4 共有の絆

 ・日本の強み
 ・民主主義の位相化
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未唯宇宙9.3

9.3 グローバル化

 ・2030年以降は、国を超えた超国家が統合の役割を果たす。国民国家のあり方から、国家連合である、超国家が地球規模の課題に対応する。ビジョンが示せていない日本は環境社会の盟主を目指して、国内から変えていく。相違として。超国家が出現して、環境社会を対応する。国家連合の形態は、同じ価値判断の地域の融合です。
 ・グローバル化
 ・グローバル化

1 国を超える

 ・超国家で幸せになるか:幸せを存在の力の発揮とすると、地域を変え、全体を変えられるので、幸せは感じられる。

1-1 国境をなくす

 ・ヨーロッパでは、人口減少への対応として、イスラム圏の移民の受入を行ったが、後遺症に悩んでいる。ムハンマドの戒律の社会とキリスト教的エゴの対立です。地域の活性化のためには、国を超えた、多様性を包含していく。アジアを考えると、国家連合の範囲の対応になる。

1-1.1 移民の存在

 ・国際移民
 ・高技能移民
 ・世界の社会問題 移民
 ・シリア難民 頭脳流出を防ぐ試み
 ・世界は開かれた国境からほど遠い 
 ・グローバリゼーションを制御する
 ・アメリカヘ大量移住
 ・オランダの光と影の交差 移民問題
 ・じゃがいもと大飢饉と海外移住 アイルランド
 ・デンマーク 増える外国人
 ・人の移動からアジアを見る

1-1.2 国境なきムスリム

 ・レバノンが気になる
 ・キリスト教的エゴ
 ・デンマーク 排斥の傾向

1-1.3 国民国家とEU

 ・アイルランドのジャガイモ飢饉
 ・多文化主義のゆくえ
 ・ヨーロッパのモラル

1-1.4 アフリカのあり方

 ・マーシャル諸島の財政状況
 ・世界国家としてのスイスの例

1-2 超国家とつながり

 ・環境社会をGG-G-L-LLで見ていく。GGの超国家として、全体に指令を出すが、行動はしない。Gは国家・行政で全体最適化を図るために企業の活力維持を担当する。LLでは、コミュニティで多様な行動を保証し、個人は環境社会を作り上げる。その時にLのコミュニテへの知恵と知識を活用する。

1-2.1 超国家に移行

 ・グローバル化
 ・国家の問い直し
 ・国家の恣意性

1-2.2 国は個別最適

 ・国家は同一価値観の単位に分割

1-2.3 自由を保証

 ・とるねこの杖
 ・市民は存在の力で動く

1-2.4 市民の覚醒

 ・コミュニティは自由の根源になる

1-3 ポスト・アメリカ

 ・アメリカの力は確実に落ちてきているし、彼らに大義がなくなっている。アフリカへの中国の介入に見られるように、国の価値観を超えた力が働いている。アタリは、超国家に任せることを提案しているが、EUの挫折により、前途は見えない。超国家はThink Globallyが徹底される。

1-3.1 アメリカの時代

 ・火花は大火事になる危険をはらむ
 ・アメリカIT多国籍企業の新たな企業モデル
 ・アメリカ「帝国」の終焉
 ・21世紀の〈帝国〉とは何を指すのか 
 ・ポスト・アメリカのグローバリゼーション

1-3.2 新帝国主義

 ・グローバル化の進展
 ・トランプへの対抗策
 ・トランプ大統領で変わる世界
 ・ポピュリズムとしてのトランプ現象
 ・国境なき医師団 アフガニスタン

1-3.3 超国家の可能性

 ・スローガンと現実
 ・頂上から先は下りのみ
 ・衆愚政治が国を亡ぼす
 ・米国の衰退
 ・スティグリッツの経済学

1-3.4 国民は米国中心

 ・サイバースペースに潜む戦争の加速要因
 ・《ポスト・トゥルース》の時代 フェイクニュースの脅威
 ・米国の移民問題
 ・アメリカの方向には日本がいる

1-4 新経済理論

 ・アメリカ支配はグローバル化の限界で終焉した。グローバル企業だけが残った。全体最適を選んで、世界に資本投下していく。その時に、キューバ的な生活をベースにした、自給自足がアンチテーゼになる。スウェーデンでは、高負担で地域主体の社会保障制度から新経済理論が求められる。

1-4.1 グーグル・アマゾン

 ・多国籍企業の誕生と拡大
 ・『アメリカ』より

1-4.2 ニューエコノミー

 ・新自由主義の時代の「ゴールドラッシュ」
 ・アマゾン・グーグルなどのニューエコノミー

1-4.3 地政学の限界

 ・グローバル化の中での法学部
 ・グローバリゼーションの影響
 ・グローバル化
 ・グローバル・コミュニティ

1-4.4 北欧の実験国家

 ・ハイエクと自由主義
 ・新自由主義の流れ 経済的な自由

2 各国の対抗策

 ・国民国家の次のカタチ:グローバル化とローカルの多様化に対して、社会の位相化で対応する。各国は民族と向かい合うことになる。

2-1 日本の経緯

 ・明治維新後の国民国家で、国の総力を挙げて、追いつけ、追い越せでやってきた。イギリス同様に、一人ぼっちの工業立国ができあがった。歴史的は、日英同盟で第一次大戦は○、日独同盟の第二次大戦では×。310万人の犠牲を払って、ひとりぼっちに戻った。次の方向が見いだせない。

2-1.1 追いつき、追い越せ

 ・明治維新と原始的蓄積
 ・日本帝国と砂糖
 ・帝国主義と砂糖
 ・近代的な主権国民国家の誕生

2-1.2 工業立国

 ・6次産業の時代
 ・作ることへの拘りは自己満足

2-1.3 ローカル意識

 ・グローバル化を説明するモデル
 ・国民戦争

2-1.4 従属国

 ・日本は変な社会
 ・比較する国家形態があるかどうか
 ・日本--呪縛の構図
 ・日本は最後になる

2-2 モノつくりに固執

 ・太平洋戦争開戦時はビジョンがなく、集団的浅慮で始まり、敗戦のシナリオを描けなく、3カ月間で60万が亡くなった。現時点の民主政治と状況は似ている。環境社会構築にしても、企業任せで、エコ技術で解決するつもり。国民の意思合意がないから、選挙は何の意味も持たない。

2-2.1 集団的浅慮

 ・日本のつまらなさ
 ・日露戦争後の日米関係
 ・満州争奪戦
 ・中国進出
 ・アメリカ合衆国 中国進出に邪魔な日本
 ・アメリカの準備、原爆の日本投下
 ・『昭和二十年』ルーズベルトとグルー 日本の早期降伏
 ・『昭和二十年』アメリカの準備、原爆の日本投下
 ・日米同盟を強化する方向に動いた安倍政権
 ・日本が太平洋戦に敗れた理由
 ・大日本主義の幻想 石橋湛山
 ・ルメイ
 ・一九四〇年夏の転機

2-2.2 ガラパコス死守

 ・日本の民主主義
 ・日本の歴史
 ・日本人の基本的特徴は結束
 ・日本的特徴は消えていく
 ・日本人論に反発
 ・日本はガラパゴス状態

2-2.3 全て企業任せ

 ・グローバリゼーションとインフラの関係
 ・グローバル化が見えていない
 ・世界のフラット化

2-2.4 平和が武器

 ・「無極化」が進む世界で日本人はどう振る舞うべきか
 ・米国との溝が、中国の挑戦を招いた?
 ・アメリカの対日経済制裁
 ・エジプトの憲法発効
 ・国家と憲法

2-3 EUは先行

 ・EUは多くの国の多様な価値観からできている。Think Globally, Act Locallyの方針で、バランスを取りながら、全体としての意味を表す。2050年に日本の人口は8000万人おになり、適正化する。人口減少対策の移民は日本では考えられない。活性化のために、若者・女性の才能を活かす社会を作る絶好の機会です。

2-3.1 価値観の異なる国

 ・国民国家がグローバル化に対応するには
 ・異なる価値観の国々
 ・開空間か閉空間か
 ・日本という国の意味

2-3.2 EU指令

 ・ドイツの環境問題への取り組み
 ・Think Globally, Act Locallyに救われた
 ・欧州連合(EU)のルールは世界を席巻するか

2-3.3 人口減少に移民

 ・魅力ある地中海の港町ヘ
 ・ベルザンス街区の再開発
 ・移民という手

2-3.4 女性の活用

 ・結婚できるかどうかは所得で決まる
 ・女性の時代
 ・女性の時代 仕事を楽しくさせる

2-4 各国の思惑

 ・北欧は民主主義の基本の国からの分配機能は停止し、地域が独立して、EU指令に基づき、解決する。ロシアはエネルギー分配で周辺国を繋ぎ止めている。中国共産党はGNP向上と対抗勢力つぶしでどうにか分裂を阻止している。環境問題は民主主義そのもの変革する要素を持つ。

2-4.1 北欧は自律社会

 ・500万人の国家に分割
 ・ノルウェイの図書館は地方分散
 ・高負荷の税金は国への貯金と考えている

2-4.2 ロシアはエネルギー

 ・ロシアは環境社会に向かない

2-4.3 南欧はEU敵視

 ・下からのグローバル化
 ・グローバル経済の推進と反対運動の高まり
 ・中国の世代

2-4.4 東欧は民族問題

 ・東欧の民族問題をEUが解決できるか

3 日本の選択肢

 ・日本の環境社会は可能か:民族と島国の関係で、英国と共に最後のグループになるか、置き去りにされるかのいずれかです。

3-1 考えていない

 ・明治維新以降の国民国家の集団性でグローバルをめざしてきたが、米国に阻止された。集団性は国に依存してきたので、公共性がなくなった。太平洋戦争開戦時の思考停止が未だに続いている。過去を忘れることが習性になっているので、新しい世界を切り拓けない。

3-1.1 思考停止状態

 ・日本の政治状況
 ・戦時下の政治情勢
 ・日本の集団性の影響

3-1.2 共有意識の喪失

 ・日本の集団性と公共性

3-1.3 依存体質

 ・日本の右傾化の要因
 ・日本軍の戦力
 ・石原莞爾という「個性」
 ・荒木貞夫への期待と失望
 ・日本人はなぜ戦争へと向かったのか
 ・日独伊三国同盟締結
 ・沖縄決戦の敗因
 ・原爆投下へのプロセス スティムソン

3-1.4 変化しないリスク

 ・日本の優位
 ・なぜ、日本で変化が起こらないのか
 ・日本の非個人主義

3-2 このまま行く

 ・環境社会への移行のケースを考えてみた。完全に遅れる場合は、国際的に一人ぼっちの世界に閉じこもったカタチになる。第二の鎖国が始まり、人口減少の加速化が進む。極東の島国として、モノつくりの幻想のままで廃れていく。

3-2.1 意思決定の欠如

 ・シナリオA、B、C
 ・日本の選択肢

3-2.2 憲法改正で原爆所有

 ・そして、原爆を持つ
 ・島国の人間に余裕なし
 ・舶来文化崇拝

3-2.3 少子高齢化が加速

 ・鎖国して、完全ガラパコス化する

3-2.4 モノつくりの幻想

 ・モノを作っても、買う人はいなくなる

3-3 アジアと共に

 ・今から、世界レベルでの環境社会に動き出す場合は、中国・朝鮮・シベリアなどの日本海同盟への参画が考えられる。その同盟の中で、資源および領土の共有も平和的に解決する。中国・朝鮮との人のやりくりで、アジアとしての安定を図る。EUに例えると、独仏に対する北欧的な立場を維持する。

3-3.1 極東の役割

 ・変貌するアジアが直面する6つの選択
 ・日本のイメージ
 ・安全保障関連法
 ・有事関連立法

3-3.2 日本海同盟

 ・中国と北朝鮮

3-3.3 アジアの地政学

 ・変貌するアジアが直面する6つの選択
 ・日本とアジアの関係
 ・アメリカのアジアシフト
 ・『マネー戦争としての第二次世界大戦』
 ・なぜアメリカは日本の中国進出を嫌ったのか?
 ・東アジアの地政学
 ・米国の東アジア回帰
 ・南シナ海判決とドゥテルテ外交
 ・米国から離反する動き
 ・大洋州地域における対日世論の現状と課題

3-3.4 日中韓が核

 ・集団的自衛権は東アジアで発動される可能性がない
 ・ASEAN 中国の経済攻勢をどうはね返すか
 ・中央アジアの対日観
 ・日中韓がまとまる可能性

3-4 世界の盟主になる

 ・環境社会の提案で他国より先に行くことができれば、世界レベルの超国家とつながり、論理的な盟主として存在することができる。そのための条件は情報共有のコミュニケーション立国であることで、あくまでも、ローカル中心の国であることになる。

3-4.1 地域が分散自律

 ・作ることからの脱却
 ・先に行けるためには、国民性を変えないといけない

3-4.2 環境社会を提示

 ・極東であることを自覚する

3-4.3 コミュニティ立国
 ・アナログとの融合されたITを活用する

3-4.4 社会モデルを実現

 ・狭い範囲で使いながら、世界とつながる技術を世界に提供する
 ・日本を二つに分ける

4 国家連合という道

 ・EUの向かう道:価値観の異なる国からなり、民族への思いを中途半端にした実験をしている。国を超えた再編成がなされる。

4-1 国という単位

 ・世界政府を作ることは不可能なのは、国際連合の状況を見れば分かる。通貨統合までいかない、同様な価値観でつながる国家の連合が現実的になる。ギリシャと北欧とドイツが、国民国家を標榜しながら、単一通貨ユーロでまとまるのは幻想です。国という、組み合わせを見直す時です。

4-1.1 中間の存在は一つ

 ・カントの多元的な国際共同体
 ・世界の三層構造
 ・世界政府のあり方

4-1.2 多様な価値観

 ・国の連合
 ・新しい組み合わせ
 ・多極的地域主義

4-1.3 独立性は維持

 ・民兵優位の思想的伝統
 ・アメリカ的環境と民兵制度
 ・イギリス帝国の防衛組織
 ・植民地防衛と帝国防衛との対立
 ・ギリシャ危機から学ぶこと

4-1.4 市民とつながる

 ・EUの方針はThink Globally, Act Locally
 ・地域コミュニティでつながる

4-2 EU・地中海

 ・EUはあくまでもドイツ・フランスが戦わないように、一つにする。中欧・東欧は対ロシアでエネルギー自給でまとめるが民族を超えたものにする。地中海沿岸諸国はトルコを中心に南欧・中東を同一価値観で巻き込む。北極海沿岸として、ロシア・北欧でまとめる。

4-2.1 独仏のEU

 ・EUでの移民への対応
 ・EUのなかでドイツの一人勝ち
 ・EUの性格と課題
 ・ドイツ 遅れてきた統一国家のたび重なる変異
 ・ドイツだけが憎まれる
 ・メルケル首相 ユーロの挫折
 ・ユーロ分裂のシナリオ
 ・ユーロ分裂のリスク
 ・欧州グローバル化
 ・機能しないユーロ圏の政策協調メカニズム

4-2.2 中欧・東欧は対露

 ・ウクライナ
 ・チェコ 民族の歴史とアイデンティティーの探求
 ・ハンガリー
 ・ポーランド
 ・東ヨーロッパと西ヨーロッパの違い

4-2.3 トルコ中心の地中海

 ・アラブ世界から見た世界
 ・イスラム圏
 ・イラン
 ・エジプト
 ・ギリシア
 ・トルコ 失われた帝国の国

4-2.4 ロシア中心の北極海

 ・エストニア・NATO関係
 ・スウェーデン ヴァイキングの国から福祉国家へ
 ・フィンランド
 ・ユーラシア同盟
 ・ロシア

4-3 インド洋・シナ海

 ・インド洋沿岸はまとまっていたので、インド・インドネシア中心となるが、宗教が多様になる。アフリカは観光と資源でまとまり、インド洋とは宗教で関係づける。イスラエルは一人ぼっちで行く。それがユダヤ民族の生きる道。中国は共産党の求心力が落ちたところで、分裂して、再集結。

4-3.1 印・インドネシア

 ・『深まるアジアのパワーバランス 連携する日米豪印』より 南アジア
 ・インド
 ・インドネシア
 ・インドの脆弱さ
 ・インド洋連合に対して
 ・サウディアラビアの統治体制

4-3.2 アフリカは観光資源

 ・アフリカの環境の未来
 ・ガーナ
 ・ガーナ 植民地からアフリカのリーダーヘ

4-3.3 イスラエルは孤立

 ・ホロコーストはイスラエル国家の存在
 ・イスラエル
 ・イスラエルとアラブの相克
 ・イスラエルの核兵器開発とケネディ
 ・イスラムとイスラエル

4-3.4 中国は分裂、再集結

 ・第一次世界大戦でのベトナム
 ・第一次世界大戦での中国

4-4.アメリカ大陸

 ・米国はその支配権をアメリカ大陸に縮小させる。中米は移民政策で今や、米国の一部になっているので、壁を除くだけで連合。カリブ海はキューバモデルでの自給自足の新しい国家をめざす。南米本体は、ブラジル中心に観光と資源で新しい文化を構築。

4-4.1 米国は大陸に限定

 ・アメリカのエネルギー戦略
 ・アメリカ合衆国

4-4.2 中米は米国に付随

 ・グアテマラのコーヒー

4-4.3 カリブはキューバ流

 ・国民はどれだけおなかをすかせていたか--
 ・チエ・ゲバラとボリビア

4-4.4 ブラジルは独自

 ・ブラジルの環境都市
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未唯宇宙9.2

9.2 多様化

 ・環境社会の政治は中央集権から地方コミュニティの集合体をめざします。国の規模では500万人、地域では 20万人単位に集約させていく。国民国家では、権限保護と分配が国の役割だったが限界を超えた。多数決でなく、多様な意見を反映できる事務局制度を活用する。その上で、コミュニティと国で協働した改革を実施。
 ・多様化とグローバル化
 ・多様化
 ・多様化

1 国家の仕組み

 ・国の規模と組合せ:国は500万人規模を一つの単位にする。数学の集合を天にする処理で、次元のように展開させていく。

1-1 ハイアラキー前提

 ・国民国家、民主主義には多くのバリエーションがある。グローバルのグローバルを意識して、新しい民主制度を考える時です。民主主義の原点に戻って、皆にメリットがあるものをめざすべき。国民の体質に従うのではなく、体質から変えていく。

1-1.1 自由を保証

 ・自由と平等の方程式
 ・自由と平等はトレードオフ?
 ・主権と人権

1-1.2 多様な国民

 ・グローバル・コミュニティ
 ・グローバルのグローバルの役割
 ・市民的自由をめぐる状況

1-1.3 画一的対応

 ・国家が保持する権限
 ・討議理論と熟議政治

1-1.4 民族の制約

 ・直接行動の権利
 ・矛盾を抱える民主的革命

1-2 国に依存

 ・ギリシャはヨーロッパ諸国のノスタルジーで独立を得た。国王は輸入した。独力で独立を勝ち取っていないので、第二次世界大戦後も内戦が続いた。国民におもねることで、粉飾政治を続けて、破たんした。EUからの攻勢に対しては、国民につけを回すカタチになっている。自立していない。
 ・企業のグローバル化

1-2.1 与えられた独立

 ・関連する諸概念の整理
 ・ギリシャは独力で独立を勝ち取っていない

1-2.2 一体化の幻想

 ・バルカン諸国は国民国家と民族が不一致
 ・近代国家と民族国家
 ・民族と国民国家の集合関係

1-2.3 国民に押しつけ

 ・アフリカとかアラブは部族中心が安定する
 ・同じムスリムでの争い

1-2.4 先を考えない

 ・本当に国が必要か

1-3 分配は限界

 ・日本は、市民と国の関係があいまいになっている。お互いに信頼していない。原発を見ても分かるように、国の分配能力が限界にきている。企業も格差が広がり、雇用が限界です。企業と行政が勝手に動いている。ソーシャルウェブでのクラウド活用で、ネットワークでバランスを取っていく。

1-3.1 集中の代償

 ・エネルギーを集中させるリスク

1-3.2 分配は限界

 ・民主化と「公正な分配」
 ・雇用と分配の危機

1-3.3 社会保障制度

 ・人々の生活を貧困から守るための仕組み
 ・行政を企業が肩代り

1-3.4 国は企業に依存

 ・企業の役割が不透明

1-4 多様な要望

 ・国の体質は国民の体質です。国民に合わせた結果が現在の日本です。地域でさまざまな実験を行い、多様性を武器にしていく。国民を変え、国民に合わせる。内から変わらなければ、クライシスを活かすしかない。市民が見えている地域を自立させ、多くの核を作り、国にする。外へアピールする。

1-4.1 地域の自主性

 ・小布施町と中津川市
 ・豊田市の街
 ・ルソー:唯一の手段は農業である

1-4.2 自律分散

 ・行政による専制
 ・脱「国民国家」意識 

1-4.3 複合的な国家

 ・ルソー:どういう国を作ったらいいのか

1-4.4 新たな国つくり

 ・国民国家が多様化に対応するには
 ・国民国家 そこがゴールでいいわけでもない
 ・ルソー:コルシカ国提案

2 地域の柔軟性

 ・コミュニティ化プロセス:ツールはゲームレベルでいきわたっている。共有意識を成功事例で積み上げることで現実化できる。

2-1 先行する地域

 ・フライブルグでは、地域でエネルギー戦略を練って、車乗り入れ制限など参加型の社会を作っている。教会の広場のマーケットの傍に図書館があった。公共図書館では、移民教育・生涯学習を積極的に行っている。フィンランドの図書館では、地域で重点項目を変えている。

2-1.1 フライブルグ市

 ・ドイツの中小都市に活力を与える要因
 ・都市国家として、未来を決めていく

2-1.2 参加型コミューン

 ・地方自治体の学んだ教訓とつかんだ機会
 ・図書館建設の決定的論争
 ・ヨーロッパの地域コミュニティ
 ・世界市民社会の可能

2-1.3 公共図書館

 ・図書館コミュニティでの展開

2-1.4 重点項目を決定

 ・政治的な志向性
 ・地域インフラの構築

2-2 活動主体

 ・ハメンリンナの環境学習設備で、Think Globally、Act Locallyを実践していた。アピール&アンケートで市民意識をカタチにするには、丁度いい大きさです。市民意識をカタチにするには、新しい行政と意欲あるスタッフと連携することです。地域コミュニティ連合で事例のやり取りを行う。

2-2.1 市民主体

 ・多様化は市民主体の世界
 ・社会保障の世代間の負担
 ・地方自治の類型

2-2.2 環境学習設備

 ・大きな問題は、政治的リテラシーの欠如 
 ・市民意識を育てるには
 ・民主主義の単位

2-2.3 地域エネルギー

 ・安全と安心の政策が最優先
 ・公的部分・民間部分の組み合わせ
 ・新しい街づくりには連携が力になる
 ・連携が人と人との出会いを生む

2-2.4 国家と連携

 ・500万人単位に分割
 ・適正な規模の考察

2-3 実験的都市

 ・市民については、ゲーム化までは来ています。そのエネルギーを使って、コミュニティ化させていく。あいち環境塾は愛知県・トヨタ・名大の連携で環境社会のイメージつくりを行い、提案している。地域にすることで、見えるカタチになり、行動力を生み出す。同時に、地域だけを考えることからコンパクトな施策が可能。

2-3.1 個人の参画

 ・コミュニティの武器は揃った
 ・インフラとしてのモバイル環境
 ・エクアドルのコミュニティ

2-3.2 公民学連携

 ・豊田市に足りないのは、大学
 ・公民学連携には、思わぬことが起こる
 ・政治面での地域コミュニティ

2-3.3 自らの目標

 ・乃木坂というコミュニティ
 ・現在の自分をそのまま保持する術を知る
 ・現代の人間社会の問題としての3つのディバイド

2-3.4 コンパクトな施策

 ・国家と市民の間
 ・創発するコミュニティ
 ・環境社会の政治形態
 ・未来はどうなりますか

2-4 共有意識

 ・コミュニティの目的はその中に、知識と意識を貯め、個人の分化を図ることです。図書館・交流館などの共有環境を活かして、知識をためる。あわせて、コミュニティそのものも多方面に分化させていく。多様な知恵を使って、行動して、その結果を自立化する。

2-4.1 お互いを知る

 ・図書館にIT環境が集約されている
 ・図書館は土日も開いている
 ・本を読むことから始まる

2-4.2 私対私たち

 ・《私》対《私たち》の問題
 ・コミュニティで知識と意識を保有

2-4.3 ユニットで分化

 ・創造とテクノロジー

2-4.4 地域インフラ

 ・箱モノを超えたネットワーク

3 家族にインパクト

 ・ハイパーインフレの対応:2015年前に社会保障と国債処理の失敗からハイパーインフレが起こる。国が{地域}に置き換わる。

3-1 市民の分化

 ・LL=GGは2050年の社会の最終形を示している。個人(LL)の意思で全体(GG)が直接、つながる社会です。それ以前のカタチとして、国とコミュニティのL=GGがあり、行政と個人の関係のLL=Gがある。LL=GGに向けた、順番に変えていく、ゆっくりした変革となる。

3-1.1 情報共有

 ・LL=GGは宇宙方程式
 ・LL=GGは宇宙方程式

3-1.2 脱ハイアラキー

 ・国民国家の時は過ぎ去る

3-1.3 周縁から変化

 ・コミュニティが中核になる

3-1.4 変革の流れ

 ・覚醒に必要なこと
 ・存在の力で覚醒させる
 ・ゆっくりした革命
 ・上からの革命は不幸を招いた
 ・地域からゆっくり変える

3-2 市民を支援

 ・エコットで、NPOを見てきたが、社会変革の核になるイメージがない。GとL、LとLLの二方面に働きかけるコミュニティが必要である。NPO再生のためには、優秀な人材が集まり、生きていける仕組みが前提。コミュニティ自体も一番儲かる仕組みをめざす。

3-2.1 事務局

 ・差別化は分化に収束していく
 ・エコット・セミナー事前考察
 ・エコットの存在理由

3-2.2 人的資源を集中

 ・エコットのセミナー
 ・組織市民行動

3-2.3 グリーン雇用

 ・欅坂と乃木坂の違い
 ・コペンハーゲンのニコルさん
 ・優秀な人材を確保するために稼ぐ

3-2.4 新しい行政と協働

 ・協働的コワーキングスペース
 ・別世界との接触空間
 ・媒介的な空間として
 ・1:nの双方向

3-3 多様な活動

 ・グーグルのネットでの集中と分散は社会変革を起こしている。分配しない、機能としての新しい産業の形態です。グーグルとかアマゾンは企業の役割を分化させてきたし、メンバーに対しても、分化を期待している。行政についても、職員の分化が求められる。

3-3.1 自律分散

 ・更に分化した乃木坂
 ・欅坂と乃木坂の違い
 ・グーグルは社会インフラにタダ乗り

3-3.2 高度サービス

 ・グローバル企業は国民国家に圧力をかける
 ・国民国家から分配を除かれる
 ・分配から統合への役割変更

3-3.3 マーケティング

 ・ローカル支援で儲ける仕組み
 ・企業は分化することで自由を得る

3-3.4 行政の開放

 ・行政の職員は市民感覚で働く
 ・行政を分化させ、市民寄りにする

3-4 変わりうる家族

 ・富の集中でできた資本主義の限界を向かえている。収集できず、分配できない状態になっている。今のままの政府では、ハイパーインフレは必ず、起る。国に頼らずに、多様な人間が多様に動き回ることを保証する。地域での個人の分化とコミュニティ化から作り上げていく。

3-4.1 クライシス対応

 ・フィンランド民謡への展開
 ・なぜ政治を嫌うのか
 ・就職というのは社会の配置

3-4.2 消費生活の破綻

 ・ハイパーインフレ
 ・2014年末にインフレは起こる
 ・アルゼンチンでのハイパーインフレの教訓
 ・インフレは必ず、起る
 ・デフレ・インフレの経済学
 ・宇宙拡大膨張のインフレーション
 ・中央銀行の本来の役割

3-4.3 ガバナンス

 ・グローバル・ガバナンスと国民国家
 ・グローバル・ガバナンスと不服従者の決起--第7原則〈革命的な思考力〉
 ・グローバル・ガバナンスは実現できるのか?
 ・グローバル・ガバナンスは存在の力が前提
 ・九九パーセントの希望
 ・資本主義3.0

3-4.4 配置の意識

 ・所有という虚構
 ・資本主義の終焉 中核と周辺
 ・所有することが資本主義の原則?
 ・民主主義、資本主義、法の支配、市民社会

4 生き抜く体制

 ・事務局という政策政党:一つの政党に全ての要件を入れるのではなく、テーマで分化させた事務局のような政党を組み合わせる。

4-1 全体を考える

 価値観を的確な意見で述べることはできない。人間は、前を見るか、後ろを見るか、考えないかです。前を見る部分で一致させる努力をする。スタッフのように、お客様の代表としての意見をもち、発信することから、議論する環境が生み出される。

4-1.1 個々の世界

 ・存在の力で価値観を表明できるようにする
 ・存在の力を保証する環境

4-1.2 全体を意識

 ・人間の三つのパターン
 ・先を見て、考えるのが私のスタンス

4-1.3 意見を述べる

 ・セルフ・ディベート
 ・個人と社会の問題を数学的に分析する

4-1.4 議論する

 ・結論の出し方 

4-2 先を見る

 ・政党は、危機感で集合したものです。危機感を政策にして、国民に信頼してもらう。政策をシミュレートしてカタチにする。危機感そのものが政策になるわけではない。さまざまな対応方法の中から、生活安定と平和につながるシナリオを選択する。

4-2.1 役割を認識

 ・危機感でまとまる
 ・世界的な共通財の保護--第4原則(レジリエンス〉

4-2.2 将来から見る

 ・政策は実施から逆に考える
 ・政党は危機感を共有する

4-2.3 今やること

 ・根本的な対策を常に提案する

4-2.4 武器を準備

 ・NHKは先が見えていない
 ・生活安定と平和につながるシナリオ

4-3 それぞれが生きる

 ・パーティという組織の論理が生かされたケースは日本にはない。利害関係での集散離脱でしかない。それを助長する、選挙制度になっている。多様な意見を実現するには、集合体である事務局が最適である。新しい社会に向け、国民を変えるには、事務局がパーティとして参画する時です。

4-3.1 チーム集合型

 ・市民の存在の力でパーティを作る
 ・政党は意思の力が変形したもの
 ・日本の政党政治

4-3.2 頂点を設定

 ・間接選挙の弱点を攻める
 ・選挙は簡単に勝負が決まりすぎる
 ・選挙活動はいやなもの

4-3.3 多様な意見

 ・意見で中身を分割していく
 ・事務局という名の政党
 ・政党の権力争い

4-3.4 社会は変えられる

 ・社会の革新を図る
 ・政治体の必要性

4-4 政治を変える

 ・与野党に関わらず、政党としては、市民の生活から法案を作り出す力を持ち、偶然の機会を含めて、行政に執行させる。ムスリムを見ていると、戒律が生活に根差して、行動力を生み出している。市民生活と結びついた選挙活動には工夫がいる。

4-4.1 ハイアラキーを否定

 ・メルケルの空気投げ
 ・不敗の政治家
 ・政治家の出番

4-4.2 代替案を提出

 ・車と政治形態のアナロジー 
 ・政治で未来が変わる意識なし
 ・選挙に行かないと誰が損をする
 ・議論することから始める

4-4.3 ユニットで活動

 ・アーレントの政治哲学
 ・ムスリムは砂漠の民にあった戒律
 ・世の中の常識を変える

4-4.4 複合政策

 ・サファイア事務局はパーティを超える
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未唯宇宙9.1

9.1 今の課題.

 ・地球規模の課題に対して、日本も環境社会化していくしかない。人口増で環境を破壊し、社会の格差を生み出している。フクシマで集中型のエネルギー政策は破綻し、分散型に移行していく。ごみ処理も、個別ではなく、廃棄物処理の静脈系を活かし、循環型へ切替えることになる。地球温暖化対策は地域発想で対応する。
 ・環境問題は意識しないと問題でない問題
 ・地球規模の課題
 ・第9章と第10章はdual
 ・第9章と第10章の棲み分け
 ・地球環境課題

1 社会格差問題

 ・環境社会は何が違う:人口減少、環境悪化に対して、コンパクト社会にするには、下から、共有概念での行動になる。
 ・平等

1-1 少子高齢化

 ・2005年までは、人口が増え、消費が拡大するのが当たり前であった。人口減少に入っても、市民はその世界に留まっている。環境問題は人口増加と共に、拡大してきた。人口減少と共に、消費前提の生活から脱却していく。一人あたりのエネルギー消費を減らすことが望まれる。

1-1.1 人口問題

 ・急激な少子・高齢化、人口減少社会
 ・「人口問題」から「人口と開発」へ
 ・「少子高齢化」は国民の問題?
 ・人口危機
 ・人類史からの展望--ヒトは賢く生きていけるか
 ・ローマクラブの誤算
 ・ローマクラブの予想とマルサスの悪魔
 ・人口転換
 ・人口爆発の危機
 ・人口問題の本質は何か

1-1.2 個人と国家

 ・縮減する社会の危機
 ・なぜ新しいものが必要なのか?
 ・出生率はなぜ低下するか?
 ・人口問題は最大の問題
 ・変わらなければならない理由

1-1.3 少子化問題

 ・日本の少子化は女性問題である
 ・少子化 問題を論じている
 ・日本の人口転換における長寿化と少子化の作用メカニズム
 ・絶滅危惧種〟としての日本人
 ・失礼な少子化問題
 ・我が国の少子化対策
 ・黒死病による人口減少
 ・アテネの運命 人口減少
 ・歯止めかからぬ人口減
 ・中国の人口政策と少子高齢化

1-1.4 高齢化問題

 ・高齢化とはどういう問題
 ・あいち2030環境シンポジウム
 ・人口爆発とエネルギー

1-2 社会格差

 ・今世紀末に人口が50~70%に減少する。従来のようなインフラを拡張するのはムリになる。都市と農村、地域格差が発生する。地域・社会格差をどう生かすか。また、超高齢化で社会保障もアンバランスになる。それらを含めて、人口減少状態をイメージして、そこに至るプロセスを明確にする。

1-2.1 自由の代償

 ・格差は主観的なもの
 ・格差と心理
 ・社会格差の広がりと退職後のゆくえ
 ・30年で激変した若者の状況
 ・世界的に格差は拡大
 ・格差社会の向かう先

1-2.2 地域・社会格差

 ・格差が問題なのか
 ・社会格差
 ・人口減少が望ましい姿
1-2.3 格差なき社会
 ・家族責任から社会サービスヘの転換
 ・日本は人口が半減化し、超高齢化がすすむ

1-2.4 ハイアラキー構造

 ・『21世紀の資本』の原点
 ・本書の位置づけ
 ・不平等研究の現在
 ・人口減少はわるいことばかりではない

1-3 多くの人の幸せ

 ・人口減少で、GNPが減り、インフラ投資が減る。離散した状態では非効率になる、行政はコンパクトにさせることを望むが市民の意思を変えないと達成できない。人口が減少すると同時に、超高齢化社会へ転じる。多くの人間が幸せに生きるためには、個々の人間の能力を最大限にして、世界に見本を示す。

1-3.1 いかに生きるか

 ・食料需給の見通し
 ・人口と食料の推移
 ・配置なら多くの人が存在できる
 ・若者の恋愛離れが進んでいるの?
 ・結婚する時期が遅くなっているの?

1-3.2 与えられた社会

 ・コンパクト化、多機能化

1-3.3 個人の幸せ

 ・ジャガイモ 大飢饉
 ・地球100億人定員説

1-3.4 幸せに生きる

 ・人類の技術
 ・地球に人はいないほうがよいのか?
 ・地球に人間がいなくなれば

1-4 共有意識

 ・環境問題をきっかけに、いかに効率的に暮らしていくか。一人ひとりが意識と役割を持って、凝集していく。人口構成のアンバランスから格差が発生する。それを生かす道を探す。コンパクトは生活にシフトさせていくが、2050年までの一世代を掛けて、生活目標自体もコンパクトにする。

1-4.1 環境問題

 ・二酸化炭素を温暖化の主因とする見方は論理破綻している
 ・位相化で先行きを示す

1-4.2 自由に生きる

 ・「積極的な撤退」は力の温存

1-4.3 凝集生活

 ・スマートシュリンクの講義
 ・スマートシュリンクの話
 ・凝集は可能か

1-4.4 生きる目的

 ・社会を変える仮説
 ・地域のつながりを意識
 ・地域や人を意識して暮らす時代

2 環境問題

 ・地球温暖化のごまかし:海温が上がって、CO2が増えたのか、CO2が増えて、海温が上がったのかは不明なのに、決めつけている。
 ・エネルギー
 ・エネルギー問題

2-1 温暖化問題

 ・IPCC4次報告のごまかしが判明して、CO2増加が温暖化の原因ではなく、温暖化の結果、CO2が増加していることが判明。マスコミなどのCO2削減キャンペーンに引っ張られて、環境問題の本質を失っている。だけど、エネルギーが有限なのは確かです。本質を見ていく。
 ・12月11日は 京都議定書の日?
 ・原因と結果

2-1.1 CO2増加で温暖化

 ・原因と結果のロジック
 ・進展する「シェール革命」
 ・CO2削減とマスコミ
 ・温暖化は生物多様性の危機につながる
 ・地球が温暖化しているというのは本当なのですか

2-1.2 温暖化でCO2増加

 ・CO2削減と温暖化
 ・CO2本位制にどんな嘘があるのか。
 ・IPCCは信じない
 ・温暖化は問題ではない
 ・環境塾で感じること
 ・議論を生む地球温暖化シミュレーション
 ・八〇〇〇年前の地球温暖化

2-1.3 原因と結果

 ・20年以上前の物語
 ・石油に依存する経済社会
 ・「サウジ・ビジョン2030」
 ・日本の論理の逆転
 ・ホッキョクグマの激減
 ・低炭素経済の課題 「死の谷」を越える 
 ・CO2削減と温暖化
 ・エネルギー問題の罠(地球温暖化問題)
 ・グリーン資本主義
 ・デジ袋の有料化
 ・ブレア回顧録 エネルギー
 ・温室効果ガス排出削減目標

2-1.4 有限が原因

 ・シェール革命の影響は何か
 ・歴史上最初の環境問題のスタバマグ
 ・なぜ先進国では石油消費量が減り始めているのか
 ・エネルギーシステムにおける技術革新の可能性
 ・環境問題は経済的には対処できない
 ・新エネルギーの調整役としても機能
 ・西ドイツ再生可能エネルギー
 ・廃熱を利用する省エネルギー技術

2-2 クリーン

 ・自然エネルギーだけに頼るのではなく、化石燃料のクリーン化、コージェネレーション、ハイブリッドカーなども活用。地域により、生活者のインフラとして、エネルギー問題に取り込む。ユーゴはあくまでも石炭に固執する。地域としての判断です。日本はクライシスを想定したものがいる。

2-2.1 新たな課題

 ・太陽光発電の乱開発問題
 ・水圧破砕の環境への影響
 ・日本のエネルギー選択と温室効果ガス削減目標
 ・社会制限とエネルギー

2-2.2 自然エネルギー

 ・夕張炭鉱
 ・コ・ジェネという方法
 ・コ・ジェネは隠れた大電力会社

2-2.3 食糧問題に転化

 ・「エネルギーの地産地消」の実現による地域の自立化
 ・食料問題
 ・生存物資
 ・特に深刻な食料問題

2-2.4 ライフスタイル

 ・逆石油ショック
 ・政治と治水
 ・スペインとイタリアの化石燃料
 ・ドイツの石炭
 ・フランスの原子力
 ・ヨーロッパのエネルギー事情
 ・西ドイツのエネルギー政策
 ・中国の風力発電の導入量は世界二位
 ・中国は石炭依存からの脱却を目指す
 ・北欧諸国のエネルギー政策

2-3 資源の節約

 ・地下資源は数十年から100年足らずで枯渇する。レアアースは中国の戦略物資にされている。日本は都市鉱山という発想がある。太陽光のシリコンにしても、時代とともに必要なものが変わっていく。お互い様の発想が必要です。暮らし方も含めて、地域で対応していく。

2-3.1 消費者

 ・ピークオイル
 ・石油の生産はピークに達している

2-3.2 レアメタル戦略

 ・鉱物資源問題
 ・埋蔵量に限りがある鉱物資源問題

2-3.3 循環

 ・日本の議論で欠落しているマグロ問題の視角
 ・都市鉱山で対応

2-3.4 お互い様

 ・ホッキョクグマ
 ・コミュニティでシェア

2-4 国は無方針

 ・ドイツとか中国は石炭を燃やしている。CO2排出量は石油の倍であるが、使う方向です。従来エネルギーの改善で対応できるという判断です。日本の国の方針は曖昧です。ハッキリしているのは、先を見て、国土を破壊する可能性のあるものはすべて排除する。自然エネルギーは地域に任せることです。

2-4.1 考える人がいない

 ・私の環境問題への意識
 ・問題の定義づけ
 ・環境問題を考える人

2-4.2 原発固執

 ・原発に依存した温暖化対策の破綻が原因
 ・大キャンペーンにもかかわらず省エネ行動は減退
 ・「健忘症」「分裂症」「気分障害」にかかっている
 ・生存物資の不足が人類の生存を脅かす

2-4.3 EU指令

 ・エネルギー分配の考え
 ・デカップリング政策の内容
 ・生物多様性と温暖化の関係
 ・生物多様性は意味がない

2-4.4 米国はシェール

 ・シェール革命
 ・原発震災をくり返さないために--地震列島の原発の段階的削減を
 ・勝間和代の原発擁護
 ・田中優は企業や個人の電力需要を下げること

3 リサイクル問題

 ・循環
 ・地域の循環系

3-1 リサイクル活動

 ・3R(リユース、リサイクル、リプロダクト)を進めているが、数字だけは達成しているが、行政だけの問題になって、ローエネルギーにはなっていない。ごみ自体を出さないこと、出したごみは家庭から回収して、製造者に戻す。シェア社会の中で考える。これらはソーシャル世界での流れです。

3-1.1 一方通行

 ・リサイクルは循環していない
 ・日本のごみ政策と比較した評価
 ・ゼロウェイスト戦略の特徴
 ・リサイクルという幻想

3-1.2 分別は無意味

 ・マイバッグは押し付け
3-1.3 シェア発想
 ・リサイクルよりもシェア

3-1.4 発生源に戻す

 ・「ごみ収集」の本

3-2 廃棄物処理

 ・廃棄物問題は廃棄物は要らないから、どこへ回すかの問題になっている。リサイクル活動にしても、消費者に買わせ、捨てさせる仕組みになっている。産廃業者の活動をどう保証させるかが、行政の課題になっている。消費生活の循環を下流から変えていく発想が必要。

3-2.1 埋めるか、燃やす

 ・家庭用ごみの扱い
 ・埋めるのか、燃やすのか

3-2.2 後進国に回す

 ・先進国のつけを後進国は払う
 ・廃棄物の資料

3-2.3 産廃業者の飯のタネ

 ・廃棄物問題
 ・発生物が減らないのはなぜ?

3-2.4 所有の論理

 ・ごみ・廃棄物分野
 ・後工程から製造元へ

3-3 静脈系の動き

 ・メーカー(製造責任者)→販売(スーパー)→消費者(所有物)→焼却場となっている。一方向の流れに消費者からメーカーへ戻す静脈を付け加えることで、始めて、循環が生まれる。消費者という意識から生活者の意識に変えることで、生活者からの循環になる。

3-3.1 消費者が末端

 ・リサイクル法の世界
 ・従来の流れ

3-3.2 消費者から再構成

 ・心臓から細胞主体の世界へ
 ・循環型社会
 ・循環型社会に意識を変える
 ・数学モデルとしての循環
 ・製品が環型資源になる

3-3.3 廃棄物の概念

 ・循環の単純な論理
 ・廃棄物をなくす発想
 ・容器包装リサイクル法

3-3.4 生活者はシェア

 ・サファイアモデル
 ・市民とメーカーの新しい関係

3-4 高齢者処理

 ・高齢化で、全ての財産を引き払って、老人ホームで人生を終える、ケースが増える。これで、生まれてきた理由が果たせるのか。人生の静脈系の流れができていない。存在からはじまる、すべての循環の基本を作り出す。老人ホームを地域の情報発信地区にする。ノウハウを聞き取り、ブログ形式でライブラリに登録する。そんな社会をめざす。

3-4.1 老人を処理

 ・少子高齢化
 ・ターミナルケア
 ・老人ホームでの看取り

3-4.2 居なくなるだけ

 ・社会関係は縮小するか増大するか
 ・老人ホームでの存在の力

3-4.3 人生の静脈系

 ・高齢者のやるべきこと
 ・超高齢社会のコミュニティ 解決の方向性を探るアプローチ
 ・社会関係の側面によって異なる加齢変化
 ・老人こそ、存在の力

3-4.4 循環させる

 ・EUのシルバービジネス支援策 「ホライゾン2020計画」
 ・高齢者介護とコミュニティ
 ・老人問題と廃棄物問題

4 集中の課題

 ・原発への意思決定:全体に対してのリスクは避け、地域での決めていく。エネルギーは使うところで作る仕組みなる。
 ・集中と分散

4-1 原発で思考停止

 ・CO2を発生しないという理由で国の方針で、原発を拡大させるつもりであった。フクシマの惨状を引き起こし、思考停止に入った。東電など独占企業・政府の方針は決まっていない。ズルズルと推移している。企業の効率化の為に30%の原発稼働になり、リスクを維持したままになる。

4-1.1 集中させて分配

 ・何故、福井県に原子力発電所が集中立地したのか
 ・環境の歴史のデータベース
 ・レバノンの国旗の意味
 ・『世界の環境問題』歴史年表

4-1.2 リスクより効率

 ・原発推進派の否認、反対派の空想
 ・原子力発電所立地地域からみたエネルギー政策とはどうあるべきか
 ・原子力のリスクに関して
 ・原子力の危険性

4-1.3 政府は思考停止

 ・『なぜメルケルは「転向」したのか』 メルケルの「敗北宣言」
 ・リトアニアの原発
 ・原発とシェア

4-1.4 政府責任で稼働

 ・エネルギー枯渇の危機
 ・原発は変わるのか

4-2 拡散の負荷

 ・エネルギーは集中・効率化して作られ、分配する方式でやってきた。その典型が原発です。ソフト・エネルギーパスの発想で、エネルギーの地産地消を図る。拡散されたエネルギーをこまめに集めて、有効活用することになる。シェールガスなどの地球規模のエネルギーには騙されない。

4-2.1 効率を追求

 ・「集中型システム」から「分散型システム」へ
 ・エネルギーのルール
 ・エネルギー変革に取り組む哲学
 ・エネルギー問題

4-2.2 分配の負荷

 ・スペインの再生可能エネルギー
 ・産業としての自然エネルギー
 ・自然エネルギー導入 自治体との関係
 ・太陽光発電装置を世界の辺境に
 ・地域とエネルギーの新たな関係
 ・日本は自然エネルギーを増やすべき
 ・分散型エネルギー社会への変革

4-2.3 ソフトエネルギー

 ・エネルギーの解決策
 ・節電、自然エネルギー、コージェネレーション

4-2.4 シェールは環境破壊

 ・シェールガスが石油価格に与える影響と課題
 ・シェールガス革命
 ・バークレー白熱教室
 ・恐怖のメタンハイドレート

4-3 地産地消

 ・地域でエネルギーを活用するために、エネルギーの地産地消と生活のローエネルギー化が必要です。家庭とか市民の連携を図る仕組みを作る。判断基準は地域コミュニティが行い、コジェネでの地域暖房とか、化石燃料も視野に入れる。

4-3.1 地域で選択

 ・エネルギー政策の地域分権
 ・今後は地域の小さな水力発電が有望
 ・再生エネルギーはソフトパスで

4-3.2 生活者に対応

 ・エネルギーの地産地消
 ・エネルギー地産地消の決め手
 ・環境社会のエッセイ
 ・地産地消とクルマの関係

4-3.3 分散は非効率

 ・グリーン家電普及促進
 ・スマートメーター導入によりエネルギー消費パターンを分析

4-3.4 地域として自律

 ・農協は地産地消をめざす
 ・エネルギー問題と生活
 ・食料が「なくても」増える、「あっても」増えない

4-4 自律分散

 ・太陽光エネルギーなどは市民の意識と損得勘定で展開が左右される。多種多様なものを効率的に展開するには、行政とか企業だけで使いこなすことは難しい。市民とか家庭の状況を把握するインフラが必要になる。同時に、市民側にも受け口として、市民コミュニティが必要になる。

4-4.1 地域の分化

 ・『スマートグリッド「プランB」』より
 ・スマート・グリッド
 ・スマートグリッド導入は急がない
 ・停電問題の解決策として誕生

4-4.2 コミュニティ

 ・スマートメーター導入のインパクト

4-4.3 行政と市民の融合

 ・ケータイとセンサーが決め手
 ・スマートセンサーの絵を描きましょう
 ・スマートタウンも調べる

4-4.4 シェア前提

 ・ハイブリッドの父
 ・電気自動車の優位性
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