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豊田市図書館の16冊

未唯へ

 まあ、一万円になったから、昨日の本の五千円とスタバのスリムポットに使ったことにしましょう。似たようなポットがあるから、見せると文句を言われるk土、見せなければいい。

視力低下

 視力が減っているので、家での入力する気になれません。すぐ、疲れます。家でその気になれないのは、目が疲れるという言い訳が効きます。

 目の前に持ってこないことには、考えたことが考えたことにならない。

公共事業とデフレ

 公共事業をすることでデフレは直るというのは間違いです。それはグローバルから考えているからです。ローカルから考えない限り、お金は使えません。

 言葉に惑わされるのではなく、全体の循環で考えることです。孤立したから、集まろうとします。その部分が無くならないと。根源的な所から、変えていかないといけない。つまり、人との心からです。もっと、因果関係を深めないといけない。

考えることは調べること

 夢の中で見ていたのは、調べることです。考えることは調べることです。調べるというか、思い付きだけではないです。

 弁証法ではないけど、仮説を立てて、そこまで到達して、それに対して、異なる事例が出て来て、それを考えて、それを包含するモノを考えていく。それだ、段々、真理に近づく。

 数学もそうですけど、抽象化していくことです。それは忍耐がいるに、生活そのものです。パスカルではないけど、単に考えました。死はこわいです。それでお終いではない。どこからどこまで考えるかです。考えることを考える。

年の一度の家族会

 老人ホームの家族会に出ました。去年はさぼりました。断るのが面倒なので出ました。無線の話をしようとしたが、そんな雰囲気ではないし、ポイントがずれているので、寝ていました、

 老人ホームの人はなぜ、あんなにテレビを見ているだけなのか。人生の果てかもしれないが脳は働いているでしょう。もっと色々なことはできるはずです。ネットで図書館から本を借りることもできますい。

 皆、財産を処分して、ここに来ているのでしょう。母親も誰も住まなくなった、家を売ってきました。それで持って待つだけです。それは本当に正しいことなのか。

 生まれてきた理由は自覚できているのか。そこに正義はあるのか。生きて来て、それが結論なのか。そんなことを考えなくするための設備なのでしょう。

豊田市の文房具屋

 豊田市に本格的な文房具屋のKDMが今日からオープンです。ペンもノートも多くの種類があります。名古屋駅の東急ハンズよりも多種は品揃えです。これだけの規模は豊田市民には合わないでしょう。潰れる前に買っておきます。

豊田市図書館の16冊

 やはり、ひどいですね。土曜日の10時半では新刊書に中に読む本がない。早く、帰って、本を片づけましょう。

 373.4『元気がでる就学援助の本』子どもの学びを支えるセーフティネット

 332.1『日本経済史 近世-現代』

 143『よくわかる臨床発達心理学』

 913.6『濡れた太陽』高校演劇の話

 302.48『ボツワナを知るための52章』

 019.9『本屋大賞2012』

 601.1『グローバル化の終わり、トーカルからのはじまり』新しく懐かしい未来へ! 「志金」を活かした日本再生シナリオ 新刊書の中から、私の概念に近いと思い、夜中にiPad2から予約。2週間で届きました

 331.72『ハイエクの大予言』名古屋地下の本屋で見つけ、立ち読み、次の日に、豊田市図書館に購入依頼して、3週間で届きました。

 212.6『会津藩流罪』故郷を追われた難民からの再出発 復旧、復興に六十年

 336.83『危ない会社は一発でわかる』キャッシュ・フロー計算書読解法

 292.21『胡同の記憶』北京夢華録

 491.65『がんのすべてがわかる本』

 480.4『わたしの山小屋日記』動物たちとの森の暮らし

 232リ『ローマ建国以来の歴史9』第二次マケドニア戦争、東方諸戦役(1)

 C34.2『「物流」で働く』

 318.7『創造都市への挑戦』産業と文化の息づく街は
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分権化と住民参加

『創造都市への挑戦』より ボローニャの創造的行財政システム

職人企業や協同組合を軸にした産業政策を文化政策・福祉政策と結びつけて展開するという創造性は分権化による住民自治の進展と無関係ではない。一九六四年に全国に先がけてボローニヤで実験的に導入された「地区住民評議会」は(後に、一九七六年の「分権・参加法」によって人口四万人以上の市役所に設置が義務づけられる)市内九地区(最初は一八地区)に設置され、福祉、幼児教育、文化、スポーツなど地域住民のあらゆる要望にこたえる権限を持ち、図書館、保育園、老人の憩いの家、地域劇場等を運営し、住民参加により分権社会の基礎となっているのである。

新地方自治法が一九九〇年に成立したことにより、九〇年代に入ると財政面でも分権化が進行し、自治体の自主財源として不動産税が導入され、八〇年代半ばまで七〇%以上を中央政府からの依存財源に依存してきたものが、自主財源比率が六五%を越え、また、九七年より付加価値税(IRAP)が州に委譲されることになり、州政府の自主財源比率も三〇%を越えるまでに上昇している。七〇年代以降財源的には中央政府への依存が強まったイタリアの地方財政は現在に至るさまざまな「改革の失敗」を乗り越えてようやく制度的に安定してきたようである。

また、新地方自治法に基づき全国ので一都市を「大都市圏(メトロポリタン)」に組み替える大都市圏計画が進められている。大都市圏計画とはローマーナポリーミラノなど大都市圏を対象にした広域的都市行政の制度を導入することで、国の法律では州に計画作成権限があるが、このエミリア・ロマーニャ州では県にそれをゆだねている。県は州と市の中間にあり、現在は制度的にも中途半端であると言われている。一九四二年の段階で市が八一五〇あり、一九七〇年に州が二〇新設され、一九九五年に県が大都市圏計画の中で新たな役割を演ずるようになった。九県六〇市がその対象で、エミリア・ロマーニャ、マルケ、ウンブリアなどの州でとりくみが進んでいる。

現在検討中のボローニャ大都市圏は計画対象面積三七〇〇平方キロメートル、人口九五万人である。計画では住民投票を実施して、国の出先機関としての性格の強い「県」を廃止して、自治能力の高いボローニャ市が県レベルの権限を持ち、大都市圏として広域行政を担当することになる。その際、ボローニャでは、「地区評議会」を新たに行政区単位の市に格上げして、広域行政と同時に狭域自治とを進めようとしている点に特徴がある。

このように狭域的な生活圏を基礎に、住民参加によって地域計画が民主主義的に作られていく中で、住民の「生活の質」と文化・福祉権を重視した都市政策が構想されて、住民が自律的に経済活動をコントロールすることをボローニャの経験はわれわれに教えているように思われるのである。

創造都市の現代的条件をまとめておくと、次のようになろう。

第一に、芸術家や科学者が自由な創造活動を展開するのみならず、労働者や職人が自己の能力を発揮して柔軟な生産を展開することによって、グローバル・リストラの荒波に抵抗しうる自己革新能力に富んだ都市経済システムを備えた都市である。

第二に、都市の科学と芸術の創造性を支える大学・専門学校・研究機関や劇場・図書館などの文化施設が整備され、また、中小企業・職人企業の権利を擁護し、新規創業を容易にし、創造的仕事を支援する各種協同組合や協会など非営利部門が充実して、「創造の場」に富んだ都市である。

第三に、産業発展が都市住民の「生活の質」を改善し、充実した社会サービスを提供することによって、環境、福祉医療、芸術などの領域での新しい産業の創造と発展に刺激を与えるような産業活力と生活文化、すなわち生産と消費のバランスのとれた発展をしている都市である。

第四に、生産と消費が展開される空間を規定する計画権限を持ち、都市環境が保全され、都市住民の創造力と感性を高める都市景観の美しさを備えた都市である。

第五に、都市住民の多様で創造的な活動を保障する、行政に対する住民参加のシステム、つまり、狭域自治と、地域の広域的環境管理を担当する広域行政のシステムを備えた都市である。

第六に、創造的自治体行政を支える財政自主権と政策形成能力の高い自治体職員を擁する都市である。

I世紀に向かう「新たな分権的福祉社会システム」は以上のような「創造都市」における分権化と連携・協同の社会的実験を通じて、実現されていくのではないだろうか。
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人間はなぜがんになるのか?

『がんのすべてがわかる本』より

多細胞生物の多くはがんになることが知られています。人間だけでなく、イヌやネコなどの動物も、それに植物もがんになるのです。恐竜のように古代に生きていた生物も、がんになった証拠が見つかっています。

生物ががんになるのは、その体をつくっている細胞が「分裂」して「増殖」することと深く関係しています。

私たち人間の体は、はじめはたったI個の受精卵であり、この細胞が分裂と増殖をくり返した結果としてつくり出されたものです。しかしこうして体をつくっている細胞は、どれも同じ性質をもっているわけではありません。分裂して増えた多数の細胞は、しだいにさまざまな臓器や組織に専用の細胞へと姿を変えていきます。これを「分化」といいます。

臓器や組織が完成すると、細胞はそこで分裂を停止します。あとは「再生せよ」という指令が出されないかぎり、それらの細胞はそれ以上、分裂・増殖しようとはしません。

ところが、何らかの理由で細胞の中にある遺伝子の一部が傷つくと、その細胞がふたたび増殖を開始することがあります。このとき細胞は急激かつ無秩序に分裂し、周囲の組織に侵入していきます。ときには、遠くの器官や臓器にまで移動して、そこでも増殖するようになります(転移)。これが悪性の腫瘍細胞、つまりがん細胞です。

細胞の分裂は、その内部にある遺伝子のはたらきによって止まったり進んだりします。細胞の分裂に関係する遺伝子には、分裂を促す遺伝子と、分裂を抑える遺伝子がそれぞれたくさんあり、その両者がアクセルとブレーキの役目を果たしながら、分裂をコントロールしているのです。壊したりするものは、それが何であれ、最終的に細胞をがん化させる原因となり得ます。

たとえば、一般に「発がん物質」と呼ばれる化学物質は、DNAを傷つけて細胞をがん化の方向へ推し進めます。

また、細胞内でエネルギーを生産するミトコンドリアと呼ばれる小さな器官は、エネルギーを生み出す過程で、活性酸素と呼ばれる物質を放出しますが、これもDNAを破壊する作用をもちます。

放射線も、体の奥深くまで通り抜けてDNAを切断することがある。通常は、これらの遺伝子に異常が起こらないかぎり、正常な細胞ががん細胞に変わる(=悪性化する、またはがん化する)ことはありません。

しかし、それらの遺伝子のいくつかが傷つき、本来の役目を果たせなくなると、細胞はアクセルを踏み込んだままの状態となって分裂し続け、その数を際限なく増やしていきます。そして、がん細胞の集団(悪性腫瘍=がん)となり、周囲の正常な組織をも破壊するようになります。

では、これらの遺伝子の変異は、どんなときに起こるのでしょうか?

遺伝子の役割をもつ物質は「DNA」と呼ばれる巨大な分子です。そして、この分子を傷つけたり破ります。さらに、皮膚が紫外線(太陽光に含まれている)を吸収すると、皮膚細胞のDNAが激しく傷つきます。

人間に感染するある種のウイルス(RNAウイルス)も、その遺伝子をDNAの間に入り込ませて、しばしば細胞をがん化させます。

さらには、細胞が分裂するとき、遺伝子の暗号がわずかに間違えてコピーされることもあります。

こうして私たちの体の細胞内の遺伝子は、さまざまな原因によってふだんから傷つけられているといえます。しかしがんになるまでに長い年月がかかるのは、私たちの体は、傷ついたDNAを治したり、修復が不可能なまでにDNAが傷ついてしまったときに、細胞が自ら死ぬしくみをもっているからです。

こうしたしくみをまんまと逃れた細胞のみが、悪質ながん細胞へと変化するのです。
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