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最終出勤日

退職の前と後の区切りはない

 最終日です。起きたのは6時を過ぎていた。ちょっと、慌てたので、胸が痛いです。来週、専門医に診てもらいましょう。手袋も片一方が見当たらない。大体、そうです。オレンジのマフラーと帽子も2,3回使ったところでどこかに行ってしまった。

 生と死の間をなくしたために、全てがボーダーレスです。だから、今回も私の世界のことではない。

 まあ、パートナーは区切ることはしないでしょう。会社に行かなくなっても、今までと一緒ですね。昨日のメールでもそう感じました。私の状況は気にはしていない。それがパートナーの善さです。それで十分です。十分以上です。私の生き方に合っています。そして、パートナーの生き方にも合っています。

μスペースの思い出

 このタイミングで、研究開発部署でのμスペースを思い出しました。

 エクセルのマトリックスの性能データに緒元をつけたもので空間を作ることを考えました。技術者は、実験した結果をそこに放り込むだけです。システム側で緒元からグローバルな解析を可能にします。技術者がどういう思考をたどったのか、それぞれの差は何なのか。

 これは性能を決めるために、緒元を求めるためのプロセスを実験データの方から拾い上げて、それをカタチにしたものです。部分は全体よりも大きいことの端的な証拠です。

 大きなマトリックスの中のデータではなく、データ一つ一つに意味がある。それを比較する相手によって、それがなす意味が変わってくる。生まれたばかりの未唯の名前を付けて、μスペースとしました。

 解析の仕方としては、画期的です。なにしろ、データがデスクリートなんですから。それを作るために、富士市のSEとUNIXマシンとマックを使って、空間のプロトタイプを作りました。予算は1千万円です。

 その時の問題点は、技術者の思考がついてこれないことです。数学者でないから、二次元どまりです。せいぜい、三次元です。私は無限次元までの空間認識ができるのに。まだまだ、パソコンの中でデータを弄繰り回すようになりかけた時代だから、空間(スペース)のイメージがなかった。

 その意味では、日本のなかの富士山の裾野で考えていたものを、全宇宙に拡げる発想です。その時点ではついて来れるはずはない。大容量という意識もなかった。

ボーダーレスにおける時間

 ボーダーレスにすると、時間というのは、ふつうの平面と同様に空間配置されます。ある意味では、時間軸の特権がなくなります。過去と未来が一緒になります。

何もする気はなかったのに

 最終日だけど、ふつうの日のように退社するつもりだった。

 5分前になって、NAWを見たら、不安そうに私を見ていたので、寄った所、急に花束を出された。グループの方から、花束贈呈を託されていた。組織からではなく、NAWからならもらうと言ったところ、そういうことになりました。

 それならそうと、早めに言ってくれていれば、握手とかハグとかを考えたのに、惜しいことをしました。

 従業員証を渡すための戻った時に、肩の荷が下りたような顔をしていました。

パートナーに言いたいこと

 パートナーに言いたいのは、今の仕事は、ある意味ではどうでもいいことです。達成感は自分に求めないといけない。問題があった時にいかに解決するのか、そのために何を使うのか、どうやってやるのか。

 私は、34歳の時に、キャッチフレーズを作りました。「皆の思いを自分の思いに、自分の思いを皆の思いに、そして、思いをカタチに」。そのために、ツール、サーバー、ネットワーク、有識者は自由に使わせてもらいました。今のあなたの環境では面倒くさいものです。

 他人が持っているもの、他者が持っているもの、それらを使えるようにするためには、知恵が必要です。皆の思いを知恵でいかにカタチにしていくかの経験を積むことです。行動の世界で生きることです。

 時空間の上で無限次元空間を扱えば、表現できます。無限ループでありながら、クローズドな世界が出来上がる。ボーダーが要るわけはないです。

共同体の自由

 共同体は唯一、自然にできるものです。人間が集まれば、自然にできる。ただし、共同体の自由を確立するのは難しい。権力の侵害に晒される。独自には抵抗できない政府に対して、守るためには、全面的に発達し、国民の思想や習慣と一体化しないといけない。

 地域共同体の自由は、習俗に根付かさせることによって、簡単に破壊されない。共同体の制度なしに、自由の精神は持てない。

日本ローカル

 日本ローカルとは何か? 日本語という空間。日本自体をローカルで考える。

アイスランドの独立性

 アイスランドの人口は33万人なんだ。氷河が11%。火山が多い。

 国家は意識で作り上げられる。市レベルでも可能であることの実証。

 環境政策課の倉知さんがいた。

環境政策課

 副主事だと言ってました。水道局から環境の方で戻ってきたみたいです。

IIさんとは本繋がり

 IIさんとランチを行いました。本のお礼だとメッセージに書かれていた。チョコレートと一緒にもらったメッセージには以下のように書かれていた。

 「長い間、本当にお疲れさまでした。これから、もっと本を楽しむことができますね! 平松さんらしく、充実した毎日をお過ごしください。」「本の世界の楽しみ教えていただきありがとうございます。本当に感謝しています。」

 IIさんに、本の影響を与えていたとは、意外でした。それで今回のランチになったそうです。エレベータで会わなければ、思いもランチもなかったのだから。

パートナーとの別れ?

 パートナーの机の上に、朝一番で、シルバーのCOCOONのボールペンと赤いモレスキンの手帖を置いておきました。それに対して、席に来て、「これを置いたのは平松さん?」と言われた。それだけでした。

 「さよなら」するつもりはないのでしょうそうしておきましょう。心を読むことはしない。なにしろ、絶対的存在なのだから。。

OZからのメール

 OZからお疲れさまメールが来ました。

Iさんのさよならモール

 Iさんのさよならモールは色々なところで見せています。あれはやはり、すごいですよ。スタバのサービスの域を超えています。職場の女性だけでなく、元町のスタバ、駅前のスタバでも見せました。

 見せる度に、片付けるのは大変ですけど。
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豊田市図書館の27冊

915.6『アイスランド』絶景と幸福の国へ

766.1『ワーグナー ローエングリン』オペラ対訳ライブラリー

766.1『ワーグナー パルジファル』オペラ対訳ライブラリー

135.5『フランス現代思想史』構造主義からデリダ以後へ

332.53『誰がアメリカンドリームを奪ったのか? 上』資本主義が生んだ格差大国

332.53『誰がアメリカンドリームを奪ったのか? 下』貧困層へ転落する中間層

364.04『共生社会を生きる』

331.82『21世紀の資本主義を読み解く』

559.02『図説 世界を変えた50の武器』

383.8『図説 世界を変えた50の食物』

913.6『桑港特急』

913.6『図書館の魔女 烏の伝言』

227.4『史跡・都市を巡るトルコの歴史』歴史を歩く 古代から20世紀までの文明を探る

010.8『電子書籍と電子ジャーナル』わかる!図書館情報学シリーズ

230.5『失われた夜の歴史』

616.8『焼きいもが、好き!』

019.04『果てしのない本の話』

689『フラガール物語』常盤音楽舞踊学院50年史

601.1『「国土のグランドデザイン2050」が描くこの国の未来』

509.61『ITを活かすものづくり』ケースで解明

380.1『テクストとしての柳田国男』知の巨人の誕生

309.3『100語でわかるマルクス主義』

662.1『あんなに大きかったホッケがなぜこんなにちいさくなったのか』

493.74『なぜふつうに食べられないのか』拒食と過食の文化人類学

335.1『経営学大図鑑』

702.35『図説 ベルギー 美術と歴史の旅』

232.8『地図で読む世界の歴史 ローマ帝国』
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