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未唯空間の歴史編のつぶやき

民主主義は中途半端

 民主主義は中途半端な形態。共産主義とか全体主義に行ってしまう。それが意思の力で留まっている。意思の力をベースにしたから、共産主義は失敗した。存在の力に変えることで、最終形が完成する。

 民主主義のベースは共有意識です。皆が自由になること。その一つの表れがアラブの春。共和制に対して、ハイアラキーが難しいように、皆が一緒に自由になることは難しい。どうしても格差が出てくる。アンバランスになる。

 これは全体系のジレンマです。一つのことを目標にしてもダメです。それぞれに目標があって。それぞれがつながっていくこと。一番下が目標であること。それで皆がつながることで、格差をなくしてしまう。それが本当の意味の民主主義。

自由と平等のトレードオフ

 民主主義では、自由と平等というトレードオフであるものが共存してくる。ハイアラキーでやろうとしたので、共産主義も全体主義も先が見えなくなってしまった。

 自由というものを求めて、中央集権化したが、それは悲劇だった。今、必要なのは中間の存在。新しい自由、格差のない自由をどう作っていくのか。

 これは歴史哲学でも同じです。とりあえず、中央集権化していく、段階を追っていくというマルクス的な考えはあっているでしょう。その時にベースをいかに変えるかです。

国家の形態

 次は国家の形態ですね。その存続性です。日本の場合は、政治そのものが国に頼っている。昔から国があったような意識があるけど、できたのは明治からです。それまでは国家はなかった。中国も国ができたのは、1949年になってからです。

 国家の概念はヨーロッパです。あの小さな国がひしめき合った地域です。国家の成り立ちから、崩壊まで扱うとしたら、4.2.1の国家形態が先があるのは、おかしい。これは最後の方でしょう。

 国家というのは画一的な分配を役割にした。集めて配るというのはは非効率です。全体としての力を望むことで、独裁とつながる。その魅力にスターリンは勝てなかった。そして、崩壊を招いた。単に分解するだけでも崩壊する。それまで、積み上げてきた、民主主義という形の呪縛に逆らえなかった。

地域から変革

 結局地域から発信して、地域から変革することで、国家は元へ戻る。国民国家ができたと言うことでは、4.2.2の説明を先にした方がいい。これは歴史哲学にかなり関係します。

歴史哲学はフランス革命まで

 ヘーゲルはフランス革命で終わっています。国民国家ができるまでで、その後の歴史を見ていたら、歴史哲学は変わっていたでしょう。フランス革命が第三革命になり、崩壊していった。その後に残ったのは民衆。その民衆が集まってできたのが衆愚政治。戦争にやたら、近い国家であった。

 エネルギーは国家への愛国心。その一方的な思いであったので、相手に受け入れられないものであった。戦争でしか片付かないものであり、平和になることで崩壊した。

民主主義の阻害要因

 グローバル化は民主主義の阻害要因ではなく、国民国家の阻害要因です。

 何故なら、自由を求めると格差の問題が出てきます。1%が99%を支配する形になります。作るものが使うものよりも優先する。それがどこから起こってくるのか。小さな単位でないと言うこと、大きな単位にすること。それも単に座標系を拡げるような形で。

 多様化は次元の異なるものが存在しているのに、それを一つの平面で扱って、境界を作ることを意味して、これは不可能なことです。

 多様化とグローバル化の二点から国民国家を見ます。これは歴史認識です。歴史というものをどのように定義すればいいのか。

戦争と平和の意味

 戦争と平和という、相反するものと言うよりも、同居するもの。グローバル化するとこれは同居が強まります。

 国同士の対立でなくなっている。ドイツとフランスと言っても、それは国ではなく、7民族の対立とかになっている。方向との違いで対立します。それは共産主義の時に証明されました。歴史認識を別の側面からみていかないといけない。この部分はもっと増やさないといけない.だけど、拡散してはいけない。ただし、拡散してはいけない。歴史はいくらでも拡散できます。

歴史の動き

 4.4で歴史の動き。どっちの方に行くのか、行っているのか、行かしたいのか。ここも最後は行きたい方向にした方がいい。4.4.2の歴史の動きが先にきます。

 そこで見いだすのが、意思の力であり、先に姿である存在の力というシナリオです。歴史をどこから見ていくのか。あくまでも137億9千万年です。とりあえず、今の世界を作っているもの。

歴史の中の数学と循環

 数学はこの場合も有効な手段です。時空間として見えます。トポロジーとして、座標系として見えます。トポロジーで全体と近傍がつながっていきます。

 歴史の中に循環を見いだします.そのために、自分の中のベースとして、サファイア循環があります。大いなる意思からの啓示となる。循環というのは、部分と全体との循環であると同時に、考えることと行動することの循環としてみていくのが、サファイアの特徴です。これで歴史を見ていこうとするものです。

大きな課題と小さな課題

 当然、部分と全体の間に中間の存在があります。循環をみるためのセンターもあります。大きな課題と小さな課題がつながっていきます。大きな課題を解決すれば、小さな課題が解決するわけではない。小さな課題で大きな課題を解決するというのも別次元になります。

 大いなる意思から与えられるヒントとしての啓示。歴史としては、循環というカタチ、そこから出てきた分化と統合が今後の姿になっていく。

分化と統合の正当性

 この正当性を仕事とか数学とか歴史などを本などでバックアップしていく。併せて、具体的に地域をどうしていくのかのヒントを出します。その時にあるのは、地域インフラ、そして、統合するための理論。

 その背景にあるのか、ハイアラキーではなく、新しい考え方としての配置の考え方、そのベースとしての存在の力になっていく。これは未来予測です。

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