goo

エコの「小さな節約」が人類を滅亡させるかも

未唯へ。薬代というの、高額ですね。内科病院で、血液検査と糖尿と排尿の薬をもらってきた。2週間分で5千円を超えたいます。奥さんからは月に一回にして、診察代の1千円を省くように言われています。医者に切り出せなかった。

エコットのメーリングリストに、「エコのためならなくなってもいい」と思うことランキングで、「書店の無料のブックカバー」がありました。これには、心が猛反発していました。

エコという理由で、本のカバーなくす発想は理解できない。本自体が紙でできていて、カバーよりも多くのエネルギーを使っている。カバーをエコでなくす発想は、本自体をなくす発想につながります。

生活でのエコも一緒です。人の構想に関する、小さな節約とすると、これだけ、CO2が減る、ということは、その人がいなくなれば、大きな節約になるということです、人が減れば、人類に貢献できるという論理になります。

5年前の、エコットの市民会議で、私は「環境問題は人口問題だ」と述べてきた。2050年に、日本の人口が7千万人になれば、環境問題は30%解決できる。それが答なのですかを説いていたけど、小さな節約しか、皆は興味がなかった。

そこで、考え抜いたのは、人が多くいれば、いるほど環境がよくなるにはどうしたらいいかです。結果、サファイア循環が生まれました。

いろいろなバリエーションがあるけど、分かりやすいもので説明します。「作る」→「売る」→「使う」→「聞く」の一方的な流れを「使う」→「聞く」→「作る」→「売る」→「使う」→・・・のような流れを意識して、そこに人が配置されるようにすることです。

その時に役立つのは、村上龍の「13歳のハローワーク」にように、適性に合った配置をすることです。「使う」人~市民社会への参画、「聞く」人~政治家とかメディア、「作る」~製造業とか農業、「売る」人~コンビニ、営業スタッフです。

メーカーの論理も変わってきます。有効に「使う」ことと意見を「聞く」ことから始めるようになります。政治も同様です。新しい循環に入ります。それがサファイア循環です。その考えで、各自がどこを担うかを自ら決めて、動き出せば、メーカーも社会も変わります。

そう考えると、NPOの役割は、大きな節約の仕組みを変えさせることです。そのために、ボランティアとともに居てほしい。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )